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「商品力」が重要か?「営業力」が重要か?

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「商品力」が重要か?「営業力」が重要か?

僕は子供の頃からずっと「クリエイター」になりたかった。
 
でも、社会に出て最初に与えられた仕事が、「営業マン」のお仕事だった。
 
その後、運良く「営業マン」でありながら、商品クリエイターにもなれる、アジア支社に赴任になったことで。子供の頃からの夢や希望、「クリエイター」的なお仕事に携われることになった・・・。

という経緯があり、結果として僕は、自分が「クリエイター」として創った商品(モノ・情報・サービス)を自分で売れる「営業マン」になることができたのであるが。
  
よりフラットに世の中を見渡すと、僕はどちらかと言うと、それぞれの道のスペシャリスト。。。というよりは、「クリエイター」と「営業マン」の架け橋的な存在に自分自身がなることで、絶妙なバランスを取れるわけで。
  
「クリエイター」としては僕よりも優れた方々は沢山いるし。「営業マン」としても、僕よりも優れた方々は沢山いる。
 
そして、元々「クリエイター」に向いている方々もいるし。元々「営業マン」に向いている方々もいる。
 
でも、商品(モノ・情報・サービス)を売ってくる「営業マン」としてのお仕事を与えられる人間は沢山いるが。商品(モノ・情報・サービス)を創る「クリエイター」としてのお仕事を与えられる人間は、ゴクゴク少数だと思う。
 
「営業マン」としての、いろはにほへとは、インターネット上にも沢山情報として転がっているが。「クリエイター」としてのいろはにほへとは、なかなか入手困難な情報だと思われる。
 
なぜなら、通常「クリエイター」の仕事が得意な方々ほど、体系化したり、言語化したりして、「クリエイター」の「設計図」を第三者にお伝えするのが苦手だったりして。
 
「クリエイター」というお仕事は、とてもとても特別な、ゴクゴク一部の方しかできないお仕事なのでは・・・ということが、世間一般的な常識になっていると思う。
  
けれども、今回の平城寿@SOHOとの「月例セミナー」の中では、この「クリエイター」として、商品の「企画開発」をする「設計図」を、まったく「クリエイター」業務に携わったことの無い方々でも理解できるように、言語化に挑戦させて頂く次第である。

永遠の「クリエイター」のための「設計図」

 
僕はこれまで、サラリーマンとして、副業ビジネスとして、労働経営者として、商品の企画開発、「クリエイター」的なお仕事にも沢山携わってきた。
 
その中で、オリジナル商品(モノ・情報・サービス)を沢山世の中に送り出す機会を持つことができた。
 
そして、そのどれもが、ただの一つも例外も無く、物販であれば自社在庫をただの一つも残すこと無く、販売して収益化することができたし。
 
情報、サービスでも、宣伝広告費をそれほどかけることなく、販売して収益化させることができた。
 
もしもこの「クリエイター」としての活動が1度、2度だけ、たまたまできただけであれば、偶然のラッキーと言われても仕方が無いかも知れないが。
 
物販だけでなく、情報でも、サービスでも繰り返し再現可能だったということは。それ相応の再現性のある「設計図」というものが存在。
  
僕以外の第三者でも、「設計図」通りにやってもらえれば、再現できるということにもつながってくる。
 
現に、平城寿@SOHOにも、出会って最初にアドバイスさせて頂いたのは「クリエイター」としての「設計図」の部分。
 
そして以降彼も、独自の「商品」を、「クリエイター」として創れるようになった。
  
周りからは、「営業マン」的な、レッテルを貼られてしまっている僕であるが。心の中では永遠の「クリエイター」でありたいと思っている僕。
 
剣だけを極める戦士だけでなく、魔法だけを極める魔法使いだけでなく、剣と魔法を使える、魔法剣士のような感じでありたいと。
   
その要に当たるのが、センスとか感覚とかそういうものではなく、「設計図」。
 
なにせ僕はセンスと感覚の希薄な、月財門なのだから。

「営業力」と「商品力」どちらが重要か?

 
「営業マン」としての「営業力」があればいかなる商品でも売って売上・利益を上げることができるのか?
 
「クリエイター」としての商品力があれば、売れる商品を生み出すことで、誰が営業マンをやっても売れて売上・利益を上げることができるのか?
  
これは、メーカーの中でも、論議が交わされる部分でもあるが、僕が過去に、物販で言うと年間200~1,000アイテムのオリジナル商品を排出。
  
数多く、情報・サービスも手がけて来た経験則から結論付けてみると。「商品力」というものは、「営業マン」の力を遥かに超越することがある場合が多い。
 
「クリエイター」として、売れる「商品」を創り出すことができれば、「営業マン」としての力が希薄であったとしても、爆売へとつながってしまうことがある。
 
その証拠に、僕が香港赴任初年度から、お客さんからは「凄い営業マン」の称号を頂くことになったが。あれを分析すると明らかに、僕が「営業マン」としての力で「凄い営業マン」と言われたわけではなく。
 
僕が「クリエイター」として、提案した商品が、国を超越して売れて、お客さんが右から左に流すだけで売れたから結果的に「凄い営業マン」になれたわけで。
 
提案する商品が右から左に売れなければ、何度お客さんの元に顔を出して、商品を売り込もうとしても。逆に「うざい営業」として、煙たがれてしまうという真実がある。
 
僕が提案する「商品」が売れるから各国のお客様が歓迎して下さったのであり。残酷な現実であるが、「商品力」がなければ、何度繰り返し足を運び、いかなる口説き文句を並べたところで、誰からも歓迎されない「営業マン」と成り下がる。
 
「売れる商品」あっての「売れる営業」になるのだと、僕は従来の経験から思い知った。
  
・・・ということで、これまで副業ビジネスとして、労働経営者として、何を売ろうとしても全く売れない・・・
 
と嘆く人生を送って来た方の大多数は、「営業マン」としての力がある無し以前に、「売れる商品」を創ったり、見極めたりができないのでは・・・。という疑問符も浮き上がる。
  

追伸

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