マレーシアジョホールバルセナイ空港から中国広州へ直行便が開通していたので遅ればせながら利用してみた。早い!楽っ!安い!の三拍子
諸事情により、一つの国に滞在する日数を、計算しながら生きている僕。
いかに低い時間、労力、お金のコストで他国に移動し、滞在できるか?その日々の創意工夫が、かなり重要だったりする。
僕が家族と共に、生活拠点として、コンドミニアムを購入し滞在しているマレーシアジョホールバル。
国境を超えてシンガポールに行ける環境は、非常に絶妙な環境。マレーシアジョホールバルは、シンガポールと比べて、遥かに低いコストで、広いコンドミニアムに滞在できる。
電気、水道、ガス、ガソリン、光速インターネットなどの、生活に必要な光熱費も圧倒的に安い。さらには、自宅コンドミニアムから、車で約1時間、シンガポールに行けば、他国滞在カウントになるし。
シンガポールのチャンギ国際空港からは、世界各国に直行便が出ていて、LCCなどの格安航空も充実していて、日本から他国に行くよりも、遥かに安いコストで、世界各国に旅にでかけることができる。
そんなことで、僕のライフサイクルは・・・
- 普段はマレーシアジョホールバル滞在
- 週末シンガポール
- 月の第2週に中華圏に滞在(香港・澳門・広州・台湾・・・)
- 月の第3週にいつも違う国に滞在(2016年はロサンゼルス、ハワイ、日本、タイ・・・)
- 子供たちが通っているアメリカン・スクールが長期で休みの時は日本一時帰国
・・・と言った感じである。
僕は複数のビジネスと投資を行っているが、ムリ・ムダ・ムラが無いように、移動の際には、ビジネス・投資の活動を考慮しながら、移動・滞在先を決めている。
これによって、世界各国をフラフラと旅をしながら、僕と家族が生きていくための、収入をチョビチョビと稼ぎながら暮らしているのである。
灯台もと暗し、ジョホールバルのセナイ国際空港
これまではもっぱら、「シンガポールチャンギ国際空港」からどこの国と都市に格安で行けるのか?という基準を元に、移動・滞在する国を考察していたのだが、ふとした拍子に、思うところがあった。
孔明:「そういえば、マレーシアジョホールバルのセナイ空港ってどこの国と都市に行けるのかな?」
・・・と。2011年1月に、家族と共にマレーシアジョホールバルに引っ越して来て以来、マレーシア首都クアラルンプールに行く時など、活用したことはあるが、それ以外の、国・地域には行ったことがなかった。
そこで早速、LCCのAir Asiaホームページを確認してみると。。。
孔明:「おおおお、いつの間にか、中国広州への直行便が出ている!2016年5月29日からスタート。。。つい最近のことじゃないか!」
ゴゴゴゴゴゴ
エアアジアグループは、ジョホールバルセナイ国際空港からの国際線ネットワークを拡大させていて、バンドン、ジョグジャカルタ、スラバヤ、バンコク(ドンムアン)、ホーチミン、ハジャイ・・・と直行便が出ている。
いつの間にか・・・。しかし、ベトナムのホーチミンは、以前は平城寿@SOHOともに旅に、ベトナムの大統領ファミリーと共にベトナム国内を回ったりしたが、結局投資を行うことは無かった。
タイのバンコクも、平城寿@SOHOと共に、隣町アユタヤのコンドミニアムを一室だけ権利を持っているが、特に今後ビジネス・投資を拡大する計画は無い。
今年一度だけ、「地下ソサエティ」の北野会長謁見宴(ディナー)で、タイのバンコクに行ったが。インドネシアに至っては、これまでただの一度も、足を踏み入れたことさえない。
今後共、なんとなく、気分的に、インドネシアでビジネス・投資を行う気はまったく沸き起こらない。。(1997年にインドネシアでは華僑5,000人大量虐殺起こったばかりだし。。)
