孔明:「一体何がどうなったのか?僕は勝ち抜けてしまったのだろうか?」
2008年9月15日「リーマンショック」。。
額面合計1,000万円程あった株が、100万円近くまで大暴落。。。しかし結果として僕は、その後すぐに「勝ち抜く」ことができた。。香港大富豪ミスターDのアドバイスのお陰で・・・。
「株の神様」は僕を見捨てなかったようだ
僕がHSBC香港上海銀行の投資口座の中で所有していた・・・香港H株。。
・203:DENWAY MOTORS LTD +94%
・245:CHINA SEVENSTAR +232%
・525:GUANGSHEN RAILWAY – H SHS +17%
・576:ZHEJIANG EXPRESS’H’ +20%
・855:CHINA WATER +209%
・857:PETROCHINA CO LTD’H’SHS +166%
・902:HUANENG POWER INTL-H SHS(HKD -37%
・939:CCB – H SHS +104%
・981:SMIC +94%
・2628:CHINA LIFE – H SHS -3%
・3988:BANK OF CHINA – H SHS -3%
・8035:BINHAI INV +30%
・8047:PALMPAY CHINA -48%
・8249:YIDONG ELEC – H SHS +138%
・・・素晴らしいパフォーマンスの株が、「リーマンショック」をキッカケに、みるみる内に下がっていき、とうとう10分の1になってしまったのだ。
しかし、「株の神様」のようなものがいるのだとしたら、神は僕を見捨てなかったようだ。
丁度、株価が最大地点の10分の1になろうとしていた日。僕は、中国広州東駅から、「香港九龍ー中国広州直通電車」に乗り込み香港九龍に向かっていた。
イミグレ(入国管理局)を超え、MTR(香港の地下鉄)に乗り換え、香港大富豪ミスターDのオフィスへ。ミスターDとの、定期商談である。
ミスターDが経営しているのは、香港の代理店だが。2006年、僕が中国本土に転勤になるタイミングで、ミスターDは中国の同業種の代理店を100%買収。香港という小さなフィールドから舞台を移して。共に中国大陸を攻略する体制を整えて頂いた。
つまり、僕が香港から中国本土に転勤になった後も、引き続きミスターDとの直接商談は月に2回のペースで継続されていたのだ。
ミスターDとの商談を行うために、中国広州から香港に、陸路で移動したのである。
「サラリーマン戦士」とは、強烈な風水の中にいるのだろうか?
1,000万円が日々、目減りしようとしている中であっても、プライベートはプライベート、本業は本業として、通常の通り何事もなかったかのように、商談に臨むことができた。
しかし、商談が終わった後のランチタイム。。。「リーマンショック」で株が暴落しているのを思い出し、暗い顔になってしまった。鋭いミスターDは、そんな僕の表情を見逃さなかった。
ミスターD:「孔明、一体どうしたんだ? 浮かない顔をして(英語)。」
ミスターDが僕に聞いて来た。「リーマンショック」で、僕が所有している香港H株が、全銘柄大暴落してしまったことを説明した。
すると・・・ミスターDは、紙とペンを取り出し、説明をはじめた。
ミスターD:
「いいか、先日までの株価はココ。そして今の株価はココ。ここから上に戻る確率と、ここから更に下に行く確率どちらが高いと思う? もしも現金があるのなら、今まで入れた分そのまま株を買いなさい(英語)。」
・・・という回答が返って来た。
孔明:「ええええ? 株が0になったらどうするんですか?」
マイナスだらけの、投資用口座に・・・さらに現金を投入して、今まで購入した金額分を買うなど、とんでもないことだと思った。そんなリスキーなことは無いと。
しかしその後も、ミスターDは、紙に山線グラフなどを書いて、株の買い方と売り方の原理原則のようなものを説明してくれた。
いままで僕が行って来たのは、とにかく未来に成長しそうな株を見つけ、投資をしたら放ったらかしにしておく。。。
資産として所有し続ける。。。という方法であったが、ミスターDが教えてくれた方法はそれとは大きく異なった。
分かったような分かっていないような消化不良気味な状態のままであったが。取り急ぎ、目の前の状況を打破する必要がある。
負けを認めるやつは、ずっと負け続けるやつ。今までの4年間の積み重ね・・・ここで負けて終わるわけには行かない。
幸いなことに、2004年〜2006年頃、副業ビジネスで儲けた現金が残っていたこともあり。
・203:DENWAY MOTORS LTD +94%
・245:CHINA SEVENSTAR +232%
・525:GUANGSHEN RAILWAY – H SHS +17%
・576:ZHEJIANG EXPRESS’H’ +20%
・855:CHINA WATER +209%
・857:PETROCHINA CO LTD’H’SHS +166%
・902:HUANENG POWER INTL-H SHS(HKD -37%
・939:CCB – H SHS +104%
・981:SMIC +94%
・2628:CHINA LIFE – H SHS -3%
・3988:BANK OF CHINA – H SHS -3%
・8035:BINHAI INV +30%
・8047:PALMPAY CHINA -48%
・8249:YIDONG ELEC – H SHS +138%
・・・この状態と同じ金額を、「8047:PALMPAY CHINA -48%」とか、一部の化けたら良いな・・・どうでもいい系の株を除いて、何も考えることなくそのまま購入した。
