すべての「仕事」は、「付加価値」を生みだすから「仕事」と認識される。自分が働くことで、物事に「付加価値」がつくから、「仕事」として認められるようになる。
正社員、パート、アルバイト、その雇用体系はどのようなものでも構わないが、もしも自分が「仕事をしています!」・・・と言っても、ただただ自分の時間と労力という労働力を浪費し続ける形で、右から左の流れ作業をしていることを対価として、時給、日給、月給・・・などの、給料をもらっているだけだとしたら・・・。
これも確かに、新しいものを生産しているかもしれないし、間接的には「付加価値」を産んでいるかもしれないが。僕たちの言うところの「仕事」ではなく、「労働」という属性に変わる。
もしも「労働」をし続けるだけの「労働者」になってしまったとしたら、いくら時給単価、日給単価、月給単価を上げようと努力をしたとしても。そこからあまり大きな、伸び白というものは、期待することができない。
1日24時間・・・食事や睡眠の時間を削っても、MAXでも1日当たり10時間にも満たない「有限」の労働力を対価に、機械的な労働を続けているだけではすぐに収入的な限界に到達してしまう。
また、「付加価値」の無い「労働」を続けていることしかできない場合は、これからの時代、便利なWEBを中心とした「システム」や賃金の安い「外国人労働者」によって、すぐに取って代わられてしまう。
そんな中、有益な人材として、社会で生き残り続けるためにはどうしたら良いのか?
限られた、時間と労力の中で、収入を上げていくにはどうしたら良いのか?
一緒に考察を深めていきたい。
単なる時計が350万円の「付加価値」を持つ現象
「付加価値」とはどのようなことを言うのか?言語化を深めて行くと・・・ある「もの」が有している価値と、それを生み出す元となった「もの」の価値との差。
一般的に、何らかの「もの」を使って新しい「もの」を生み出すと、元々の「もの」より高価値な「もの」となる。
このようにして高価値となることについて「価値が付加される」という意味合いで、「付加価値」と呼ばれる。
・・・とのことであるが。何らかの機能的な役割に価値がある。自分の提供する仕事自体に価値がある。
その価値が「付加価値」であり、僕たちの「仕事」は「付加価値」に対する対価として自分がいろいろな機能提供をする対価としてお金をもらえている。
物理時空における機能、情報時空における機能、両方の時空の中で、機能を提供することで、対価としてお金がもらえている。
この際重要なのは、物理時空における機能も、情報時空における機能も、すべて「文字情報化」されること。情報時空の中の「情報」として、「文字情報化」されてはじめて、価値ある「機能」として、第三者の人間から認められる。
物理時空における機能も、情報時空における機能も、どんなに優れた機能を秘め持っていたとしても、それが「文字情報化」されない段階では、誰からも認識されない機能ということで、「宝の持ち腐れ」ということになる。
たとえば、僕の身の回りにある、一番高価な「贅沢品」に、昔香港オークションで落札した、世界限定100本の「オーデマ・ピゲ」がある。現時点での評価額は、日本円で350万円と言ったところだろうか?
