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【帝】現役精神科のお医者さんでさえ自分がうつ病であることに気づかない

うつ病、それは本当に苦しい病気である。それは精神科医にとっても例外ではない。なぜなら、うつ病の患者さんが一向に良くならないのを、薬をちょこちょこ変更することでしか対応できないのだから。

グランドマスターとともに開校した「うつ病セルフヘルプトレーニングeスクール」は徐々に入学者が集まってきた。しかし、西洋医学の厚い壁に覆われた現在の医学会に反響はなく、予想していたとはいえ少しがっかりしていた。

しかし、この度、京都在住の現役バリバリの精神科専門医のK先生が、この「うつ病セルフヘルプトレーニングeスクール」に入学してくださった。

今日は、まずK先生の入学に際しての意気込みをいただいたので皆さんに以下をご覧いただきたい。

黄先生、木村先生、お世話になります。

私は精神科のクリニックをやっているのですが、西洋医学でうつ病を治療することに限界を感じ、治療者の立場としてこのスクールに入学しました。一人でも多くの患者さんが良くなればと願って、東洋医学の道に飛び込んでみようと思いました。

しかし、入学してみると・・・あれれ、もしかしてこれって自分も「うつ病」??

いや、そんなはずはない。自分は長年、精神科のスペシャリストとしてやってきたから、誰よりもうつ病のことはわかっている。

でも、スクールで学んでいくにしたがって、自分自身もうつだと認識せざるをえませんでした。正確には、東洋医学的にドンピシャ「うつ病」だったのです。

毎晩お酒を飲み、甘いものが大好きで、気づけば体重は学生時代から15kg増の肥満体型。

仕事は一応毎日できているものの、家に帰って作業をしようと思っても、やる気が全くでず常にだらだらとしていて、気がつけばパソコンの前で2時間、ぼんやりとネットサーフィンをしている。

いつもイライラしていて、車を運転している時には、歩行者や他の車に対して「早く行けよ」と毒づく始末。精神科医としてどうなんだ、と自問自答する毎日でした。

でもこれって、完全に「熱型のうつ」じゃないですか。そしてこの「うつ病セルフヘルプトレーニングeスクール」には、自分で克服する手段がそろっている。

そこでまずは自分自身に対して、うつ病セルフヘルプをすることにしました。その後の経過は追って報告させていただきますので、どうぞ宜しくお願いします!

K先生は繰り返すが現役バリバリの精神科専門医。そのK先生がまずは自分自身を克服すると宣言してくださった。

医師というのはプライドが高く、なかなか自分が病気だと認めたくないもの。しかし、東洋医学的には日本国民1億総うつ病なので、別に精神科専門医が「うつ病」でも不思議ではない。

患者さん想いであるだけでなく、勇気ある告白をしてくださったK先生のうつ病克服記、明日に続く。

 


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