「どうせ飛ぶわけがない ドライバーを手に立った時、彼ら2人はクスクス笑っていた。しかし、打ったボールが駆け抜け310ヤード地点のフェアウェイに落ちると・・・。」
世界を旅するゴルフプレイヤー「7番アイアン真田」です。
どこの国に出向くときにも、MacBookとゴルフバッグを持ち歩いていますが。
ゴルフクラブは、ドライバー、7番ウッド、7番アイアン、Pウェッジ、パターの5本だけ。
洋服を、ゴルフウェアと、普段履きできるゴルフシューズだけに留めることで。まるでふらり自宅の近所を散歩する気分で、世界各国を渡り歩きながら、ビジネスも、プライベート、ゴルフも最小限の持ち物で、楽しむことができますね!
今日はあなたに「7番アイアン真田」のとっておきのメソッドを伝授したいと思います。
その名は「300ヤードメソッド」。
たまには年上の尊厳をチラ見せしたいけど・・・
私が「300ヤードメソッド」を編み出し、あなたに公開することになったキッカケを明かしたいと思います。
万年負け続けが続く日々・・・
自分よりも有能な年下の上司に対してたまには年上たる尊厳をチラ見せしたい・・・。
と思ったことはありますか?
私にはあります。
あれは台北の「新淡水ゴルフクラブ」にゴルフに行った時のことです。
私と共にプレーしたのは、36歳天才マーケターのフェニックス。30代前半天才マーケターのP.Z.R.の2人。
- 超イケメン
- スポーツ万能
- 金持ち
・・・と、三拍子揃ったこれからの時代を担う昇り龍の修羅たち。
ファーザーからも、フェニックスとP.Z.R.に関して、お褒めのお言葉を頂戴している程。
一方私は
- DT-ED-Gの三角形
- スポーツポンコツ「ロボコン」
- ただ比較的に暇があるだけ
・・・と、42歳下り坂のオッサン。
6歳~10歳近く年下の彼らに、ビジネスでも負け、プライベートでも負け、そしてゴルフでも負けっぱなしでは、あまりにもせつなすぎます。
人間としての尊厳もへったくれもあったものではありません。
一体これまでの人生なんだったのか?
何のためにこの世に生を受け、42年間も人生を送って来たのか?
自信だけが喪失。
自分を見失うキッカケにもつながりかねません。
「もっと自分を大切にして良いんだよ!」的な愛の欲求を満たすためのセミナーにも通い出しかねません。
そこであの日は、年下でありながら超人的な修羅の彼ら2人とゴルフを一緒に楽しみつつも、年長者の尊厳というものをチラ見せしようと目的として設定してみたのです。
その際、問題になるのは、ゴルフ18ホールの中で、どんなことをすればもっとも効果的に「すごい!」と思われるか?
という部分ですね。
ドライバーで300ヤード以上飛ばすと「凄い!」
大前提として、ゴルフの勝敗は、18ホールをいかに少ない打数で回ることができるのか?
で決まります。
本来であれば、前半36、後半36、合計72で回ることができれば、「超スゲー!さすがシングルプレイヤー7番アイアン真田!」となるはずなのですが・・・。
そもそもそんなことが実現できるのなら、今こうして悩んでいません。
運動神経「ロボコン」くらいポンコツな状態の私、ゴルフ歴も1年と3ヶ月間。
上手く行ってせいぜい偶然のファインプレーが重なって、100を切れるかどうか位の実力しか持ち合わせていません。
致命的なのは、ゴルフ全体の打数の大部分占めるパターとアプローチの練習を全くしていないですし、本来はあくまでも「健康のためのゴルフ」・・・なので。
パターとアプローチの練習に時間と労力を浪費できません。
パターとアプローチの上達では打数を縮められません。
この条件下で、偶然の成功の連発で、打数を24打も縮めることなど夢のまた夢。
年末ジャンボ宝くじの1等当選を神頼みするのと同じレベル。
計画時点で崩壊です。
しかも、フェニックスはもともと、各校の超アスリートが集う、陸上の世界で県下ナンバー2だった運動神経の持ち主。
ゴルフでも、調子の良い時にはほぼほぼシングルプレイヤーの修羅。
P.Z.R.も、マジシャンとして、米国含め世界トップレベルに昇りつめたことがある修羅。
打ったと見せかけて、いつの間にかホールに入ってた。。。なんて、超魔術な芸当もできるかもしれません。
そもそも、ゴルフの正規ルールに基づいた勝敗によって、年上としての「尊厳」を見せつけようなどというのは、机上の空論ベースでもかなり破綻してます。
そこで私は深く考えてみました。
少ない打数で回る以外に、ゴルフで年下の2人から羨望の眼差しで見られる方法は無いのか?
