うつ病と砂糖、それは精神科の専門家の業界では直接関係ないとされている。その質問を患者さんにされても、「関係ありませんが、砂糖の摂りすぎは血糖値に影響を及ぼすからやめましょう」くらいしかアドバイスはしないのが一般的だ。
しかし、果たして本当に関係ないのだろうか?
巷の本やネットで調べてみると、うつ病と砂糖は関係ある、としている記載が散見される。「砂糖をやめればうつにならない」という本も出版されているくらいだ。
砂糖の摂りすぎにより頭が栄養過多になってしまってうつ病や認知症になってしまう、というホンマでっか?!という意見までみられる。
そして最も科学的に有力視されてそうなのが、「低血糖症仮説」のようだ。
具体的には、砂糖を過剰に取ると血糖値が上がるが、その後急激に血糖値が下がるという低血糖状態になる。そして低血糖状態のために、だるくなったり、眠くなったり、集中力がなくなったりするというのだ。
じゃあそのような状態に陥った場合はどうすれば良いのか?と思うが、その対策はたいてい書かれていない。とにかく砂糖はやめましょうとしか。
確かに砂糖をやめましょう、というメッセージは間違っていないが、実際にこの説明で砂糖をやめようと思った人はどれほどいるのだろうか?私はこの説明じゃやめなかっただろう。
うつ病と砂糖は関係あるが、じゃあどのような説明をするか?その答えが東洋医学にあるのだ!!
陰陽五行説に基づく東洋医学においてうつ病は
・熱型うつ病
・寒型うつ病
の2種類に分けられる。
そして砂糖は胃や小腸における消化吸収を邪魔するので、必要なエネルギーが体内に取り込めず、うつ病をさらに悪化させるのだ。
つまり砂糖は、寒型うつ病の人にはもちろん良くないが、熱型うつ病の人にも良くなく、害でしかないのだ。
私は砂糖はとっていないけど、栄養のためにチョコレートは食べていますという方。
全然ダメ、チョコレートには多くの砂糖が含まれている。栄養が取れるどころか吸収されない。
私は砂糖はとっていないけど、ヘルシーな果物をたくさんとっていますという方。
全然ダメ、果物は品種改良の結果、果糖が豊富に含まれるようになり、砂糖と同等に害を及ぼすようになってしまった。
私は砂糖はとっていないけど、人工甘味料にしているという自信満々の方。
全然ダメ、人工甘味料は砂糖と同様、栄養の吸収を邪魔し、不健康になっていく(だから一見ダイエットによさそうに見えるが・・・)
さあどうだろう、明日からでも砂糖、つまり甘いものを食べるのは極力控えよう!そうすれば自ずとうつ病は改善へと向かっていくはずである!!
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…