最近マレーシアジョホールバルで、噂になっていた料理があった。いつもの飲み仲間らと飲んでいる間にも・・・
「◯◯◯◯◯レストランの、『赤いやつ』が超美味しいらしいです。」
・・・と。かなり気になるお話が。他からもチラホラと、耳に入っていた。
『赤いやつ』・・・耳にした、そのスペックとやらを、妄想しただけで、口の中にヨダレが出て来る。
噂の『赤いやつ』・・・食べに行こう行こうと思いながらも、『赤いやつ』を食べることができるレストランは、モレックパイン3から、車で約20分間と距離がある。
ゆえに、外食する時にも、ついつい近場で済ましてしまうことが多く、なかなか行くことができなかった。
けれども、僕の又聞き的なお話を耳にした、食事が肉食系女子の長女も噂の『赤いやつ』が食べたいと言うので、娘たちがアメリカンスクールから帰宅した後、お疲れかどうかがパパとして心配だったが。
孔明:「よし、『赤いやつ』を食べに行こうじゃないか!」
いよいよ、意を決して、愛車セレナを走らせ、『赤いやつ』を食べに行くことにした。
GoogleMapに住所を打ち込み、『赤いやつ』が食べれるというレストランへと向かう。ナビの指し示す通り、18kmの道のりを、ほぼ20分間かかった。
道路がそれほど混雑していなかったこともあり、意外と近かった・・・と感じた。
『赤いやつ』が食べれるのは王室御用達店
『赤いやつ』を食べるべく、今回訪れたレストランは、Entertainment Japanese Restaurant『AKAFUJI』(エンターテイメントジャパニーズレストラン『アカフジ』)
実はこのレストラン『AKAFUJI』店長さんとは以前から、Facebookではつながっていたので、投稿を稀に拝見させて頂いていたが、な、なんと、ジョホール州の皇太子殿下ファミリーが頻繁に来店されるという由緒正しいレストランになってしまっている。
今回はじめて、家族と共に『AKAFUJI』に訪れたのだが・・・
「おおお、皇太子殿下ファミリー!」
・・・ご本人ではなく、写真が店内に飾ってあった。レストランに入ってすぐ、出迎えてくれた方は、
「ああ、この方が、『AKAFUJI』店長北爪さんだ・・・」
と思ったら、なんと北爪店長さんの方から、
北爪店長:「真田さんですよね?いらっしゃいませ!」
Facebookでつながっているだけで、はじめてお会いして、会話を交わすにも関わらず・・・。しかも今日は、ランニングとハーフパンツにクロックスのサンダル・・・という思いっきりローカルパパさんモードの格好にも関わらず、『AKAFUJI』の北爪店長さん、、、かなりデキる御方とお見受けした。
店内は僕たちが店内に入った後、他のお客様さんたちも、ゾクゾクと入り、すぐに店内満員になった。
日本人半分、華僑系マレーシア人半分といったところだろうか?
場所的には、かなり辺鄙な場所だと、個人的には思うのだが、満員とは凄い!皇室ファミリーだけでなく、一般庶民にも人気が高いお味である。
噂の『赤いやつ』の正体・・・
『AKAFUJI』初見ということもあり、メニューを丹念に拝見させて頂いた後、満を持して、例の『赤いやつ』を注文した。
『赤いやつ』・・・メニュー上では、『赤富士丼』と書かれている。・・・なので、引き続き『赤いやつ』である。
合計2杯の『赤いやつ』=『赤富士丼』を注文した。他にも・・・
- 天ぷらお蕎麦
- ラーメン
- お好み焼き
- たこ焼き
- ほうれん草
- キャベツの昆布あえ
・・・を注文。ちょっと注文しすぎてしまったか?・・・と思ったけど、食べ盛りの娘たちがいるし、せっかく車でここまで来たのだから・・・。
「GO!GO!GO!」
程なくして、例の『赤いやつ』が運ばれて来た。
孔明:「見せてもらおうか、噂の『赤いやつ』の実力とやらを!」
噂の『赤いやつ』とご対面した僕は、店内が賑やかで声がかき消されてしまうのを良いことに『赤いやつ』に向かって吠えた。
『赤いやつ』・・・『赤富士丼』・・・この正体は「ローストビーフ丼」だった。
和牛・・・であるが、ブロック肉をつかっているのだろうか?脂身が少なく赤肉の部分。長女と僕が、一番大好きな部分である。
「赤富士」のように、積み上がった、いかにもジューシーそうなローストビーフを崩してみると。。おおお、底が深い。。
およそ僕の当初イメージの「3倍」深い。。。
見た目がもうやばい。お肉の層が何重にも重なっている。赤富士を崩してみると、こんなにお肉が詰まっていたのか?と驚かされる。
さすがは、『赤いやつ』。
ローストビーフの赤肉をまずは一枚。さらに、下に敷いてあったご飯を一口。
スプーンの上に乗せて、口の中に運んでみると・・・。
孔明:「おおおお、う、うまい!最高!」
長女:「本当、美味しい!!」
『赤いやつ』こと『赤富士丼』こと、ローストビーフ丼。お肉はしっとりジューシー。 赤身の柔らかさを保ちつつ、お肉の脂が溶けている、独特の触感。肉のうまみも引き立っている。
赤肉、ご飯、タレ・・・次から次へと、全部いっしょにかきこんでしまう。
お肉は柔らかで、口の中でご飯と一緒にやさしくほどけて行ってしまうので、噛むことを知らなかった・・・
フト我に変えると、「ローストビーフ丼」どんぶりの中身は空になっていた。。
まさか、南国ジョホールバルで、これほどまで上質な、「極上ローストビーフ丼」が食べれてしまうなんて・・・。
しかも、お値段たったの、36RM(日本円900円)。至福の時を過ごせた。
当然ながら、噂の『赤いやつ』にハズレがなかったどころか、期待以上の美味しさだったので、他の料理の期待も裏切らない。
お蕎麦はコシがしっかりとしていたし、ラーメンも、お好み焼きも、たこ焼きも、シェアしながら食べたが、非常に美味しかった。
どれも、テーブルの上に、運ばれて来た直後、瞬時にテーブルの上から消えていった。
・・・ん?
孔明:「お寿司の方は、日本人の方が、握っているのか?次回はあちらを・・・。」
よくよく店内を見渡すと、お寿司は日本人の方が担当されているようだ。
「ローストビーフ丼」が、ここまで美味しかったのだから、お寿司も期待できる。
次回『AKAFUJI』来店時には、「ローストビーフ丼」+「お刺身orお寿司」に挑戦だろうか?
「ブロガーの聖地ジョホールバル」美味しいレストランがまた一つ増えて、非常に嬉しい。
・住所: NO.9 Jalan Kolam Ayer 2. 80200 Johor Bahru
・TEL:+607-207-1323
・定休日:毎週月曜日
・営業時間:
11時30分〜15時00分
18時00分〜22時00分〜1時00分
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私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…