- ウォール街の靴磨きの少年が株を熱く語ると大暴落
- 月給3万円のローカルスタッフが株を熱く語ると大暴落
- 真面目な両親がNNT株を資産として買うと大暴落
昨晩日本に到着。。。虚弱体質の僕は移動で疲れて倒れこむように爆睡。今日は孔明家、孔明母、孔明弟含め、家族総出で入院中の孔明父のお見舞いに。。そんな中、今日は「ちなみに・・・」の脱線話。
かつて・・・ウォール街にジョセフ・P・ケネディという伝説の株式相場師がいた。
第35代アメリカ合衆国大統領ジョン・F・ケネディの実の父親である。なぜジョセフ・P・ケネディが伝説の相場師になれたのか?
1929年にウォール街にて、株価の壊滅的な大暴落が起こった。アメリカ合衆国と世界に広がる前例の無い、長期にわたる経済不況へと発展。株価大暴落はその後、1ヶ月間続いたのだが・・・。
ジョセフ・P・ケネディは、1929年「株価大暴落」の発生前に、全ての株のポジションを、手仕舞うことができた。そして、大儲けにつなげることができたのだ。
なぜジョセフ・P・ケネディは、「株価大暴落」の発生前に、全ての株のポジションを、予め手仕舞うことができたのか?
ジョセフ・P・ケネディがウォール街の路上で靴磨きの少年に靴を磨いてもらっていた時。
靴磨きの少年:「オジサン、今◯◯という株を買うと上がると思うよ。なんでかと言うと・・・。」
ジョセフ・P・ケネディに対して、株のうんちく話を論じ始めた。しかし、
ジョセフ・P・ケネディ:「靴磨きの少年までもが、株式相場の話をしている。これは普通ではない・・・。」
買いを入れ続けていた株を全て売却したと言う。その後に株価大暴落が起こったが、ジョセフ・P・ケネディは、全くの無傷で大暴落を乗り越えたどころか、底に落ちたところで買いを入れて億万長者になったという。。
・・・もしも「リーマンショック」の時。このエピソードからの学びを、予め理解していれば・・・と想像すると、非常に悔やまれる。
なぜなら僕は、「リーマンショック」の直前に、全く同じようなことを、中国広州にて経験していたからだ。
月収3万円のローカルスタッフが株を熱弁する
「リーマンショック」の直前・・・玩具メーカーの駐在として勤務していた、中国広州支社のローカルスタッフたちとランチを食べていた時のこと。
ランチタイムになると、ローカルスタッフたちが、株について熱弁をしていた。しかも・・・
「孔明さん、◯◯社の株がこれから熱いと思うよ。業績は良いからドンドン伸びると思う。」
月収約3万円のローカルスタッフまでもが、僕に対して、株について論じたり、アドバイスしたりしてくれていた。なんでも、株をはじめたことで、軒並みプラスになっていると言う。
予想は当たりまくり、買えば上がるような状態で、毎月の給料日の後に、すぐに株を購入し続けていると。
当時の僕は、インターネット上での、「真田孔明」としての活動を、完全にお休みしていた時でもあり。なぜか、
金(カネ)に対する興味が薄れてしまっていた時期でもあり。ローカルスタッフの株の話を聴いても、「すごいねー!でも僕も香港H株を 資産としてずっと持ってるよ!」と言う反応。
特に新たな中国株の物色をしたり、買い増しをしたり、などのアクションを起こすことは無かったが。「ウォール街の靴磨きの少年」のエピソードのジョン・F・ケネディよろしく。
アクションを起こすとすれば、月給3万円の広州ローカルスタッフたちの話を、「暴落前の兆」と受け取り。HSBC香港上海銀行の投資口座に所有していた、全てのH株を、全て売却・・・手仕舞いするべきだった。
「ウォール街の靴磨きの少年」が株を熱く語ると、直後に「株価大暴落」が起こるジョセフ・P・ケネディのエピソード。
広州支社の月給3万円のローカルスタッフが株を熱く語ると、直後に「リーマンショック」が起こった僕、真田孔明が体験したエピソード。
思い起こせば、僕が10歳の頃・・・同じようなことを、我が家でも経験していた。。
