船乗りのあなたは今、船に乗ってオールを漕いでいる。
イチ、ニー、イチ、ニー、
船乗りリーダーの掛け声に合わせる形で、黙々とオールを漕ぎながらあなたは、何を目指しているのだろうか?
目指す・・・と言っても、船の到着地ではなく、船乗り人生の行く末について・・・。
もしも、生涯ずっとオール漕ぎ担当であり続けて良いなら。
漕ぎながら考えることは、いかに毎日継続的に、ブレることなくオールを漕ぎ続けられるか?
定期的に与えられる休みの日に、恋人のナンシーと何をして楽しむか?
もしもあなたが船乗りリーダーを目指しているのならば。
オールを漕ぎながら考えることは、どうやったら、オール漕ぎから、船乗りリーダーに最短の期間で昇進できるのか?船乗りリーダーであり続けられるのか?
もしもあなたが船の舵を指揮する船長を目指しているのならば、今オールを漕ぎながら考えることは、どうやったらオール漕ぎ係から、船長に昇進していくのか?
オール漕ぎの船乗りとして、どこのステージを目指すかによって、自ずと心構えと日々の言動は変わってくる。
たとえ周りのオール漕ぎは、「オレは一流のオール漕ぎだ!」と酒を飲みながら、ドヤっていたり、船長やオーナーの悪口に花が咲いていたりしていたとしても。
誘いには決して乗ることなく、着々と船長になるための道を模索しながら実行し続ける。
オール漕ぎが船長に昇進
20年後・・・
かつてオール漕ぎだったあなたは、当初の目標通り船長になることができた。
船長として既に5年間継続中。
船のオーナーから、信用・信頼も厚い。
けれども、最近考えはじめたことがある。
それは、このまま船長として、今の船のオーナーの元で働き続けるかどうか?
それとも、自らがオーナーとして新たに船を持つか?
熟考した結果、自らがオーナーとして船を持つことにした。
その時、どちらを選択するだろうか?
決して大きく無くて良いから、小さな船を購入。
自らが、船長、兼、オール漕ぎになるのか?
大きめの船を購入して、オール漕ぎをはじめ複数の船員を雇い、リーダーを選出。現場指揮を任せ、自らが船長として舵取りの指示を出すだけにするのか?
ただし間違っても、船長、兼、オール漕ぎの場合、長距離航海に出てはならない。
仮に突然の嵐など悪天候に遭遇したり、氷山が迫って来た際、オールを漕ぎながら危険を察知したり、漕ぎながら障害物を回避することは困難だから。
小さな湖や、湾岸沿いをゆっくりと周遊しながら余生を送ること位に留めておいた方が無難である。
そして、船の購入資金は、自分のお金を使うことなく、拠点近くにある銀行から調達。
銀行は、あなたの過去の実績を元に、十分な船購入資金を貸してくれた。
オール漕ぎが働かなくなった日
自分の船を持ち、船長として活動してさらに10年の月日が経過した。
小さな船の船長として、大きめの船の船長として、ただの一度の大きな事故もなく、乗客や積み荷を、出発地点から目的地まで、着実に運搬できるようになった。
下はオール漕ぎ~船長までの、再現性のあるマニュアルを作成した。
船長でありながら、副船長にもドンドン権限委譲、
今では自分は船長室に篭って、ゆっくりと本を読んでいるだけで、出発地点から目的地まで到着してる位になった。
たまに、副船長から報告がある際、副船長に指示を出すだけの状態。
これまでの実績を元に、拠点近くの銀行からお金を借りて、船をもう一隻追加購入。
現在の副船長を新しい船の船長に。
2隻体制で船のオペレーション。
自分は新しい船の船長になり、新たに優秀なリーダーを副船長として任命。
新船長の1隻目の運行スケジュールや収支を確認しながら。新しい船長を育てることにした。
オール漕ぎが船のオーナーになった
2隻体制に乗り出した日から10年が経過・・・
今では、10隻の船の船長を抱える船会社のオーナーとなった。
急な悪天候遭遇や、氷山接近などのマニュアルも優秀。大きな事故もなく、運搬事業を継続している。
今では陸上にある会社のオフィスで、各船の運行スケジュールや収支を確認しながら。問題が発生した時のみ、それぞれの船長に指示を出すだけ。
陸の上で過ごす日々、様々な船会社やその関連会社のオーナーたちとも酒を酌み交わしながら、より効率的な船会社の経営ができるよう、情報交換に多くの時間を割くようになった。
新たに船を購入する予定は特に無いのに、なぜか銀行が新たにお金を貸し続けてくれてお金が船会社の銀行口座内に余りまくってる状態。
時間とお金に余裕ができる。
空いた時間は港を散歩するのが趣味。
よく、別の船オーナーの船の様子を眺めている。
船の乗組員が荷物を積んでいる様子を眺めているだけで、この船会社がこの先昇るか下るか分かる。
そこで、先のありそうな経営をしている船会社やその関連会社に、投資家として投資をすることにした。
会社を選んで株に投資するだけで、配当をもらったり、株の売買益をもらったり、本業の船会社よりも大きな利益が残るようになった。
こうして・・・
かつてオール漕ぎだったあなたは、船会社のオーナーとして、船会社の投資家として、陸の上でゆったりと余生を送ることになった。
『船乗りの一生』目標値をどこに置く?
-
サラリーマン
オール漕ぎ、船乗りリーダー、船長、副船長 -
労働経営者
自分がオーナーの船の船長兼業務担当 -
経営者
船のオーナー -
投資家
船のオーナーが別の会社に投資
さて、もしも現実世界のあなたが今オール漕ぎの状態だった場合、今どこまで先を見て、考え行動ができているだろうか?
アンカーポイントは?
サラリーマンとして船長を目指すのか?
自分の船を持ち、労働経営者としてあり続けるのか?
複数の船長を抱える、船会社のオーナーになるのか?
船会社をはじめ様々な会社に投資する投資家になるのか?
あなたはどこにアンカーポイントをおいて、今日の労働をしますか?
追伸
ONLINEで学べる、LINE@版もありますが。やはりオフの世界で得られることの方が多いです。
ファーザーや長兄ヒロさんはじめ、現場、実物、本人にこだわる思考を持つ方々の方が、結局は短期間で大きな成果を出しますね。
僕もオンラインで学ぶことなくかならず現場、実物、本人にこだわり続け今がありますね。
旅で飛び回ってるのもそれが理由。
ショートカットして良いところ、しちゃいけないところ。
この見極め方も要のひとつですね。
成功者は共通して、ONLINEで見極め、オフラインで学ぶ傾向が多いですね。
「5ポケッツ」+修羅の美学「百の言霊」(LINE@)
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あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…