よって、いまいちジョホールバルのセナイ国際空港の活用機会があまりなかったのだ。
けれども、中国広州となれば話は異なる。僕が2006年〜2010年までサラリーマンの海外駐在をしていた地。マレーシアジョホールバルに引っ越してくる前に、家族と共に住んでいた地。
ビジネスという部分では、門・四柱推命・占術の情報収集拠点が広州にあるし。中国生産工場のサポート業務の拠点も広州にあるし。10年来のビジネスパートナーも広州を拠点にしている。
中国元での投資も、広州を含めた広東圏で行っている。
中国本土の中で、家族も僕も目をつぶっても歩けるほど(本当に目をつぶったら歩けないが・・・)一番慣れている地・・・と言っても過言ではない。
しかも、僕のビジネス拠点とも言える、香港までも、電車で片道約2時間・・・210香港ドル(約2,750円)で行けてしまう。
僕が不動産を購入した、珠海までもバスや電車で2時間。さらに、珠海から国境を徒歩で超えて、度々平城寿@SOHOとの共同イベント会場になっている、澳門までも行けてしまうのだ。
広大な中国、本当に沢山の国際空港があるが、その中でも、広州だけが選出されてしまうなんて。。。
「まさに、僕のためにできたような便ではないか!」
ゴゴゴゴゴゴ
圧倒的なローコスト化
マレーシアジョホールバルから、シンガポールチャンギ国際空港経由で他国に行こうとした場合。万が一の渋滞が怖いので、やはり余裕をみて、出発の4時間前には自宅コンドミニアムをドライバー付きの車で出発しなければならない。
一方、ジョホールバルセナイ国際空港であれば、出発の1時間半に自宅コンドミニアムを出ればいい。
陸路移動の労力:チャンギ往復8時間VSセナイ往復3時間
さらに、チャンギまでの国際タクシーは片道200RM(約5千円)、往復400RM(1万円)
セナイ国際空港までのUBer代は、片道25RM(約630円)、往復50RM(約1,260円)
陸路移動のお金:チャンギ往復1万円VSセナイ往復1,260円
時間、労力、お金のコストが、大幅に節約できることになってしまう。
ゴゴゴゴゴゴ
セナイ国際空港から中国広州までの直行便予約!
今回早速、ジョホールバルセナイ国際空港から、中国広州までの直行便を、エアアジアのホームページから予約してみた。
往路:ジョホールバル夜22時 – 広州深夜2時着
うわわ。。。夜22時ジョホールバル出発はよいけど、中国広州深夜2時着って!?
これまでさんざん広州の空港を使ったけど、その時間帯に到着したことが無いな。。
Uberとか、タクシーとかあるのかな。。心配。。
帰路:広州深夜3時発 – ジョホールバル早朝6時50分着
あわわ。。深夜?明け方?3時広州出発って、その時間空港ってやってたっけ?
まさに未知の世界。ジョホールバル早朝6時50分は、大丈夫そうだ。ジョホールバルの出発時間夜22時も、到着時間早朝6時50分もOK。
問題は、中国広州の到着時間深夜2時と、出発時間深夜3時である。
いくら僕にとって、長年家族と住んで、慣れ親しんだ中国広州としても、未体験ゾーンの時間帯である。
けれども、ジョホールバル-広州直行便の価格を見てみると・・・。
空港税:120.00MYR
GST:3.9MYR
Processing Fee?:16MYR
合計500.1MYR(約1万2,500円)
な、なんと、往復の飛行機代が、たったの1万2,500円である。。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
これは凄い、凄すぎる!!!
時間:大幅短縮 早い!
労力:大幅縮小 楽っ!
お金:大幅節約 お得!
