幼い頃からずっと遊んできた、玩具、ゲーム・・・。
夢はクリエイター。
商品の企画・開発のお仕事がしたくて、玩具&ゲームを取り扱っているメーカーを就職先として選択したのがもともとのキッカケ。
幸運にも、東証一部に上場している、玩具メーカー1社、ゲームメーカー2社の内定を頂戴し。そのうち、ゲームソフトも取り扱ってる玩具メーカーに就職先として選択。
しかし、入社後の僕を待ち受けていたのは、営業職への配置だった。。(涙)
僕個人的には、クリエイター気質だと根拠もなく信じて疑わなかったのだけど。サラリーマンというのは、たとえ自分が希望する会社に入社できたとしても。自分が希望する職種に就けるとは限らないことを知った。。
孔明:「僕はクリエイターになりたいのに!(涙)」
その想いを胸の内に秘めながらも、まずは目先で与えられた、営業マンとしての職務を、トコトン遂行してみることにした。
本業のサラリーマンでは営業マン。
副業ビジネスでも、営業コンサル。
二足のわらじで、営業道をトコトン極めて見ることにした。
そんな僕に転機が訪れたのは、2003年の事。
アジア営業として、香港に転勤&赴任した後で知ってしまった。
アジア営業としての業務内容。
な、なんと、
香港支社では、営業担当が、日本の商品を並行輸入的に同時販売しながらも。アジアオリジナル商品を、自分で企画開発して、販売して良いとのこと。
孔明:「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
こうして僕は晴れて、企画開発に携われることになった。
「玩具クリエイター!」
積年の夢のひとつが叶った瞬間である。
もしも本社の企画開発担当であれば、何かにつけて、上司の許可が必要だったり、そもそも部会とかで、承認を得なければ企画が通らない。
しかも、上で決まったことが、担当割り振りされる・・・という感じだった。
けれども香港支社では、
GM:「売上・利益の結果さえ取れて、版権元の許諾が取れれば、何創っても良いよ!」
・・・なんと、上司の許可はめくら判状態で、なんでも自分で企画開発できるとのこと。
「水を得た魚」とはこのこと。
赴任した初年度から、躊躇なく商品の企画開発を、ガンガン推し進めた。
そして・・・
初年度に手がけた、2カテゴリーがいきなりアジアで大ヒット。
内ひとつは、本来版権元の許諾下では販売してはならない国と地域にまで、横流れするほどの大ヒット。
当時も、物販系の個人転売バイヤーというのは、沢山いたようで。本国日本にまで、横流れ商品が大量に行ってしまったようだ。
「勝手に商品が流れて来るんだけど!」
日本本社から、ヨーロッパ支社から、クレームを頂戴したものの、個人転売バイヤーたちを、取り締まることは僕にはできない。
いつしか、日本のヤフオクにまで、「香港◯◯◯◯」という僕が香港で手がけた商品のカテゴリーまでできてしまっていて、物議を醸した。
オリジナル商品として、細かいの合わせて年間約200~500SKUは手がけたと思うが。香港大富豪の会社の役員たちからも、「孔明さんの提案する商品は、95%売れる。」とおっしゃって頂いた。
会社に在庫は、ただの一つも残さなかったので、
GM:「遠慮なくドンドン造って良いよ!」
・・・ということで、お客様が買ってくれる限り、ドンドン創りに創った。
すると・・・
売上・利益は、香港支社の売上レコードハイを毎年更新。
自分で創ったものを、マーケティング提案とともに自分で売りに行く。
メーカーの人間としては、最高のお仕事。
サラリーマンとしても、充実した日々を、送ることになった。
これが、僕がクリエイター的なお仕事をするに至った元々の経緯。
かつての僕と同じように、「クリエイターになりたい!」と夢や希望を抱いている方々がどのくらいいらっしゃるのかは正直分からないが。
「商品企画」というものには、営業とか、宣伝広告とかとはまた別の、「産みの喜び」のようなものを味わうことができる。
自分がコツコツと準備をして、世の中に生み出した商品を、販売代理店が購入してくれて、卸売問屋さんたちが購入してくれて、エンドユーザーの手に届いた後、喜んで下さる。
僕も、最初にクリエイターとして手がけた商品が2つとも爆売。
土日だけで香港市場から消滅したのを市場視察で売り場を回って目の当たりにした時には、なんとも言えない快楽を味わうことができた。
あれ以来僕は、自分で企画開発した商品を、アジア各国のお客様のところを回って自分で売って来る。。。
・・・という快楽に浸りながら、今日に至るわけだ。
サラリーマンでも、副業ビジネスでも、独立起業後も。。
時には、他人が販売するために商品企画をしたりすることもあるが、それが、市場に受け入れられるのを見るのは、お金を稼ぐとかもうけるとか、そういうのとは全く別の、快感を体感することができる。
他人が企画開発して、商品化したものを、営業マンとして販売する・・・
というのも、これはこれの楽しみもあるのだが。自分がクリエイターとして企画開発して商品化したものが、世の中に受け入れられる瞬間。
これに勝る快感を味わえる仕事は、他にはないのでは?
・・・と、営業マンもやり、クリエイターもやりの僕個人的には思うので。この快楽を人生の中で、少しでも多くの仲間たちにも味わってみてもらいたいなと。。
追伸
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