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唯一豪華なお食事がとれる日

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唯一豪華なお食事がとれる日

言葉が白い息になって毛穴のひとつひとつが縮み上がる日和は。
  
朝が豚汁と玄米。昼に1,000円以内のお蕎麦かラーメン(←趣味)。ディナーは再び豚汁と玄米。
 
晩酌とも無縁。 
   
・・・色々余計なものを食べれば食べるほどに、「心身のOS」がブレる原因になるので、毎日同じ食事を摂ることにしている。

食事が一定であれば、内臓(腎・肝・心・脾・肺)クンたちが、毎日同じ部材を同じように、身体の隅々の細胞に至るまで、規則正しく届け続けてくれる。
 
内臓(腎・肝・心・脾・肺)が規則正しく働き続けてくれれば、それぞれの五行に連動した、こころも正常に働き続ける。
 
もしもそれぞれの内臓(腎・肝・心・脾・肺)が不規則に動いてしまうと・・・。

腎:恐れや驚き。気が緩み乱れる。
肝:怒りが興奮を招く。
心:集中力を低下させ不眠や動悸、無気力や不安感に襲われる。
脾:思慮による精神疲労が自信を損ねる。
肺:過度の悲しみや憂いは息を消沈させる。

どのような感情にしろ、激しい高ぶりは、神経症状となり、五臓を痛める。
 
つまり、内臓(腎・肝・心・脾・肺)を規則正しく動かすことは、感情をご自身のコントロール下に置くことにもつながる。
  
日々の食事を規則正しくすることは、心身を正常な状態に。結果的に、内臓(腎・肝・心・脾・肺)と直接連動している「脳のOS」も、規則正しく可動し続けるようになる。
 
今の時期は、身体中の血、気、水の巡りが悪いこともあり。まるで冬眠期の動物クンたちの如く、ムリ・ムダ・ムラを最小限に抑えて、ゆっくりと日々を送るべき。
  
けれども、そんな僕も、豪華な料理を堪能する日がある。それが、奥様とのお食事会。
  
僕を19歳の頃から、裏で支えて下さった、感謝の意を込めて。会席料理のランチコースを、ゆっくりと3時間ほどかけて味わうのである。
 
ちなみに、2人の娘たちには、ただの一度もこの手の高級レストランに連れて行ったことがない。
 
「現ナマ」だけを握らせ、近くの定食屋などで勝手に食事して来てもらう。 
 
もしも将来、娘たちが、彼氏や旦那さんと一緒に、高級レストランに行った場合。
 
娘:「昔パパが連れて行ってくれたレストランよりしょぼい!」
 
などと、いったことがつい言動に出てしまっては、男性たちをガックリさせてしまうことにつながる。
  
娘:「こんな素晴らしいレストラン連れてきてくれてありがとう!はじめて!」
 
・・・が素直に言えるよう。外食の際も、なるべく平凡的な水準のレストランの味だけに留めておいてもらう。
 
嫁さんとの話し合いで、決められた家庭内ルールのひとつである。
 
繰り返しになるが。寒い時期は、気・血・水の巡りが極端に停滞して、不摂生は心身の健康を損なう元になるので、共に穏やかな日々を送ろう。

唯一豪華なお食事がとれる日

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