ダンダンダン。
ダンダンダン。
ダンダンダン。
三拍子揃ってしまっているではないか!・・・ということで、迷わず予約をした。
実際に搭乗してみると・・・
。。。というわけで今、マレーシアジョホールバルセナイ国際空港から、エアアジアの中国広州直行便に乗って、中国広州に来ている。
今回の主な目的は、
- 他国カウント
- 珠海お金受け取り処理続き
- 工場生産・在庫管理
・・・以上3点である。
マレーシア自宅コンドミニアム。20時15分位に、iPhoneアプリの「Uber」を立ち上げ、「セナイ国際空港」をセットして、車を呼んだ。
ゆっくりと、一階に降りてロビーに行くと、ドンピシャのタイミングで、「Uber」車が来ていた。
タマンモレックのモレックパイン3から、せない国際空港まで。走行距離約29km 所要時間30分ジャスト 値段は25.21RM(約630円)だった。
ちなみに、セナイ国際空港には、専用駐車場があるが、この駐車代金は、24時間で50RMなので、仮に一週間滞在すると、50RMx7=350RM(8,700円)もかかってしまう。
なので、マイカーではなくて、やはり「Uber」かタクシーでの移動が賢明である。
セナイ空港到着後、無人のチェックイン機械があるので、予め控えて置いた、「Booking number(予約番号)」を機械のタッチスクリーンで入力。
パスポートをスキャンすると、無人機械から、チケットが印刷された。
チケットを持って、手荷物検査→入国管理局へ。
僕の前には、3人しか待っていなかったので、すぐに中に入ることができた。
中でトイレに行ってから、椅子に座っていると、搭乗開始の時間が近づいてきた。行列ができてきたので、サラリと並んでおく。
すると、時間からそれほど遅れることなく、飛行機に搭乗することになった。
途中なんと、日本人のオジサン3人組が、マレーシア人と中国人が、きちんと並んでいる中、僕の5人ほど前、横から強引に列に割り込んでしまったのを目にしてしまったが。。。
しかも、会社名が刻印された作業服を着ていたので、どこの会社の方かも分かってしまう状態で。。。
それ以外はみなさんきちんと列を守ってくれていた。
こんな時間帯の便にも関わらず、機内はほぼ満員状態だった。。意外とみなさん使うのですね!!
自宅から持ってきた、玄米味噌おにぎりを2つほど食べて。首まくら、アイカバー、耳栓をして、眠りに着く。。
爆睡していたようで、気が付くと、中国広州に到着していた。到着予定時刻は2時ジャストだったが、2時よりも早く到着。
中国の入国管理局(イミグレ)を通過したタイミングが、ジャスト2時だった。
中国広州国際空港到着後、普段僕は、空港から地下鉄を使うのだが、この時間はやっていない。
そこで、早速「Uber」を起動してみたが、「Uber」はゼロだった。。。
仕方なく、タクシー乗り場に足を運ぶ。タクシー乗り場に行くと、数台のタクシーが泊まっていた。
しかし、素直にメーター系ではなく、「交渉系」のタクシーばかりである。
ううう。やはり。。しかし、ここでゴネても仕方がない。
朝の5時まで、空港で寝て待つ。。。という手段もあるが、今回はお試しで、タクシーに乗ってみよう。。ということで、タクシーに乗って街中に出ることにした。
条件は・・・100中国元(約1,500円)。
しかも、「相乗り」条件である。日中なら、1人でタクシーに乗って、空港から街中まで、110元〜150元位と言ったところ。
なので、タクシーの運転手は、4人ギューギュー詰めに乗せて、100元x4=400元、普段の4倍近く稼ぐことになる。
かなり、フィックス的な相場のようで、一緒にタクシーに乗ることになった、他の中国人の方々も、「100元」条件だった。
中国語をしゃべれて、広州をよく知る僕でも、これ以下には下がらなかった。
中国広州に到着してからの街中への移動が敷居高いと思った。
まあ、僕の場合、家族と一緒に中国広州に来た時には、五つ星ホテルに宿泊し、送迎車をアレンジすれば、ここの問題はクリアできそうだ。
もしくは素直に、通常1人100元のところ、4人家族分の深夜料金+チップということで、200元(約3,000円)300元(約4,500円)MAXで400元(約6,000円)・・・3段階で交渉して払えば、タクシーの運転手も、確実に車を出してくれることが逆算的に理解できる。