徹夜でYahoo!やGoogleで検索をしながら、調査したのです。
その結果、発見したキーワードは「飛距離」。
「ドライバーで300ヤード超え」
・・・という点にたどり着きました。
世の男たちがゴルフに魅了される理由のひとつに、「飛ばす!」という行為そのものがあると思います。
男たちは少年時代から、オシッコの飛ばしっこで誰が一番遠くに飛ばせるかを始め、飛ばす距離を競い合うのが大好きな生き物です。
できる限り遠くへ。。飛ばす。
男の本能に直結する何かがあるのかもしれません。
そこで、18ホールを回る目的を、
「17番ホールと、18番ホールのラスト2ホールのティーショットで、300ヤード以上飛ばしてフェアウェイに落とすことで、2人に対して私の年上たる尊厳をチラ見せする。」
・・・に設定したわけです。
この目標を設定した、根拠をお話しましょう。
なぜ「300ヤード以上」なのか?
実際これまで色々な方と回ってきて、プレー中に300ヤード以上飛ばすのを見たことがありません。
250ヤード飛ばせれば、「おおお!すごい!ナイスショット!」と周りからの声が飛び出す感覚があります。
裏取りのために、ネット検索を深めていくと、やはり「300ヤード超」というのは、全てのアマチュアゴルファーにとって、「憧れの飛距離」のひとつになっているようです。
・・・ただし、ここで重要なのは、「300ヤード飛ばせてもフェウェイに落とせなければ意味がない」ということです。
単に力任せでボールの飛距離自体は300ヤード超飛んだとしても。仮にそれが、右や左にそれてOBになってしまっては。
「ゴルフは飛べば良いってもんじゃないよ。OBしたら何の意味もない。あいつはやっぱりミスター飛んでイスタンブール」
・・・と、尊厳をチラ見せできるどころか、バカにされる具合に拍車がかかります。
バカにされる位なら私は慣れてるのでまだ良いのですが、
「あの人と一緒に時間を共にすると、飛んでイスタンブールOSが伝染る。。」
と、以降避けられる原因にもなりかねません。
平日にも関わらずゴルフにお付き合い下さる彼らは、私にとってとてもとても貴重すぎる存在なので、そんなことになってしまったら、一大事です。
ということで、「300ヤード飛ばす&フェウェイに落とす」はあくまでもセットでなければならないのです。
終盤盛り上がる方が「凄い」と錯覚
次になぜ最初のホールからではなく、17番ホールと18番ホールだけ300ヤード超えねらうのか?
理由はいくつもありますが、一番は「凄いと錯覚しやすい」ということです。
例えば
-
はじめの方頑張ったけど後半弱ってきた
-
はじめダメダメだったけど後半凄くなる
・・・一体どちらが、物語として感動があるでしょうか?
熱血スポーツ漫画系を読んだことがある場合は、すぐに分かることですね!
「はじめの方頑張ったけど後半弱ってきた」は物語として全く盛り上がらないどころか、逆にヘタレ具合が強調されてしまいます。
18ホール回った後に残る余韻は、あいつはやっぱりダメ男だったという烙印だけです。
一方、「はじめはダメダメだったけど後半凄くなる・・・」は、熱血スポーツ漫画でも、王道的な物語展開です。
最初の内は完膚なきままにライバルからボコボコにされるけど、徐々に強くなる。
途中大技を小出しながら、必殺技ゲージを溜めて、最後には必殺のフィニッシュブローで大逆転。
・・・の流れは、昭和の時代から、多くの漫画の中で採用されてるセオリーでは無いでしょうか?
