「運が8割、実力1割、勘と根が1割」
香港銅鑼湾(コーズウェイベイ)タイムズスクエアで、聖闘士星矢コラボイベント開催中。
聖闘士星矢は、僕が小学校時代から超大好きで、漫画だけでなく、ダイキャストの聖衣を装着脱できるフィギュアも買いまくっていた。
余談ではあるが当時本屋で、本物の聖闘士星矢関連本と間違えて、同人誌系のボーイズラブ本を誤って購入してしまい、男性聖闘士同士が絡みあう中身を目にし、ショックを受けたこともある。
大人になり、玩具企業に入社・・・あれは2003年、日本で4年間勤務した後、香港転勤になった最初の年、
「香港の営業&マーケティングは、自分の意思で何でも創って売っていいからね!」
・・・と言われたのを良いことに。昔欲しかったのに発売されてなかった、ダイキャストの冥界編黄金聖闘士6体を何のイベントも無しに、いきなり完全オリジナルで創って発売した。
すると、瞬時に香港中の売り場から消えた。その後も、調子に乗って、自分が欲しかった聖闘士を日本に一時帰国して、版権元様の会社に何度か足を運びながらも、版権元様と相談しながではあるが、とにかく創りに創りまくった。。。
日本にも、ヤフオクや並行輸入品屋さんを中心に、「香港◯◯◯◯」というカテゴリーができ、勝手に大量に横流れていった。。
2010年12月末に会社を退社。はじめに香港で聖闘士星矢を手がけた2003年から、すでに13年間以上も経過するも、まだこうして、聖闘士星矢が、香港で人気な様子を見るのは、個人的には非常に嬉しく、かつての戦友たちの勇姿を見て、涙が出てきた。。
実は・・・今だから告白するが、僕がサラリーマンとして、海外で活躍できた要素の70%位が彼ら聖闘士たちのお陰。。僕が歴代レコードの売上・利益と共に、アジア各国で活躍できたのは、僕の実力ではない。。
たまたま最初の年に手がけた聖闘士星矢オリジナルシリーズが、初回からメガヒットして土台ができたお陰。。。
TOEIC265点で、英語もはなせなかったが、商売なのだから、「売れる商品」に勝る信用・信頼は無い。
お客様が、カタコトの英語を話す僕の言うことを、最初の年から聞いてくれるようになった。
もともと2004年から本格的に入った中国本土での、深い人脈を構築できたのも、彼ら聖闘士たちが売れに売れたことで、「中国でも日本の本物の高額商品が売れるんだよ!」と、イキナリ示すことができたお陰。。
全ては2003年時点で偶然つかんだ、「運」によるものだった。「運が8割、実力1割、勘と根が1割」まさに地を行っていた。
追伸
聖闘士星矢の聖衣がとにかく好きで、小学校の時の壁新聞連載時にもオリジナル聖衣を創って掲載していた。
中学校の時剣道部、高校・大学生の時にアメフト。。一貫して「聖衣」のあるスポーツを選択するに至った僕。社会人も当然玩具会社。。。
けれども、当時日本では関連商品が無く、アジアで実現。。。個人的には乙女座(バルゴ)のシャカが一番好き。。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…