ジョホールバル-チャンギ国際空港までの往復代と飛行機代の安さを考慮して計算すれば、アクセクタブルな金額である。
ジョホールバルセナイ空港から中国広州直行便「帰路編」
僕が家族と共に拠点として住むマレーシアジョホールバルのセナイ空港から、中国広州へ直行便帰路。朝の3時中国広州出発の便なので、広州市内を12時に出発する。
この時間帯、広州市内であれば問題無く「Uber」をキャッチすることができる。
「Uber」に乗って、中国広州白雲国際空港へと向かう。エアアジア航空(AirAsia)マレーシアジョホールバル直行便のチェックイン時間は、深夜24時半〜2時の間。
ジョホールバルは中国語で「新山」と書くことをはじめて知る。カウンター自体はそれほど混んでいなかったので、スムーズにチェックイン。
その後、手荷物検査と、イミグレ(出入国管理局)を通過して搭乗を待つ。ちなみに僕は、空港などで、何時間待っていても平気。
なぜなら、iPadのKindleで、漫画を読むから。iPhoneアプリのモンハンもプレイできるし。
今回、搭乗時間を待っている間に読んでいたのは、『ワンパンマン』全巻。一見いい加減そうに見えて、かなり作り込まれた設定の漫画で、時間の経過を忘れ、気がつけば搭乗時間になっていた。
登場後・・・いつもの3種の神器、マクラ、目隠し、耳栓を装着、深夜3時出発だったこともあり、目を閉じた瞬間に意識が飛び爆睡。
次に意識が戻った時には、マレーシアジョホールバルセナイ空港に着陸した瞬間だった。
セナイ空港のイミグレではMM2HがVIP待遇
実はセナイ空港で国際便を使うのははじめて。他国から飛んできて、セナイ空港でイミグレ(出入国管理局)を通過し入国するのははじめてだった。
中国広州からの直行便は、帰路も満員だったこともあり、イミグレには非常に沢山の人が並んでいる。
孔明:「うわー。これは待ちそうだな!」
・・・と思った、けれども、左側2列の1番、2番レーンだけ空いている。赤絨毯が敷いてあり、少しだけ豪華な仕様だ。
サインボードを良く見てみると。。。
孔明:「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
なんと、「My Second Home」と書いてある。
つまり、「Malaysia My Second Home」ビザ略語で「MM2H」ビザを所有している者専用のレーンなのだ。
幸いにも、僕はマレーシアジョホールバルに移住した2011年から、「MM2H」ビザを所有している。ほんのすこしだけ、VIP気分を味わいながら誰も並んでいないレーンへ。問題なく、イミグレを通過し、マレーシアに入国することができた。
ただし、ハンコが押さえれてしまったが。。(シンガポールに陸路で行くときは、マレーシア出入国の際、MACSカードがあるのでハンコは押されない。増えない。)
セナイ空港の朝7時タマンモレックへの移動
セナイ空港の朝7時。早速iPhoneを立ち上げて、「Uber」を呼んでみたものの、シーン。。。
残念ながら、「Uber」は一台もいなかった。。
赤い普通のタクシーも一台も無い。けれども、事前に利用料金を支払う、定額タクシーがあった。
セナイ空港から、タマンモレック・モレックパイン3までの料金は、、約47リンギット(約1,100円)とのこと。
「Uber」よりは高いが、致し方が無い。定額でボッタクリも無いので安心だし。白い車体の「定額タクシー」に乗込み、タマンモレックへと向かった。
7時30分位には、自宅コンドミニアムに到着した。
これにて、セナイ空港を活用した、マレーシアジョホールバル−中国広州間のエアアジア(AirAsia)航空直行便の旅終了。
・・・総合した結論。。
はい。次回も、ジョホールバルセナイ-中国広州直行便便を、活用させて頂く!
さらには、ジョホールバルセナイ-中国広州直行便便、、、からの、電車で香港に行く編。バスで澳門に行く編。・・・も機会あれば挑戦させて頂こうと思う。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…