借金は怖いですか?私はむしろ・・・○○なのですが。
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1日1食「あ~食事が美味すぎる(^q^)」一口一口がご馳走の味

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1日1食「あ~食事が美味すぎる(^q^)」一口一口がご馳走の味

朝日と共に目覚めた僕。僕の精神は今、戦後の昭和時代にタイムスリップしている。

貧乏のどん底であり、住む家も食べ物も十分に無い状態。

人間は食べないとたちまち栄養失調になって死んでしまう。

闇市に行けば食べ物は売っているが、意外と高く。空腹を我慢することしかできない。

(・・・という妄想の元、ホテルの朝食ビュッフェに行くのをぐっと我慢。)

じっとしていたら、ますますお腹が空いてしまう。

そこでまず僕は、池の周りに散歩に行くことにした。

(そんなイメージで、向かった先は、ホテル12階にあるプール。)

池の周りには、占領軍のアメリカ兵たちが、美味しそうにハンバーガーを食べている。

(ホテルに滞在してる観光客の白人さんたち)

「ギブミーチョコレート!」叫びそうになるが、下唇をグッと噛み締めて我慢。

池の中を覗き込んでみるものの、お魚さんは一匹も見当たらない。

(当然プールなので、お魚さんはいない。)

仕方なく僕は、プールサイドに寝そべって、日光浴をして、時間を潰すことにした。

1時間ほど寝そべった後、

「このままじゃいけない・・・働かないと食べることはできない。」

そこで僕は、盗んだ自転車にまたがり、どこかに仕事がないか彷徨う。

30分間、1時間・・・

周りを見渡しながら自転車を漕ぎ続けているのだが、なかなか仕事場が見つからない。

(ホテルのジムで固定式の自転車でエクササイズ。)

とにかく生きていかなければならない。

お腹はペコペコであるが、労働だけはしないと。。

「そうだ、彼なら何かを知ってるかも・・・。」

僕は友人のP.Z.R.の元を尋ねることにした。

運がヨカッタ。

これからP.Z.R.は、仕事に出かけるという。

なんでも、ツルハシを手に、かなり過酷な肉体労働のようだが・・・。

背に腹は代えられない。

孔明:「頼む!僕も連れて行ってくれ!」

僕はP.Z.R.の後についていくことにした。

僕たちがギューギュー詰めのトラックに乗せられて向かった先は、炭坑。

(実際はかなり混んでいるMRT、向かった先は、ゴルフ練習場。)

降ろされた後で、トボトボ歩いて行くと今日の作業現場の炭坑が見えてきた。

到着するや否、現場を取り仕切っている方々に、「お前はここで作業しろ!」強制的に持ち場を割り振られた。

外は30度位の炎天下、ツルハシを振り上げては振り下ろす。

カコーン、カコーン、

振り下ろした反動で、白い石ころが飛んでいく。

(ゴルフクラブでゴルフボールを打ってる。)

1回、2回、3回・・・50回、一体何回ツルハシを振るい続ければよいのだろうか?

まるで、永遠のように感じられる時間。

お腹がペコペコで、意識が遠くなって来るものの、

「ここで弱音を吐いては今日の食事にありつけない・・・。」

気を取り直し、再びツルハシを振り上げて、振り下ろす。

今日は幸運だ、喉がカラカラの状態だったが、途中グラスに入った水が支給された。

グラスの中には、キラキラと光る透明なガラスのようなキューブが入っている。

(P.Z.R.がミネラルウォーターを注文してくれて、氷入りだった。)

恐る恐る口をつけてみると。

孔明:「つ、冷たい!」

まるで真冬の雪を含んだような感触が口いっぱいに広がった。  

孔明:「う、うまい!こんなのはじめて!!」

喉がカラカラだった僕は、無我夢中になって飲み干した。

P.Z.R.:「冷たいものを一気に飲むと、逆に疲れますよ。笑」

すぐ隣で同じくツルハシを手に労働をしていたP.Z.R.が、白い歯を見せながら言った。

孔明:「え?なんか言いました?」

言われた時には既にグラスの中が空っぽになっていた。

途端に元気が出てきた気がする。

ツルハシを握る手に力が戻ってきた。

その後も、一体どのくらい、ツルハシを振るい続けたことだろうか?

身体全身大量の汗をかき、疲労感が満ち溢れている。

ツルハシを握りしめた手にはマメができている。

(実際はゴルフ打ちっぱなし120球)

今日の作業が終わったようだ。

再び僕たちは鉱山を出た後、徒歩でピックアップポイント(駅)へ。

再びギューギュー詰めのトラックに乗り込んで野営場所に戻ってきた。
 
既に日が沈み始めた夕方。

今日も朝から、途中水を飲んだ以外、何も口にしていない。

お腹がペコペコの状態。

孔明:「P.Z.R.さん、今日はお陰様で沢山稼げました!久しぶりにパーッと行っちゃいますか!」

P.Z.R.と僕は、今日の労働で手に入れた赤い紙(100タイバーツ)5枚を手に、闇市にある定食屋に駆け込んだ。

(ホテル近くにある本格蕎麦が食べられるレストラン)

P.Z.R.:「鴨蕎麦ください!」

孔明:「かき揚げ蕎麦ください!

