「士農工商」の僕たちだからできる貢献「世のため、人のため、自分のため」
僕たちは、「士農工商」という言葉を小学校時代に習った。
孔明:「日本には、古来から「士農工商」という身分制度があってね・・・。」
たまたま実家で、娘たちに説明していたところ・・・。地方公務員教員職一筋、今も教鞭をふるっている孔明ママが・・・。
孔明ママ:「あら、知らない?「士農工商」は、かなり前に、教科書から削除されたのよ。」
孔明:「えええ?本当に!?「士農工商」が?聞いてないよ!!」
僕たちは、江戸時代の身分制度が「士農工商」というふうに教科書の記載と共に教わったはず。しかし、その説は間違っていたようだ。
江戸時代・・・「士農工商」は身分の序列を示す制度であり、身分によって大きな格差が存在していた。
士(武士)を頂点に、農(農業従事者)、工(興行従事者)、商(商業従事者)の順で身分が固定。「士農工商」に加えて「穢多(えた)」「非人(ひにん)」をつけて「士農工商穢多非人」だったと。
けれども、1990年代から、「士農工商」に関する実証的研究が進み、現実に施行された制度ではなかったと判明。平成12年度の教科書から、「士農工商」の記述は削除されてしまったようだ。
「江戸時代の身分制度は士農工商」僕は完全にそうなのだと、信じ切っていたこともあり、この言葉を聞いた時には、実は「聖徳太子」はいなかった・・・「武田信玄」の肖像画は間違っていた・・・並に、いや、それ以上にショックだった。
まあ、「士農工商」という上下関係制度があったとしても、なかったとしても、どちらにしても。「士農工商」は「庶民」を対象にしている言葉。
武士階層に加えて、農業、工業、商業・・・各職業を並べて「民全体」を意味する「四文字熟語」でもある。
今も昔も変わりなく、「士農工商」の「庶民」の上には、それを統治・管理され、政(まつりごと)をつかさどる、「鷹(たか)」が存在する。
「鷹」が「政策」を決める、「士農工商」の民は「鷹」が決めた「政策」に対して、素直に従うか、「対策」することしかできない。
「士農工商」の民は、その範疇を超えることはできない。
もともと「士農工商」というものは、古来中国の「孔子の儒教」から来ている言葉。『士農工商』 土地に基づかず 利の集中をはかる「商工」よりも、土地に根ざし穀物を生み出す「農」が重要。
商人や職人に自由に利潤追求を許せば、その経済力によって支配階級が脅かされ、民が重労働である農業を避けて、商工に転身することにより、穀物の生産が減少して飢饉につながる。さらには、社会秩序が崩壊する。
・・・という言葉を、言語化したものだ。
だとすれば、「士農工商」という言葉は、ある意味今日の現代社会にも通ずる部分がある。
「鷹」と「庶民」の違い。「政策」は「鷹」が決める。「庶民は「対策」しかできない。これを理解できているかどうか?
これだけでも、人生の中で、「しあわせ」の4文字を獲得できるか?「ふこう」の3文字を引いてしまうか?大きく左右されてしまうことになる。
日本のために「士農工商」だからできる「支援」
東京某所、スーツをびしっと着込み集合した「地下ソサエティ」。僕たちもまた現代の「士農工商」。職業、業種バラバラ。
普段は、それぞれが全く違う分野で、ビジネス・投資の活動に励んでいる。それが、北野会長の唱える精神世界に共感し、こうして「意思の集合体」として集結しているのである。
「地下ソサエティ」の結成と活動の目的は、集団で結託をして、自分たちの力で世の中を変えようなどという、「士農工商」として、おこがましいことを、やろうとしているのではない。
僕たちはあくまでも、士(公務員)であり、農(農業従事者)であり、工(興行従事者)であり、商(商業従事者)であり、自分の技術を提供したり、商売をしたりして、金(カネ)を稼ぐことしか脳の無い人間。
政になど、口や手を出せる立場のものたちではない。
だから僕たちは、日本国に対して・・・国の政に対して・・・「ああしたほうが良い。」「こうすべきだ!」などと、偉そうに外野のベンチサイドから、声を出して叫ぶことなどはしない。もしも僕たちに「政」に携わる気があるのなら、とっくにその道を歩んでいるはずだ。
全ての日本国民には老若男女誰にでも平等に、衆議院議員は25歳以上、参議院議員は30歳以上で被選挙権があるのだから。
市議会議員→県議会議員→国会議員と徐々に基盤を固めながら、自分が政治家を目指せばよいのである。
僕たち「地下ソサエティ」メンバーは、自分が政治家になろうなどとは、思っている者たちはいない。僕たちはあくまでも、「士農工商」なのだから。
身一つで政治家に成り上がる道・・・まずは狭い範囲から支持者を増やし、後ろ盾になってくれる人脈を構築し、地元に根ざした政治活動を継続して評価を獲得し続ける・・・。
なんて物凄いことは、金(カネ)のために生きている僕たちのような人間には、絶対にできないことだ。
中学校の生徒会長になるだけでも、全校で一人・・・物凄い大変なことなのに。区の代表、市の代表、県の代表、国の代表・・・に選出されることなど、雲の上の世界の話の如く。
生涯をかけて、「商売」ではなく、「政治活動」に身を投じると、決意と信念を固められた者でないと、市議会議員→県議会議員→国会議員・・・などという、「修羅の道」を、昇りつめることなど、絶対にできない。
「政治家は楽して・・・」などというのは、悪意のあるマスコミが描いたまやかし、庶民やが抱いた妄想であり。普通に考えれば分かることなのだが、官の中の官の世界。
サラリーマンや公務員で上を目指すよりも、遥かに熾烈な修羅の世界。そんなちゃらんぽらんな気分、邪(よこしま)な気持ちで政治家などになれるものではないし、活動が続けられるわけがない。
ましてや、日本の中枢に君臨される「鷹」ともなれば・・・。
僕たち「地下ソサエティ」メンバーは、「政治活動」ではなく、「士農工商」それぞれの立場から、「商売」に身を投じる道を決断した者たちの集まり。
「鷹」が決めた「政策」に対して、「対策」をすることしかできない。けれども、一つ僕たちが貢献できることと言えば、僕たち「士農工商」が、志の尊い「鷹」に対して、「商売」で稼いだ金(カネ)の中から、政治活動支援をすることで、「鷹」は「鷹」として、羽ばたき続けるようになれ、それが結果として、僕たちが間接的に、日本の政治に関わることになれる。
それが、「世のため、人のため、自分のため」日本の未来のためにつながる。
そんな気持ちを胸に、「地下ソサエティ」プラチナがスーツに身をまとい、東京某所に集う。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…