『帝王学−房中術−研究メモ1』
「交接」に関する至理(しり)きわめて正しい道理
交接を知らなければ薬は効かない
交接の理はもとよりなりたちがある。男性の玉茎が衰えないで、最後まできわめることができれば、女性の多くの病は除かれる。
そうなれば、心も楽しく、根気や強い精神力もつくだろう。精を大切にして心を滋養し、よい薬を飲んだり食べたりすれば長生きすることができる。
しかし、交接を知らなければ、良い薬を飲んでも効き目は無い。人間は交接の道を失い、自分のものに出来ずにいる。若死の原因はここにある。交接の道をマスターすれば、不死の道を歩む。
一人の女性でも命を落とす庶民
帝は千二百人の女性と交接をし、仙人になられた。庶民は一人の女性でもままならず命を落とす。
交接の道を知っているのと知らないとでは隔たりが大きい。しかし皮肉にも交接のできる(知る)女性の少ないことでも難儀している。
皆が必ずしも器量の良い美人と交接するのを求めてはいない。
ひたすら年が若くお乳が熟していない、しかるに肉付きのよい女性だけを欲しがっている。
怖がる心配な気持ちで交わるべき
女性と交接する時には、女性を瓦石のように見下す。自分は黄金のように振る舞う。女性と交接する時には、まさに腐りかけた手綱で暴れ馬を思いのままに乗りこなすように、自由自在にかわいがるべき。
迫りのぞむさまは、高くて底まで遠い下に刃があって、そこに落ちたらどうしようと、怖がる心配な気持ちで交接するべき。
「三つの気」について
交接の道を知らずに交接を行うものは、段々と体力が衰え病気になる。交接の道を知りたいと望むならば、静かに気をおさめ(安気)、心を安らかにして(安心)、和やかな心(和志)にする。
安気、安心、和志、三つの気が全部行き渡って、精神が静まり落ち着くならば、寒からず、熱からず、飢えず、飽かずして、体は整い、交接はゆったりとした雰囲気で行える。
玉茎は浅く入れて、静かになし、出し入れの回数は少なくすれば、女性はよいきもちになる。男性の方もいつまでも盛んで萎えるようなことはない。これが交接における決まり(節)である。
当然、男性が感じれば、玉茎は堅強になる。女性も乱れ大きく広げ、陰陽の精が交わり、精液・愛液が互いに流れ出て通じ合う。
八節と九官について
男性には八節があり、女性には九官がある。
八節と九官の定めを誤るならば、男性は悪性の腫れ物を起こし、女性は月ものを損なうなど、多くの病気(百秒)が生まれ育ち、命を亡くす。交接をよく学べば、楽しんで、しかも精力は盛んになる。
八節と九官の定めが守られれば、その時寿命は延び、精力は盛んになる。男女間の相愛も光り輝くことだろう。
- 八節:立春・春分・立夏・夏至・立春・秋分・立冬・冬至
- 九官:意味不明
五肉について
多くの薬の種を飲んでも、牛、馬、豚、羊、鶏の肉で体力を養っても、交接の方法をマスターしていなければ、これもまた利益になるところは何も無い。
男女の交接は水と火の交わり
女性が男性に強いのは、水で火を消すのに似ている。男女の交接を、水と火にたとえている。水は火の人を剋(こく)す。
交接の方法を理解していれば、男女の交わりは好ましいことであるが、交接の方法を理解せずに、気の赴くままに交わっていれば、一人や二人と交わっただけで、あっという間に、無駄に死ぬ。
男女の交接を美化して避けると
交接を止めるならば、正気が広く全体に行き渡らず、陰陽は塞がれてしまう。
そうなっったら精気を自分で補い助けることができるだろうか?
その訓練とは古い気を出し、新しい気を取り入れる訓練。自分自身を元気づける。玉茎に乱れる機会がなければ、すなわち閉じて死んでしまう。
交接によって新鮮で丈夫な気を体内に取り入れることを行うべき。男女の交接を変に美化して陰陽を交えないでいると、悪性の腫れものや古血のたまる病気を生じる。
適齢期が来ても交接の相手がいない男女のように、ことさらにわびしくなったり、悲しみ恨むようになり、それらが原因で病になり、長生きができないようになる。
しかし、情に任せて、気の赴くままに交接をしていると、これもまた命を短くするようになる。
節度を持った、コントロール取れた、交接ができるようならば、それで身体を損なう事はない。
男性に女性は必要不可欠であり、女性にも男性が必要不可欠。もしもひとりぼっちで、交わりごとを思い浮かべていると、命を病み多くの病気にわずわりやすくなる。
また、化物や妖怪との姦回の夢を見たりすると、たった一回の交わりでも、百回分の交わりと同様の疲れを起こす。
年齢について
三十歳以下の多くに交接においてわがまま、気ままな面がある。三十歳以上になると、さらにそのまま交接すれば、気力の衰えや精力の減退するのを悟るものだ。
衰えて精力がなくなれば、まもなく鉢が群れ立つように多くの病は起こり、その病をいつまでも治癒しないで放おっておくと、結局死ぬ。
三十歳になるまでは、まさしく、男女の交接の術というものを知らなくてはならない。
男性は漏らしては駄目
男性はたとえ一晩に十人の女性と交接したとしても、そこで漏らしては駄目。
出さずことをマスターすれば、男性の身体は軽くなり、多くの病は消え去る。
交接をしても出さないことが、還精の法。精を還して補い増すことが、行き得るための訓え。
それこそが神気であり、神気をマスターしたと言える。
漢方薬
漢方薬を併せて、一年中絶えることのないように飲んでいれば、そのときは、気力も百倍になり、しかも、賢さも日に日に新しくなる。
「2」へつづく・・・
この度、facebook非公開グループ『房中の館「男性限定強化部」』設立!男性だけどうぞ!
「房中術」古典を、調べれば調べるほどガチ「帝王学」。
もともとは帝(みかど)のための訓えで、男性のみが知っておく必要がある訓えも沢山あるようなので、男性専用のグループを別途設立。女性には伝えてはいけない訓えというものが多々あるようだ。
中国の古典を元に勉強しているが、男女共に知って良いことだけ、「肝臓腎臓強化部」に投稿する。
真田孔明は今も昔も男性の味方!男性の方は(女人禁制)、『房中の館「男性限定強化部」』に申請頂きたい。
完全無料。非公開グループなので、ご安心頂きたい。
女性でも閲覧可能な内容は、facebookグループ「肝臓腎臓強化部」の方に、投稿して行く。
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僕のように貧弱虚弱体質な男性は、共に勉強して人間として強くなろう!皆様のお便りと共に、「門」との関わりあいも研究して行く。
房中の館「男性限定強化部」(男性かどうかの審査あり)
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私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…