最大値の10%近くになっている株を・・・何も考えずに購入して行く。。これは非常に怖いことだ。
しかし、勇気を振り絞って購入したのだ。記録をつけることを暴落してしまった時に放棄してしまったので、金額の詳細は忘れてしまったが・・・。
なぜか全銘柄プラスに転じていたので慌てて売却
しばらくして・・・再びHSBC香港上海銀行の投資口座画面を開いてみると。。。驚くべきことが起こった。
な、なんと、マイナスだらけだった全銘柄が・・・プラスに転じてしまっているのだ。大きくプラスになっているものもある。
10分の1・・・とてつもない恐怖を味わった後の状態。僕は何も考えることなく、慌てて全銘柄を、「成行価格」で売却した。
PALMPAY CHINA・・など、そのまま買い足すこと無く、マイナスになっていた株も合わせて全部売却した。トータルではプラスになっているのだから。。
結果的に・・・。わかりやすくザックリお話すると・・・。
↓
最高株価時:1,000万円位
↓
リーマンショック時:100万円位
↓
追加投資:+1,000万円
↓
しばらくした合計株価:2,000万円位
2,000万円-1,000万円-500万円=500万円
500万円位の利益を残して、香港H株の全てを「手仕舞い」した。そして以降、HSBC香港上海銀行の投資口座にタッチすることは無かった。。。
孔明:「株・・・怖すぎる。。。ガクガクブルブル。。。」
勝ち抜けたとは言え、「全銘柄10分の1」リーマンショックの時の体験があまりにも怖すぎて。。。再び株式市場に向かうだけの勇気を、完全に喪失してしまったのだ。
そして僕は・・・より固い投資ということで、「海外不動産投資」を開始するのである。
つづく・・・
追伸1
秘剣北野流居合抜き剣客に転職した真田孔明1ヶ月間の実録
「秘剣北野流居合抜き」の体得を目指す見習い剣客真田孔明の修行日記「修行3ヶ月目・2015年8月度版」
「戦場(株式相場)」で怯えながらも、震える手で「抜刀」と「納刀」を繰り返し、1ヶ月間で222万3,438円を稼いだ見習い剣客真田孔明の修行日記。
2015年11月、郵政三社上場という、兆円単位のアクティビティを控える日本。
配布させていただく、剣客としての日々の立ち回りをまとめたPDFファイルが役に立つ時が来るはずだ。
「1ヶ月間の実録!秘剣北野流居合抜き(PDF132ページ)」
http://kita.sanadakoumei.com/doc/Report201508.pdf
追伸2
「重要なお約束」
「投資は自己責任」この言葉を理解できない場合は、投資をやらないことを強く推奨する。絶対に僕が書いた記事の真似をして、楽天証券やSBI証券の口座を開設したり、投資信託に投資したり、株の投資をしたり、しないことを強く推奨する。
あくまでも僕は僕の自己リスクと資金管理の元、「勝っても負けてもゲーム」。人生の中における、「プラスアルファの贅沢」として、楽天証券の口座を通して、投資信託と株の売買を、個人的に楽しんでいるだけであり。
その様子を、ブロガーとして、発信しているだけであり。楽天証券の投資信託や株を、僕の記事を読む読者の方々にオススメしたところで、楽天証券からコミッションやアフィリエイト報酬が、一円も発生するわけではない。
株や投資信託を、「絶対にやりましょう!」と、推奨しているわけではない。
むしろ、株や投資信託で勝ち続けることは、非常に難しい。
知識が浅いまま、株や投資信託に臨むと、「株価や基準価格が、上がったら持ち続けたり、買いまししたり、下がったら怖くなり、損切り手仕舞いをしてしまう。・・・確実に負ける動きをしてしまうから。
僕の場合は、45年間株式投資の世界で、ただの一度も飛ばしたことがない、北野会長を師と仰ぎ、45年間で培って来られた訓えや叡智を、毎月の北野会長との謁見宴(ディナー)を通して、直接質問しながら一つ一つ確認しながら、致命傷にならない範囲の小さな失敗を繰り返しながらも、鍛錬を繰り返して、ようやく形になって来た段階。
空手や柔道で言えば、2015年6月からの毎日の鍛錬の積み重ねによって、「初段」合格試験を突破して、ようやく「黒帯」を巻き始めたばかりの段階。
その僕の株や投資信託の取引を、「そんなことは私にもできる!」と知ったような気になって、すぐに飛びつくような形で、楽天証券やSBI証券などの口座を開設。
見よう見まねをして、投資信託や株の投資に臨むと、非常に危険である。
何も日頃の鍛錬をしていないのに、いきなり空手や柔道を、黒帯の方々と真剣勝負の試合で対戦する位危険である。空手や柔道では確実に捻挫・打撲・骨折などの大怪我を負うことになるが、投資の世界では苦労してビジネスで貯蓄したお金が瞬時に「飛んでイスタンブール」になる。
「僕の記事がキッカケで、株や投資信託をはじめて、飛んでイスタンブール」になりました!」
・・・と、後から言われても、当然ながら僕は、責任を取るたぐいも、補填のたぐいも、一切することはできない。
恐らく「飛んでイスタンブール」になってしまったその場合は、資金管理面含めて、僕がやっているやり方とは、違うやり方を「自己流」でやっているはずだから。
この点を留意して、僕のレビュー記事を読んで頂きたい。上記の約束を守れない場合は、僕の記事を読むのをただちに遠慮頂きたい。
あなたの、身の安全を願いながら、僕のレビュー記事を読んで頂く際の「お約束」として改めて明記させて頂く。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…