「私はこんなに苦労したんです。」「一生懸命やって来たんです。」
社会人として働いている方々のおよそ99%以上が、このような主張を胸に持ちながら、日々の仕事に取り組んでいる。
2004年に真田孔明としてインターネットデビューして以来、今日までずっと、サラリーマン、個人事業主、経営者の方々の、お仕事の相談に乗って来た僕。
もともと、小学校4、5、6年、中学校1、2、3年、保健委員だった僕。
さらに今では、門学を元にした、四柱推命をやっている僕。
何かにつけて、他人の言動を観察するのが大好き。
統計化をするのが、趣味なのだが。。。
「私はこんなに苦労したんです。」
「一生懸命やって来たんです。」
こうした発言を、普通に口に出してしまったり。口に出さなくても、心の中で考えながら仕事に取り組んでいる方々は、なぜか・・・100%に近い確率で・・・金(カネ)に困る人生を送っている。
その状態から抜け出すことが出来ず、なぜかループの中をグルグルと周り続けてしまっている。
さらには、金(カネ)にまつわる問題で、親・兄弟・友人・仲間・雇用主・従業員何かと問題を起こしてしまう確率が非常に高い。
中には金(カネ)がらみで裁判や訴訟問題にも巻き込まれる例も多々・・・。そんな呪いの言葉である。
「私はこんなに苦労したんです。」という発言=金(カネ)に困る
「一生懸命やって来たんです。」という発言=金(カネ)に困る
「結果」部分の統計は、ほぼほぼ100%に近い確率で、金(カネ)に困る・・・というものが出ているのだが。
一体なぜそうなるのか?
その「原因」とも言える部分の分析はまだ、完全には出来ていない。
だから、メルマガやブログ、SNSを通して、このような「コメント」や「メッセージ」を確認した時には、なるべくオンタイムにその背景を確認しようとしているわけなのだ。
大富豪たちはどう見ているのか?
福建省出身の華僑系大富豪たち。僕たちが生まれ育った日本の大富豪。
そのレベルまで到達していなくても、金(カネ)の世界で特異点的な結果を叩き出している人たちに対して。
(・・・と言っても僕は、華僑系と日本人しか僕は知らない。笑)
「私はこんなに苦労したんです。」「一生懸命やって来たんです。」・・・この発言について、どう思うのか、それぞれに確認したことがある。
すると・・・華僑・日本関わらず、彼らからは共通して、次のような答えが返って来た。
「「苦労しました。」なんて言うやつに、ろくなやつはいない(キッパリ)。」
・・・と。
なんでも、苦労が見え隠れするようではプロフェッショナルとは言えない。
汗を微塵足りとも感じさせないように、涼しげにやるのが本当のプロだ。
苦労を語ろうとすればするほど、演技がかってくるだけだ。
周りからは、あんなに好きなことばかりを夢中になってやっていて、好きを仕事にできていいな。・・・と、思われていなければならない。
このような答えが、共通して返って来るのである。
凄い御方々のご意見を後ろ盾に、少し強気で率直に極論として言えば、
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「苦労を語ると」俗に言う貧乏になる。
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「楽を語ると」俗に言う金持ちになる。
こういうふうに、方程式化することができるかもしれない・・・。
僕も、それがなぜなのか?「原因」部分の解明はしきれていないが。
ビジネスフィールドの中で、長い期間闘い抜いて生き残り、巨億の富を獲得できている彼らが、長い人生の中で得た経験則を元に語っていることなので、恐らく合っているのであろう。。
少なくとも、2004年~2015年という、たった10年間の経験則の中でしかないが、僕も今のところ100%の確率・・・という統計が出てしまっている。
ドキっ、と感じてしまった孔明26歳
孔明:「いやー。この資料まとめるのに苦労したんですよ!」
真田孔明26歳、香港大富豪との商談の席で・・・僕はついつい癖で、このような発言をしてしまった。
すると香港大富豪は、その部分は反応せずサラリと流し、本題に集中して語る形になった・・・。
その日のランチタイム、「「苦労しました。」なんて言うやつに、ろくなやつはいない(キッパリ)。」
・・・ということを、オブラートを包む形ではあるが、おしゃっていた。。
その時僕は、日本の営業時代のナーナー的なノリを海外というフィールドで持ち込んではイケなかったのか・・・・・・という捉え方で、香港大富豪のこの発言にドキリとした。
