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【帝】フィリピン投資マニアが明かすフィリピンの魅力とモヤモヤ

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日本の某一部上場企業の海外駐在員として、アジア各国(中国・香港・マカオ・台湾・タイ・シンガポール・マレーシア・フィリピン・インドネシア・ベトナムなど)への、2003年~2010年までの営業&マーケティング経験を生かし、人口増加と経済成長が見込める新興国での不動産投資を中心に行って来た僕。

その中でもフィリピンという国をかなり重要視している。フィリピンには、首都マニラ最大のオフィス街マカティの金融センターのどまんなかに高級コンドミニアムを一つ。マニラ郊外に12テナント程が入る小さい規模の商業物件(ショッピングモール)を一つ。

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セブマクタンに退職者用コンドミニアムの最上階を2つ、既に投資目的で購入している。他にもフィリピンには盟友の平城寿と共に、毎月、ないし2ヶ月間に一度は入りフィリピンで過ごしている。

言わば、フィリピンは僕にとって、マレーシア、シンガポール、香港・マカオ、中国本土に引き続き、重要な海外基地の一つでもある。日本人の中ではフィリピン投資マニアと言っても過言ではない。

なぜ、僕にとって、これほどまでにフィリピンの優先順位が高いのか?

フィリピン投資マニアが明かすフィリピン

フィリピンと日本は飛行機で約3時間~4時間の距離で、成田国際空港からはフィリピンの首都マニラとセブに直行便が飛んでいる。

丁度、今僕が住んでいるマレーシアと日本の間に位置する感じだろうか?時差は僕の住むマレーシアジョホールバルと同じ、日本と一時間差。

面積は日本の約80%だが、おどろくべきことに大小合計7,019もの島々がある。そして人口は約9,401万人がいる(2010年推定値・フィリピン国勢調査)。ところが、2040年には1億4,000万人まで増加すると言われている。

日本をはじめ高度成長を遂げた国々の過去に起こったことを見ればわかるが、人口増加によって経済が発展し、不動産需要も爆発的に増加する。フィリピンもこのパターンに当てはまっている。

フィリピンの現在の人口構成は、日本とは大きく異なり、綺麗なピラミッド型を描いている。年齢構成を見ると、平均年齢は約21歳と非常に若く、20歳以下の人たちが人口の半数以上を占めていて、若年層が極めて多い人口構成をしているのだ。

この様子からも分かるように、現在のフィリピンは、約60年前・・・・戦後、高度成長期まっただ中の日本とよく似ているというわけだ。

日本も戦後の不耕起から経済が急速に成長を遂げた。あの頃の日本のように、人口が増えることによって、今後フィリピンの生産層がさらに増加する。経済的にも高いレベルで安定成長期に入ることが予測できている。

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フィリピンの不動産市場の成長速度

フィリピンの不動産市場は、1997年7月にタイを中心に始まり広まった、アジア通貨危機以降、一度停滞していたが、2004年から回復を見せ始め、現在は毎年平均約9~13%程度の上昇を見せている。

今後も不動産価格の上昇が安定的に見込めるのではないだろうか?

OFWフィリピンの海外出稼ぎ労働者

OFWとはOverseas Filipino Workersの略称で、海外で働くフィリピン人のことです。

フィリピンでは人口の約10%に当たる約900万人がこのOFWと言われていて、彼らは海外で出稼ぎをして、給料として外貨を稼ぎながら、それをフィリピンに仕送りしている。

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香港でも土日の公園はOFWで凄いことになっている。。。

この仕送りがフィリピンにおいて重要な財源の一つになっている。

フィリピンは税金においてアメリカのように属人制を採用している国(日本は属地制)。フィリピン人はどこの国に住もうとも、フィリピンに納税をする義務を持っているため、OFWの収入はフィリピンの国家歳入を支える柱の一つとなっているのだ。

OFWが将来、自国に戻って暮らすため、また資産運用目的のために、今まさに不動産物件を購入している。これがフィリピン国内の不動産需要を大きなものにしている理由の一つでもあるのだ。

世界の富裕層が注目しているフィリピンのリゾート地

アメリカの経済紙のリゾートランキング。勝ったのは僕たち日本人にとって馴染みの深い、グアムやハワイではなかった。第1位は何とパラワンにあるエルニド、第2位はボラカイ。共にフィリピンの地方観光地だった。

好景気に沸くフィリピンの重要な資源の一つには、観光資源があるということ、こういうニュースが出てきて改めて僕たちは認識できる。

たとえば、ボラカイというリゾート都市、シーズン中ともなれば「数キロメートルに及ぶ海岸線にびっしりと並ぶホテル街」の部屋が、簡易宿を含めてほとんど埋まってしまい、空室がほとんど無くなると言う。

ビーチに面した屋台ストリートを歩くと、まるで往年の頃の原宿に来たかのように、欧米系の観光客で活気に溢れかえっている。

この背景にあることとして、フィリピンの政府は観光産業の育成に、大きく力を注いでいることにある。国の政策の筆頭に観光産業の育成が挙がって来るのだ。

観光旅行目的で訪れる外国人の訪問者数が伸びてきており、2003年に190万人だった訪問者数は2010年には352万人と1.85倍に増加している。

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  • フィリピンの人口の増加
  • フィリピンの不動産市場の成長速度
  • OFWフィリピンの海外出稼ぎ労働者
  • フィリピンの観光産業

・・・・以上が、僕にとって、これほどまでにフィリピンの優先順位が高い理由である。

フィリピンに魅力を感じながらも漂うモヤモヤ

将来性という部分では海外での投資活動をする全ての人間にとって、魅力あふれるフィリピン。この状況に気づいているのは当然ながら僕だけではなく、本当に多くの人たちがフィリピンでの投資活動をしている。

フィリピンにおいての外国人が、外国人でも購入できる不動産を常に物色している様子が現地で伺える。フィリピン国内において、外国人が買える不動産とは一体何か?それは、コンドミニアムである。だからフィリピンでは、高級コンドミニアムというものが、外国人によって売買されている。

しかし、ここで冷静になって考えている僕がいた。

僕たち外国人が、フィリピン国内の本当に欲しい不動産は、高級コンドミニアムなのだろうか?

高度成長期の日本を彷彿させる国・・・と考えた場合、もしも僕たち外国人がフィリピン国内で土地を購入できるのなら。。。僕たち外国人がフィリピン国内で戸建て住宅を買えるなら。。。それでも、僕たちは土地より、高級コンドミニアムを選ぶのだろうか?

今回のタイミングで、僕が『世界の富裕層が欲しがるフィリピンのリゾート不動産』を購入する決断に至った理由は、僕がこれまで抱えていた、フィリピン投資におけるモヤモヤのようなものを、払拭でき得る案件になっていたからだ。


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