しかし、世界限定100本のだろうが、物理時空における機能を、沢山秘め持っていようが、この時計が、ただ無造作に机の上に転がっていて、うちの次女ミカンのように、その時計のことをまったく知らない人が手にとって見たとしても。単なる「重くて使いづらそうな緑色の時計」としか物理時空の中では、認識されないことになる。
けれども、ここに・・・情報時空の中での、「文字情報化」が加わって行くことで変化が起こり始める。
たとえば・・・僕が持っている「オーデマ・ピゲ」を例に挙げて「文字情報化」して行くと。
オーデマ・ピゲ(Audemars Piguet)は、スイスのスイスの高級時計メーカーであり、
- パテック・フィリップ、
- ヴァシュロン・コンスタンタンとともに世界三大高級時計メーカーの一つに数ええられている。
パテック・フィリップ同様、創業以来製造したすべての時計の修理を保証しているほか、本社のあるジュウ渓谷にあった現存しない時計会社の懐中時計の修理も受け持っている。
そのオーデマ・ピゲの中でも、「ロイヤルオーク」というスポーツウォッチのシリーズは、オーデマ・ピゲを象徴するシリーズであり。ステンレス製の八角形のベゼルとケース、裏蓋が貫通して固定され、ネジ底が剥き出しとなっている八本のネジ。文字盤には格子状に溝を刻んでいる。
名前及びベゼルの形状は、イギリスのプリンス・コンソート級装甲艦・ロイヤル・オーク(HMS Royal Oak)の舷窓にちなむ。
ジェラルド・ジェンタがデザインを手がけ、クォーツショック直後の1972年にデビューした。
「鋼へのオマージュ」というキャッチフレーズと共に、『スポーティー・ラグジュアリー』というコンセプトで発売された。
ステンレス製の「高級時計」は当時例がなく、衝撃的なデザイン、39mmという当時としては大きい「デカ厚」サイズとともに世界中に多くの根強いファンを持っている。
・名称: Royal Oak Offshore Monte Napoleone, Green Dial, Special Limited Edition to 100 Pieces – Stainless Steel on Strap
・ブランド:Audemars Piguet
・ムーブメント:自動巻き
・ケース素材:スチール
・ベルトの素材:ワニ皮
・ムーブメント:自動巻き
・ケース素材:スチール
・ケース直径:44 mm
・ベゼルの素材:スチール
・ガラス:サファイヤガラス
・文字盤:グリーン
・数字文字盤:アラビア数字
・ベルトの素材:ワニ皮
・ベルトの色:グリーン
・クラスプ:片開き式
・バックルの素材:スチール
・特殊機能:クロノグラフ, 日付表示
・その他: 秒針, スモール・セコンド, 蓄光文字盤, 蓄光針, 期間限定商品, ねじ込み式リューズ
・世界限定:100本
・・・という形で、情報時空の中で、「文字情報化」されることではじめて、物理時空の機能を第三者に「付加価値」として伝えることができるようになる。
単なる「重くて使いづらそうな緑色の時計」が350万円という「付加価値」のある時計へと化ける。
このように、物理時空の機能が、情報時空の「文字情報化」されることで、はじめて「付加価値」というものが、第三者でも分かる状態で出現され、認識されるようになる。
つまり、「仕事」の一番重要な、「付加価値」を生み出せる人間とは、物理時空の機能も、情報時空の機能も、「文字情報化」という形で、変換できる人間である・・・と定義することができる。
「文字情報化」するためには、
- 情報を上手に収集できるか?
- 情報時空における知識を習得することができるか?
- 第三者に対して、評価の対象となる情報を伝えられるか?
- 第三者に対して、役にたつ情報を伝えられるか?
・・・などの能力・知識・スキルが、重要になる。
労働対価からの限界突破
「文字情報化」によって、「付加価値」を具現化することで、収入を限界突破させることが可能になる。
情報時空の中で、機能を「文字情報化」することに、時間・労力の限界コストの概念が
働かないから、「文字情報化」の能力・知識・スキルさえあれば、少ない時間・労力で、いくらでも「付加価値」というものを、加えることができる。
つまり、この能力・知識・スキルを習得することで、「付加価値」を生み出せる「仕事」のできる人間として、限界突破をする形で、時給・日給・月給・・・給料収入の類の枠組みを超えて、自分の時間・労力という労働対価の枠組みを超えて稼げるようになってしまうのだ。
これからの時代、「付加価値」を生み出す「仕事」ができる人間だけが、十分な収入を得られる「配役」を獲得して社会で生き残ることができる。
物理時空の機能も、情報時空の機能も、情報時空における「文字情報化」をする能力・知識・スキルを持つことが、明暗を分けるということだ。
追伸
物理時空の機能も、情報時空の機能も、情報時空における「文字情報化」をすることを「仕事」にしているのが「ブロガー」という職業であり。「ブロガー」に必要な、能力・知識・スキルの習得方法を、インタラクティブなスクール形式で教えているのが、平城寿@SOHOが中心になって開講されている『平城式Facebook』である。
『平城式Facebook2.0』
http://hirajoshiki.com/t/
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私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…