真面目な両親がNNT株を資産として買うと暴落する
上場企業のサラリーマン一筋の父。地方公務員教員職一筋の母。
僕たちの言う投資ということには一切手を出すこと無く、清く、正しく、美しく・・・堅実に生きていた。
しかしそんな両親も、人生の中でたったの一度だけ、投資と呼ばれるものに手を出したことがある。それが、野村證券の営業マンを通して購入した、NTT株への投資だった。
NTT株は、1986年2月に上場。株価は2ヶ月で、売り出し価格の3倍に当たる、318万円もの高値をつけた。
国が売り出す株NTT。。国民に対して、絶対に損をさせるわけがない。国発の株・・・第二弾、第三弾を成功させるために、NTT株価はずっと上がり続けるはずだ・・・。
そんな話を、売り出しの時に、当時の證券会社の営業マンたちはしていた。
後からデータを調べて見ると、売り出し時のNTT株への申込総数は、1,085万5,224件・・・売り出した株数に対して、6.4倍の倍率だったという。
1987円2月9日・・・NTT株は新規上場。
買い希望57万株分に対して、売り希望はたったの1万株分。値段がつかなかった。
前場約130万円の買い気配、後場約140万円の買い気配。発売開始初日・・・とうとう値段がつかない。。。
翌日の10日・・・買いで値段がつかず、取引終了間際に、ようやく約160万円で初値がついた。その後株価はさらに上昇し続け、1987年4月のはじめには、300万円を超えていた。。。
しかし、1987年10月19日、ブラックマンデーがニューヨークで発生。ニューヨーク株が大暴落。
これを受けた、日本の株式市場も大暴落。NTT株は、売り気配で終了。
1987年11月9日の第二次NTT株放出の売り出し価格は、255万円に決定した。
しかしこの背景には、当時の四大証券会社(大和・山一・日興・野村)が価格を維持するために買い支えをしていた詐欺があった。
そして、個人投資家に騙して、転売し続けていたのである。
2回のNTT株販売にて、国は約7兆3,471億円の収入を獲得。四大証券会社は合計781億円のNTT株販売手数料を獲得したとのこと。
僕の両親は、丁度そのタイミングで、当時流行っていた単語「財テク」目的で、野村證券の営業マンに進められてNTT株を購入した。
しかし、NTT株はその直後から暴落して行くことになる。
四大証券会社が創りだした嘘の価格のボロはすでに出て。。
僕の両親のような、投資の「と」の字もやったことない、何もしらない個人投資家に掴ませまくった後。。四大証券会社が買い支えをしないNTT株は下落をはじめた。
その後、1986年頃から急上昇をはじめた日本株はバブルの全盛期。。
1989年の日経平均株価は年初の2万1千円から年末には3万円を超えた。
1989年12月末に日経平均株価は3万8,914円の最高値を記録。
1985年の9月対比だと、約3倍となったものの、NTT株だけは先に暴落して行った。
そして、1990年1月・・・日経平均株価は暴落に展示はじめ、、、バブル崩壊。。。
1992年NTT株は、45万3,000円の最安値をつけた。
当時両親が200万円位で購入したNTT株は、最終的に50万円位で慌てて売却したと記憶。
以降両親は今日に至るまで、株式投資、不動産投資、為替投資、事業投資、投資という名前のつくものに、ただの一度も手を出したことがない。
暴落が起こる前には必ず、必ず普段なら株をやらない層の人たちが熱く語り出す。。。「ウォール街の靴磨きの少年」が株を熱く語ると大暴落。月給3万円のローカルスタッフが株を熱く語ると大暴落。真面目な両親がNNT株を資産として買うと大暴落。
この3つのエピソードは、時代が変われど同じことが繰り返されている証明。改めて並べて見ると、非常に興味深い。
しかし、もしも予め暴落をも大きく勝ち抜くことができる、「必殺技」を身につけておけば。。。彼らが「株」を語りだした時に、「必殺技」を身につけた者たちだけが、大きな勝ちをつかめるようになるとも言えよう。