僕に営業のイロハを教えてくれた、営業の先輩たちが皆、「いやー苦労しましたが・・・」を、枕詞に、お客様とお話をされていたので、僕もその口癖が、感染(うつ)っていたようなのだ。
特に悪気は無かったのだが、枕詞として「いやー苦労しましたが。。」を、香港での商談の席でお話したわけだ。
けれども香港大富豪は、この僕の言動を指摘して下さったわけだ。
恐らく僕以外の営業マンも、香港大富豪の前で、日本の営業時代のノリで「いやー苦労しましたが。。」的なことをお話していたはずだ。
けれども、僕は幸運にも、とにかく若かった。。そして、英語が超下手だった・・・。
何せ香港に転勤になった2003年時点のTOEICの点数は265点だったのだから・・・。
最初に香港オフィスに顔を出した時に、ガクガク手足を震わせながら、か細い声で「ナイストミートユー」を言うのがやっと。
香港支社の方々に向けて、Google翻訳をコピペでペタリ貼った挨拶文を何の修正もせずに送付して・・・。
香港支社内を震撼させた程・・・。実際そこからは、ピアノ練習の理論を取り入れて、独自の英語練習法を構築。
2ヶ月間で、一人で英語で商談できるようになったのだが・・・。
それでも僕の話す英語のカタコト具合が、超ビギナーぽかったのが、立門を抑え切ることになり、財門だけが出る結果となり、良かったのかもしれない。。
圧倒的なる上の人間として、僕に対して、華僑ならではのビジネス手法や方程式を色々と教えてくれたのだ。
その中の一つとして、「「苦労しました。」なんて言うやつに、ろくなやつはいない(キッパリ)。」という類の、プロフェッショナルマインドセットがあったわけである。
僕も香港に来たばかりで、どんなことでもとにかく吸収しようという心構え。
この手の訓えは片っ端からメモリ、そしてなるべく取り入れるようにした。。
社会人5年目・・・本当にタイミング的には、とても良いタイミングだったと思う。
まあ、教わったことを、そのまま聞いて、すぐに実行できていたわけではないが・・・香港大富豪の顔を見る度に、思い出したかのように、教わった事を実行してみる・・・の繰り返しだった・・・。
駄目な販売代理店と良い正規販売代理店
ちなみに、アジアそれぞれの国に、1社ないし2社、正規販売代理店がいたが・・・僕たちメーカー側の人間から見て、駄目な販売代理店程・・・会社経営がいまいちうまく行っていない会社は・・・やはり、
「私はこんなに苦労したんです。」
「一生懸命やって来たんです。」
・・・を枕言葉にして、プロセスの努力具合のほどを語って来る傾向があった。。
店舗担当や卸売担当の、若手現場スタッフならともかく、社長や幹部までもが、口にする場合も。。。汗
出来ない理由を述べているばかりで、出来る方法を考えようとしないのだ。
その点、香港大富豪の会社は、・・・当然ながら、出来ない理由を述べることも多いが、その内容が本当か嘘かは別として、論理的合理的なものに統一されていた。
少なくとも、「私はこんなに苦労したんです。」「一生懸命やって来たんです。」・・・という言葉を枕ことばに使って、いかに努力したのか、必死にやったのかを、説明して来ることは無かった。
そして、上から下までが全社的に、出来る方法を考えようとする姿勢が見られた。
なるほど、アジア各国の代理店の中で、メーカー側からも信頼が一番高く、流通からも信頼が一番高く、・・・そして、物販大富豪の戦略術にあるような、銀行からの信頼も一番高く・・・アジア最大の販売代理店として業界内に君臨していたわけだ。
2003年~2010年末に渡り、香港大富豪とは、香港にて、中国本土にて、ずっと月に2回以上は直接お会いする形でお付き合いさせて頂き、多くのことを学ばせて頂いた中で・・・
他の多くの営業マンと同じように、ついつい枕ことばとして、「私はこんなに苦労したんです。」「一生懸命やって来たんです。」・・・と、当初は、口に出してしまっていたダメダメレベルだった僕も、徐々にではあるが、香港大富豪流の思考回路を踏襲するに至った。
その結果、何が起こったか・・・。
本業サラリーマンとしての、パフォーマンスが、極端に上がって行った。
それだけではない。
僕は現役サラリーマンにも関わらず、副業ビジネスで、億の単位の金(カネ)を掴みとることができた・・・。
まあ、いまだに妻には、次の旅に出る理由を説明する際、
「私はこんなに苦労しているんです。」
「一生懸命やって来ているんでです。」
・・・を口実に、許可を求めてしまうこともあるが(笑)。