「必殺技は最後の方で!」
古今東西、勝負の世界では王道なのです。
二番目に、はじめの内は、体が動かないしブレブレ状態なので、「300ヤードメソッド」を再現させることができません。
現状私の力量では、1番ホール~16番ホールまでの準備を経て。ようやく、17番ホールと18番ホールのティーショットで「300ヤードメソッド」を再現性の高い状態で繰り出すことができるのです。
それでは、台北での彼ら2人との対戦をシミュレーションに「300ヤードメソッド」の具体的な実行方法を公開しましょう!
「300ヤードメソッド」完成秘話
★1番ホール(PAR5)
ティーショット・・・
2人はドライバーを握りしめたにも関わらず、私が手にしたのは7番アイアンです。
第一打目・・・ミスショットのゴロ80ヤード。
第二打目・・・ミスショットのスライス100ヤード。
いきなりショボショボショットからのスタートですが、これは想定内です。
原因も分かってます。
準備練習しないスタート。
前日も夜遅くまで酒を飲んでます。
-
身体が固まっていてバックスイングができない
-
上体が起き上がり左目とボールの距離が変わる
が原因です。
3打目は上手く飛びました。
★2番ホール(PAR5)
引き続き7番アイアンとPWだけで回ります。
身体が徐々に暖まって来て、まっすぐ飛ぶようになってきました。
★3番ホール(PAR4)
1打目は8番アイアン2打目は7番ウッドで打ってみます。
ゴロになりましたが、これも想定内。
アイアンからウッドに持ち変えると、左目の距離感が分からず一度必ずブレます。
★4番ホール(PAR3)
PAR3ですが、少し長めだったので、7番ウッドでティーショットを打ってみることにしました。
ここは確実に決めないとなりません。
右足の軸をロック、、左目でボールをロック、ゆっくりと少し深めにバックスイング。
ジャストミート・・・ボールが真っ直ぐ飛んでいきます。
しかし、飛びすぎてオーバーしてしまいました。。
でも、距離自体はジャストミート。
左目とボールの距離感が固定されてきた証拠です。
★4番(Par4)、5番(Par4)、6番(Par4)
7番(Par3)、8番(Par4)ホール
7番アイアンとPWだけ使って打ちます。ほぼ同じことを繰り返してるので省略。
とにかく左目の距離感だけを調整して打つ練習をしていきます。
★9番(Par4)ホール
前半最後のホール
今日はじめて、ドライバーを握りしめティーショット。
しかし・・・スライス。右に逸れてOBです。
7番アイアンや7番ウッドと左目の距離感が大きく変わってしまったので、バックスイングの時に起き上がってしまったことが原因。
しかし、これは調整のための一打なのである意味想定内です。
ショートブレイク、売店に行って肉まんを購入、エネルギー補充しておきます。
迎えた後半・・・
★10番(PAR5)
もう一度ドライバーティーショット。
目的はドライバーにおける左目の位置の調整です。
しかし今度は、フックして左に曲がってしまいました。
今度は逆に、少し前に倒れてしまったようです。
★11番(Par4)ホール
7番アイアンではブレなくなってきました。
★12番(Par3)
予想外の超高い位置からの打ち下ろしショットです。
PWで打ちましたが、高所からの恐怖心なのか?