追伸1
秘剣北野流居合抜き剣客に転職した真田孔明1ヶ月間の実録
「秘剣北野流居合抜き」の体得を目指す見習い剣客真田孔明の修行日記「修行3ヶ月目・2015年8月度版」
「戦場(株式相場)」で怯えながらも、震える手で「抜刀」と「納刀」を繰り返し、1ヶ月間で222万3,438円を稼いだ見習い剣客真田孔明の修行日記。
2015年11月、郵政三社上場という、兆円単位のアクティビティを控える日本。
配布させていただく、剣客としての日々の立ち回りをまとめたPDFファイルが役に立つ時が来るはずだ。
「1ヶ月間の実録!秘剣北野流居合抜き(PDF132ページ)」
http://kita.sanadakoumei.com/doc/Report201508.pdf
追伸2
「重要なお約束」
「投資は自己責任」この言葉を理解できない場合は、投資をやらないことを強く推奨する。絶対に僕が書いた記事の真似をして、楽天証券やSBI証券の口座を開設したり、投資信託に投資したり、株の投資をしたり、しないことを強く推奨する。
あくまでも僕は僕の自己リスクと資金管理の元、「勝っても負けてもゲーム」。人生の中における、「プラスアルファの贅沢」として、楽天証券の口座を通して、投資信託と株の売買を、個人的に楽しんでいるだけであり。
その様子を、ブロガーとして、発信しているだけであり。楽天証券の投資信託や株を、僕の記事を読む読者の方々にオススメしたところで、楽天証券からコミッションやアフィリエイト報酬が、一円も発生するわけではない。
株や投資信託を、「絶対にやりましょう!」と、推奨しているわけではない。
むしろ、株や投資信託で勝ち続けることは、非常に難しい。
知識が浅いまま、株や投資信託に臨むと、「株価や基準価格が、上がったら持ち続けたり、買いまししたり、下がったら怖くなり、損切り手仕舞いをしてしまう。・・・確実に負ける動きをしてしまうから。
僕の場合は、45年間株式投資の世界で、ただの一度も飛ばしたことがない、北野会長を師と仰ぎ、45年間で培って来られた訓えや叡智を、毎月の北野会長との謁見宴(ディナー)を通して、直接質問しながら一つ一つ確認しながら、致命傷にならない範囲の小さな失敗を繰り返しながらも、鍛錬を繰り返して、ようやく形になって来た段階。
空手や柔道で言えば、2015年6月からの毎日の鍛錬の積み重ねによって、「初段」合格試験を突破して、ようやく「黒帯」を巻き始めたばかりの段階。
その僕の株や投資信託の取引を、「そんなことは私にもできる!」と知ったような気になって、すぐに飛びつくような形で、楽天証券やSBI証券などの口座を開設。
見よう見まねをして、投資信託や株の投資に臨むと、非常に危険である。
何も日頃の鍛錬をしていないのに、いきなり空手や柔道を、黒帯の方々と真剣勝負の試合で対戦する位危険である。空手や柔道では確実に捻挫・打撲・骨折などの大怪我を負うことになるが、投資の世界では苦労してビジネスで貯蓄したお金が瞬時に「飛んでイスタンブール」になる。
「僕の記事がキッカケで、株や投資信託をはじめて、飛んでイスタンブール」になりました!」
・・・と、後から言われても、当然ながら僕は、責任を取るたぐいも、補填のたぐいも、一切することはできない。
恐らく「飛んでイスタンブール」になってしまったその場合は、資金管理面含めて、僕がやっているやり方とは、違うやり方を「自己流」でやっているはずだから。
この点を留意して、僕のレビュー記事を読んで頂きたい。上記の約束を守れない場合は、僕の記事を読むのをただちに遠慮頂きたい。
あなたの、身の安全を願いながら、僕のレビュー記事を読んで頂く際の「お約束」として改めて明記させて頂く。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…