あの日も今日のようによく雨の降る一日だった。
東京新橋、深夜の居酒屋。
「地下」プラチナのP.Z.R.と僕は熱く語り合っていた。
語り合う・・・というよりは、むしろ言葉と言葉の激しいぶつかり合いだった。
P.Z.R.は、ネットマーケターとして、「億り人」の領域に這い上がってきた「修羅」。
ところが、
P.Z.R.:「女性に費やす時間なんて、無駄以外ナニモノでもありません!これまでも独りでずっとやって来ましたし、これからも独りでずっとやっていきます!」
・・・と険しい表情で、僕に対して強く言い放つ。
それに対して、
孔明:「もしもP.Z.R.さんが過去、女性の力を得ることができてたら。その本当の意味を理解できてたら。稼げるようになるまでに8年などという歳月を費やす必要はなかったのですよ!なぜなら・・・」
と僕はついつい「本当のこと」を口走ってしまった。
P.Z.R.がそれまで費やして来た膨大な量の時間・労力・お金。
それらを否定してしまうことにもつながる僕の発言。
財門VS財門、論理的で合理的な語り合い。
さらにエスカレートすることは必然だった。
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P.Z.R.の主張=彼女なんかいらない!自分は趣味でもゴルフでも、1万時間努力し続けないと結果が出ない。ビジネスは「億り人」になるまでに8年かかった。
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僕の主張=彼女つくりなさい!P.Z.R.の幼い頃からの別分野での経験と実力があれば、お金の世界で8年ではなく数ヶ月~1年位で稼げるようになっていたはず。
・・・ということで、深夜1時、2時、3時。。語り合いは続く。
一階の窓側の席に座って、生ビールをチビチビしながら語り合っていた僕たち。
窓の外はずっと大雨で、ザーザー激しい音を立てて降り続いていた。
それはまるで、僕たちのぶつかり合いの効果音のようだった。
P.Z.R.は今回のお話をどう捉えたのか?その時点の僕には分からなかった。
迎えた韓国のファーザー謁見。
引き続きP.Z.R.に変化は見られなかった。
ハワイのファーザー謁見。
「おや?」
P.Z.R.の表情が以前とは少し変わっていた。
これはファーザーも感じられたようで、P.Z.R.を見たファーザーは、P.Z.R.を言葉でおいじりなされた。
さらに迎えた、ファーザーのマレーシアジョホールバル謁見。
ファーザーが、「P.Z.R.」に対して、さらにディープに時間をかけて言葉でおいじりなされた。
ゴルフ合宿に参加したP.Z.R.明らかに以前とは何かが違っていた。
こうして迎えたシンガポール謁見前の、ジョホールバルゴルフ合宿。
「地下」の修羅たちと共に、朝から「ダイマンゴルフ場」でスタンバイしていたのだが。ジョホールバルには珍しく朝から大雨だった。
14時頃から大雨が降ることはよくあるが、朝から雨が降り注ぐ日はほとんど無い。
けれども、クラブハウスの屋根を激しく打ちつける雨音には、あの日の新橋・居酒屋のような無情な激しさは無く。楽しそうに踊っているように聞こえる。
なぜなら・・・
P.Z.R.:「彼女連れて来ました!孔明さんこの後アテンドお願いします(^o^)孔明さんのように、コンドミニアム購入して、MM2Hリタイアメントビザをとって、ジョホールバルに移住しようと思います\(^o^)/」
P.Z.R.の口から、信じられない言葉が飛び出したのだから。
結局その日は、まずはポンデロッサゴルフ場に行って、ゴルフ打ちっぱなし100球ずつ(約300円)。
その後、ダイマンゴルフコースに戻り、9ホールだけ回る(約1,200円)。
ゴルフ終了後、僕の運転する車で日本人経営の焼き肉レストラン「KEMURI」へ。
後部座席にはなんと、あのP.Z.R.が彼女さんと一緒に乗っている。
僕がいるのを忘れてるかの如く、2人でラブラブモードでこの先の人生設計を。
「KEMURI」に到着して車から降りた瞬間奇跡が起こった。
なんと目の前には、アポなしのファーザーご夫妻が「KEMURI」から出て来られた。
P.Z.R.なんという引きの強さだろうか?あきらかに時空がP.Z.R.を祝福しているのを感じる。
P.Z.R.:「ファーザー、こちら僕の彼女です。お付き合いしてまだ2ヶ月ですが、今度一緒にジョホールバルに移住します!」
ファーザー:「おおお!」
ファーザーも奥様も、満面の笑みで、P.Z.R.カップルに祝福の言葉を述べられた。
その後、修羅たち+P.Z.R.の彼女さんと一緒に「KEMURI」で500円前後のランチ定食を食べながら、みんなで根掘り葉掘り、質問タイム。
P.Z.R.:「彼女なんて僕には必要無い!時間の無駄!仕事だけしてたほうがいい!」
・・・と、かつて、固い険しい表情で熱く語っていたP.Z.R.の隣には、ジョホールバルについて来られた彼女さんが座っていて。P.Z.R.が、フニャフニャの柔らかい笑顔で、ラブラブトークしているのだから!
P.Z.R.が「酸性」から「弱アルカリ性」になった
修羅として上を目指す際、戦略術やテクニックを駆使して「理知」に走ったり。高い志、覇気、理想を大きく持って活動を続けると。心身はドンドンと「酸性化=陽化」して行ってしまう。
結果、自分以外の他人に横柄になったり、散財、暴飲、暴食、暴走したり、2本しかない足を、何十の手で引きずり落とされたり。
「飛んでイスタンブール」。
そんな中で大切なのは、自分で自分に反省を促したり、女性に戒めてもらい反省を促したり。感情、愛情を豊かに育むことで、「アルカリ性=陰化」させること。
これぞ「修羅の美学」のひとつ「酸性とアルカリ性」。
「修羅には弱アルカリ性が丁度いい!」
P.Z.R.が、彼女さんのお陰で「酸性」だらけの修羅から、「弱アルカリ性」の修羅と進化成長を遂げた今。
P.Z.R.は、今までの何倍もパワーアップを遂げた状態で、「修羅の領域」をさらに突き進み続けることになるはずだ。
追伸
修羅の美学
「弱アルカリ性」の詳細は、「LINE@5ポケッツ」生き残り続ける「百の言霊」
https://kitasociety.com/lp/5pockets_line2/
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私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…