恐る恐る、それぞれ、一杯ずつお蕎麦を注文した。

店主がサービスということで、一杯のお茶と、何かを揚げた謎のお団子1つ4等分に分けたものをそれぞれに出してくれた。

孔明:「あああ、お団子!今すぐ食べたい!」 

手づかみで口に放り込みたくなる気持ちをグッと抑えて。お蕎麦が来るまで我慢することにした。

実際に待っていたのは10分位だろうが、僕には1時間、2時間くらい長く感じた。

待っている間の、ワクワク、ソワソワが止まらない。

孔明:「これを、こうして、こう食べて・・・」

かき揚げ蕎麦を食べる際、2枚のお蕎麦とかき揚げをそれぞれ、どういう配分で口に入れようか?

妄想の中で、何度も何度も繰り返し、入念にシミュレーションを行う。

そして、「食べ方」が決まった・・・

1個のかき揚げを四等分に分けて。お蕎麦半枚あたり4分の1のかき揚げを、麺つゆにそっと浸しながら食べる。
 
4等分に別れた謎の揚げ団子もタイミング合わせてつまみながら。

店主:「どうぞ」

僕のかき揚げ蕎麦の方が、来てしまった。

焦って食べてはならない。P.Z.R.の鴨蕎麦が来ていないのだから。。

いざ、かき揚げ蕎麦を目の前にした途端、口の中にヨダレが満ち溢れていく。

お蕎麦の一本一本、かき揚げの端々が、キラキラと光って見える。 

ほんの3分位の差だったのだが、体感的には30分位に感じた。

ようやく、P.Z.R.の鴨蕎麦が運ばれてきた。

孔明:「そ、それでは、お、お蕎麦頂いちゃいましょうかね!」

P.Z.R.:「は、はい!」

ワクワク、ドキドキ

孔明:「いただきます!」

P.Z.R.:「いただきます!」

ここで僕は、焦ってかっ喰らいそうになる気持ちをグンと抑えた。

なぜなら、久しぶりにせっかくありつけたご馳走なのだから。

「十分に堪能しまくってやる!」

だから、かき揚げ蕎麦を一気に貪り食らうのではなく、

丁寧に、どこまでも丁寧に。

まるでかき揚げ蕎麦を食べることが、当たり前の日常のように上品に立ち振る舞いながら食すことにした。

かき揚げは、予め四等分の状態。

4分の1のかき揚げを、さらにほぐして小分けに。

そっと麺つゆにくぐらして、口に入れた。

続けて、数本のお蕎麦を、お箸ですくいながら、麺つゆに先っぽだけそっと浸してから、ツルツルと口に入れた。

熱々のかき揚げと、冷たいお蕎麦が、二重奏曲を奏でるように、下の上で愉快に踊り続ける。

ハーモニーを堪能した後、ユックリと飲み込んだ。

孔明:「至福!」

目を静かに閉じて、余韻に浸る。

「シアワセ」とは、今この瞬間に感じている喜びがすべて。

過去でもないし、未来でもない。

美味しいかき揚げ蕎麦を口にした時に感じたこと。

孔明:「ああ、シアワセだな。」

僕はこの瞬間が、シアワセなんだと思う。

もちろん、戦後の貧乏状態の日々は空腹に耐えてツライ日々が続く。

今日もツルハシを手に、炎天下の中での労働は、苦痛そのものだったかもしれない。

でも、このかき揚げお蕎麦を、口にした瞬間。

ツライ日々もこの瞬間のための「前菜(オードブル)」のようなものであったのだと、僕は知ることになった。

ほぐしたかき揚げの一つ一つ、お蕎麦の一本一本、丁寧に堪能し続けた。

最後に残ったおつゆに、蕎麦湯を入れて、深くユックリと飲み干した。

孔明:「ごちそうさまでしたm(_ _)m」

・・・ということで、最近「地下」の修羅の中で、密かなブームになりつつなるのが、シアトルのミスターダイスから連鎖しはじめた「1日1食活」。

まるで、戦後の貧乏な時代に、這い上がって一大で財を成した「元祖・修羅」の如く。

どこまでもハングリーに、トコトン追い込むための「1日1食」の活動。

こうして僕は、もう一段階深淵(しんえん)な領域で人生を愉しむステージへとススム。

バンコク・スクンビットにて

追伸

「モチベーション」が沸かない!

この問題を解決するには、それなりの方法がある。

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