ちょっとトップ気味で当たってしまいました。
けれども下に降りてみるとグリーンの上にオンしてました。
これは完全に偶然です。
高いところだろうが、左目の距離をずらしてはならなかった・・・と深く反省です。
★13番(Par4)
ドライバーに持ちかえてティーショット。
軽く打ちました。
今度は、左目の距離がブレずに打てました。
★14番(PAR5)
コースが異常なまでに左に曲がっていますが、7番アイアンで着実に進めて行きます。
カーブのところで距離感が掴めずまっすぐ飛んだボールでOBしてしまいました。
今日の目的はあくまでも別のところにあるので、このOBは気にしません。
★15番(Par4)
Par4にしては短めのコース。
ウッドを取り出します。
そして、左目のロックがはずれない限界まで、ゆっくりバックスイングしてのショット。
パシュッ。飛びました。
グリーン眼の前まで飛びました。
しかし、アプローチとパターが下手なので、スコアは平凡なボギー。
★16番(Par3)
NIKONのスコープで正確な距離を測ってのショット。
左右ブレずにワンオンです。
でもパターで3打叩きました。
・・・そして、いよいよ迎える、今日の目的の最初の関門17番ホール。
★17番(Par4)
ラスト2のホールで、「300yard以上飛ばしフェアウェイに落とす」を実現しなければ、今日の1番ホール~16番ホールまでの地道な積み重ねが無駄になってしまいます。
目的17番ホールと、18番ホールの2ホールのティーショットで、300ヤード以上飛ばしてフェアウェイに落とすことで、2人に対して私の年上たる尊厳をチラ見せする。」
・・・が実現できないばかりか、「ミスタ飛んでイスタンブール」の汚名を被りかねません。
緊張しそうになりましたが、身体全身の力を抜くために、マスターヨーダ(ヨボヨボおじいちゃん)のような歩き方で、ティーグラウンドに登ります。
普段よりも深く、ゆっくりと呼吸をしてから息を止めます。
- 右足のロック確認 → グリーン(OK)
- 左目のロック確認 → グリーン(OK)
- 左腕を柔らかくバックスイングの後、キュッと押し込む → グリーン(OK)
「オールグリーン、エヴァ初号機発信!」
アニメ声が脳裏に響くと共に、左目のロックを外さないまま開放。
すると・・・。
パシュっ
打った。
どうなったのか?
P.Z.R.:「おおお!飛んだ!プロですか!?」
後ろから声が・・・
約400yardのコースで、グリーンまで残り80yard地点フェアウェイにボールの落下確認。
「320yard」
ただし、その後のアプローチとパターは上手くないので、普通にボギー。
今日はスコアが目的ではないので、すでに意識は次の最終ホールに移っています。
★18番(Par4)
迎えた最終ホール。
たった一度成功させただけでは、2人から、「どうせ偶然の成功でしょう!」と思われてしまうのは必須。
2回以上続けて再現させてこその狙った成功。
「300ヤードメソッド」の「メソッド」の単語は再現させてこそつけられるのです。
17番ホールに続き、最終ホールも再現できるかどうか・・・
ドライバーを手に、ティーグラウンドに立つ「7番アイアン真田」。
「カタパルトデッキオールグリーン、発信!」
パシュっ。
打った。
果たしてボールの行方は・・・。
「優越感」とは・・・自分が他者より優れていると感じることや、これにより自分自身の在り様を好む状態。狙った目的に達するべく努力した結果獲得した設計図により、成果を掴み取ることで、それが他者より勝っていると感じた場合に発生する感情。
私が右足の親指を見つめながらフェアウェイ真ん中をゆっくり歩いて向かったのは、グリーンまで100ヤード目印の先。
静かにポケットから、NIKONスコープを取り出し、グリーン上のフラッグを覗き見ると、そこに現れる数字は残り82ヤード。
後ろから聞こえるのは、2人の声。
「おおお!またまた出ましたね!300ヤード超え!」
私には後ろを振り向くことも、顔を上げることもできません。
なぜなら私の口元は思いっきりニヤついていたのですから・・・。
・・・ということで、ビジネスも、プライベートも、ゴルフも有能な2人に一矢報いることに成功。
「17番ホールと、18番ホールのラスト2ホールのティーショットで、300ヤード以上飛ばしてフェアウェイに落とすことで、2人に対して私の年上たる尊厳をチラ見せする。」
・・・を、狙って達成した瞬間です。
こうして誕生したのが、「300ヤードメソッド」。
後に、アマチュアゴルフ会の常識を塗り替える程伝説となったメソッドなのです。
「300ヤードメソッド」三角形とは?
右足のロックとは?
左目のロックとは?
左腕のバックスイングとは?
「7番アイアン真田」と一緒に、ゴルフ18ホールを回って頂いた方限定にこっそり伝授させて頂きます!
「300ヤードメソッド」7番アイアン真田
追伸
「7番アイアン真田」と回る「ゴルフ18ホール」のスケジュールは「LINE@」の中で秘密裏に公開。
※スケジュール通りにゴルフ場に来てくだされば無料で一緒に回れます。
修羅の美学「百の言霊」(LINE@)
https://kitasociety.com/lp/5pockets_line2/
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…