基本的には、この手の言動は、排除することができるようになれた。。
誰よりも娘たちの前で格好良いパパに・・・
「「苦労しました。」なんて言うやつに、ろくなやつはいない(キッパリ)。」
もしもあの時、香港大富豪に、このマインドセットを教わっていなかったとしたら・・・そう思うとゾッとする。
なぜなら僕は今、娘たちに対して、「パパはこんなに苦労しているんだ!」「パパは一生懸命やっているんだ!」娘たちに対して、格好わるい発言を、繰り返し続けている可能性が高かったから・・・。
そしてその場合、金(カネ)を掴みとることができない状態から抜け出せていない。。。
「パパの苦労」の成果が、背後にあることを、入念に説明しながら、重い財布のヒモをためらいながら開けて、金(カネ)を出費していることを娘たちにアピールしながら、
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アメリカンスクール
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海外旅行
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食事
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洋服・アクセサリー
などなどの支払いをする。
さらには、何かにつけて、恩着せがましく、「パパは苦労してるんだから、 パパに感謝しなさい!」・・・などと、「見返り」を求める呪縛の言葉を、投げかけてしまうかもしれない。
娘たちの気持ちを、即座に悲しい気持ちへと叩き落とし続けていたかもしれないのだから。。。
第三者視点で見た時、「超格好悪いパパ」。。。図体ばかりが大きくて、背中がとても小さく見えるパパ。。。僕個人的には、全くもってクールではない、超ダサいパパ。。。
あくまでもこれは、僕の個人的な願望や妄想ベースであり、娘たちにいちいち確認しているわけではないが、娘たちちからは、そんなパパとして見られるのだけは、どうしても嫌だ。
家族に対しては、極力パパが苦労していたり、姿を見せたくない。いつも楽しそうに、クールに楽して、結果だけを叩き出せるパパでいたい。
なぜなら、仮にパパがいつも眉間にシワを寄せて、必死になって苦労している姿を娘たちに見せ続けてしまうと・・・娘たちに対して、「人生とはつまらないものだ!」という印象を与えてしまう恐れがある。。。
孔明パパとしては、個人的にそれが一番怖い。
仕事をする際、汗を微塵足りとも感じさせないように、涼しげにやる。
娘たちから、パパはいつも好きなことばかりを夢中になってやっていて、楽しそうだな!それなのに、結果はちゃんと出しているね!
人生とは楽しそうだね!
そう、娘たちに思われ続けたい。
そんなパパとしての個人的な願望があるのだ。だから今、もしも日常的に、
「私はこんなに苦労したんです。」
「一生懸命やって来たんです。」
・・・この言葉を口に出し続ける癖がついてしまっているとしたら・・・。
その場合は、100%に近い確率で、金(カネ)に困る人生を送っているはずだから・・・。
その状態から抜け出すために、まずはこういう言葉遣いをやめることから、スタートしてみることをオススメしているわけなのだ。
追伸1
物販大富豪たち・・・北野会長も、香港大富豪同様に、「必死になる」ことを「必ず死ぬ」として嫌い。
「私はこんなに苦労したんです。」
「一生懸命やって来たんです。」
・・・という、楽しくない言葉を嫌う。
いつも楽しそうに、ワクワクしながら、好きなことをやっている様を、僕たち見せ続けてくれる。
そんな、北野会長や香港大富豪やたち、物販大富豪らが、その状態を維持できる秘密は・・・
30日メール講座の中で公開している。
北野会長直伝物販大富豪の戦略術(30日間メール講座)
https://sanadakoumei.com/kindan-mag/
追伸2
銀行も投資家も、晴れの日に経営者のところにやって来て傘をさし、雨の日に傘を取り上げて経営者から離れる。雨の日に必死になっている経営者のところには銀行も投資家も誰一人としてやって来ないばかりか、全てを取り上げていく。この資本主義の原理がわからない限り、経営者は一生金(カネ)に苦労をする。。。こういうマインドセットも、北野会長直伝の30日間の中から学ぶことができる。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…