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「身を粉にして働き続ける」のも「アリ」ではなく「キリギリス」

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「アリ」ではなく「キリギリス」

『アリとキリギリス』のお話がありますが。これの本当の恐ろしいところは、まじめに、サラリーマンとして働き続けていれば、「アリになれるか?」というとそうではではないところにありますね。

毎月、毎月、安定・安心のお給料がもらい続けられるから・・・と今いる状態に甘んじ続けているだとしたら。これ、すなわち「キリギリス」なのです。なぜなら、毎月の安心・安定のお給料が、もらえている間は、生きていけるかもしれないけど。

「60歳を迎えた後の身の振り方は?」

真剣に考え、現実に落とし込む形で、想定と準備ができている方々が、世の中あまりにも多すぎて、驚かされてしまいます。・・・とは言っても、実際に僕もはじめから、ちゃんと想定できていたわけではなかったのですが・・・。

今晩も ”毎月恒例” の「お別れ会」があります

今振り返ってみれば、僕は「運が良かった」のだと思います。なぜなら社会に出てすぐに気づけたから。正確に言語化すると大企業のサラリーマンになれたからといって、人生の「安定・安心」を手に入れたこととイコールにはならないと。

「否応なしに気付かされたから」。就職活動を経てサラリーマンになった時。世の中を知らない僕は、

「よし、これで人生安泰!」

そう思ってました。特に僕の場合は、一流大学でも、二流大学でもなく、三流大学卒。そこからの上場企業入社という学生時代の最後の最後で逆転したパターンでしたので、先のことを考える力などはありませんでした。

けれども、初年度から恐ろしい光景を目の当たりにすることになったのです。「壮絶なリストラ・・・」入社一年目、僕たち新人は全員「市場開発事業部」という部署に配属。

売り場を回って調査・報告をしたり販促提案などをしたり、販売活動を行ったりしていたのですが。なんと期の途中で、僕たち新人を見てくれていた、上司たち・・・主任、係長、課長、全員「リストラ」されたのです。

社会に出てから最初の上司たちです。僕たち「ひな鳥」たちにとって、「親鳥」だと思って慕っていた彼らが突然消えて。

別の部署から、新しい主任、係長、課長が就任。その戸惑いたるや計り知れないものがありました。その後も、入社2年目、3年目・・・「社内の3分の1が入れ換わる」。朝礼の時に、朝礼の司会を務める総務課の係長が

「今晩も ”毎月恒例” の「お別れ会」がありますので・・・あ、失礼いたしました。」

どう反応して良いのか?分からない、ブラックジョークが飛び出してしまうほど。なんとその年には、全社員の3分の1が片道切符の子会社に行ったり退社をしたり、派遣社員さんや転職されて来られた方々と入れ替わってしまいました。

「リストラ」された上司・先輩たち・・・みんな仕事ができない方々なのか?上場企業に入社して働いてこられただけあって、一流大学を卒業し、社会的な水準から言ったら優秀な方々ばかりでした。

奥様、お子様がいらっしゃり、住宅ローンで購入した、自宅も所有されてます。その状態での「リストラ」・・・。それを社会に出て1年目〜4年目に散々目の当たりにして来た僕です。

「大企業のサラリーマンになることが安心・安定を手に入れることではなかったんだ・・・」

鈍い僕でも、これは明らかに気付かされることだったのです。しかし、その経験のお陰で、社会人2年目という早期の段階から、「リストラ」をされることを前提とした早期の準備をはじめ、「副業サラリーマン真田孔明」の活動へととつながったわけなのです。

企業が生き残ること、社員が生き残ること

ちなみに、僕が就職したのは、今にも潰れそうな企業ではありません。むしろ逆で、このご時世の中でも、高い水準で生き残り続け、毎年の「就職ランキング」でも上位の方に入って来る企業です。昭和の時代に、誕生して有名になった企業ですが。

僕が入社したのと同タイミングでそれまでの創業一族系の経営から、メインバンクである大手都銀から来られた方にバトンタッチされました。今思えば、

「半沢直樹のような優秀な銀行マンが企業経営を手掛けるとどうなるのか?」

という感じでしょうか?当然ながら、全ては数字で判断されるので、「カルロス・ゴーン」の如く、ビシバシと改革して行きます。創業一族2代目の時に、傾きかけていた状況から脱却。今なお健全な状態で生き残っています。

つまり、創業一族は、企業が企業として元気な状態で生き残り続けるために、経営という立場からみると、正しい判断をしたし。銀行から来られて社長になった方も、正しい経営をしたことになります。

結果として、僕が入社した時から、20年以上が経過した今なお企業自体は健全な状態で生き残り続けているのですから。上場企業の場合、株主のために仕事をします。

計画通りに売上・利益が出ない場合、株主の期待を裏切ることになるので、本来ならば、銀行から来られて社長になった方のように、どんな手段を講じてでも、計画通りに売上・利益を出そうと企業努力することが宿命的に求められるのです。

企業が生き残り続けることと、社員が生き残り続けられること。時として、全く別のベクトルで考え、動かざるを得なくなる。

  • できる限り少ない労力で、高い待遇を得ようとするサラリーマン。

     対

  • できる限り少ないコストで、サラリーマンに高パフォーマンスをだしてもらいたい企業。

本質的には、交わるところはありません。「妥協点」の中で、握手を交わしているだけなのです。企業としての正しいあり方が、結果として「大量のリストラ」につながったのです。

僕は偶然ながら、その企業としての「変革の時」に入社したこともあり、日本の本社で勤務した4年間の間に、この光景を日常的に目の当たりにしてしまったわけなのです。

身を粉にして働き続ける「キリギリス」

僕の場合、入社5年目に「海外駐在員」として日本国内から脱出。以降は海外を中心に活動することになりました。今から約17年以上前のことです。その時には既に、副業ビジネスからの収入がサラリーマンとしての収入を圧倒的に上回る状態になっていましたが。

そんな中で、「衝撃の事実」を耳にすることになりました。

「伝説のN部長が「定年退職」された。2人目の「定年退職」だって・・・」

と。僕がサラリーマンとして勤務していたのは、2021年で創業71年を迎える企業です。にもかかわらず、

「たったの2人目の定年退職者って・・・」

改めて、あの「リストラ騒動」の最中で、想定と準備をしていて良かった・・・。あのまま、サラリーマンを続けていれば「安心・安定」と信じ込み続けていたら大変なことになっていた・・・。と思ってしまった次第です。

サラリーマンを、正社員として約12年間続けて来た僕もよく分かります。成果を出せても、成果を出せなくても、毎月、毎月、決まった日が来ると、銀行口座の中に、自動的に振り込まれる「お給料」の心地よさを。。

「お給料」をもらい続けるために、「お給料」の金額をほんの少しでも上げるために、身を粉にして、働き続けます。この状況、一見すると自分は働き者の「アリ」だと錯覚してしまいそうになりますが。でも、『アリとキリギリス』のお話で言うと、

「身を粉にして働き、毎月のお給料をもらい続ける状態」

これは「アリ」ではなく、のんびり葉っぱに寄りかかってバイオリンを奏でている「キリギリス」の方です。なぜなら、40代、50代、としてサラリーマンを続ければ続けるほど、高まる「リストラ」の驚異。

ある日、自分が「リストラ」されたとしたらどうするのか?後ろから忍び寄り肩を叩こうとする手を全てかわしきり、超運良く、「定年退職」を迎えられたとしても、その後はどうするのか?

「貯金」して貯めた限り有る手元の「お金」が、毎月目減りして行く恐怖に、冬の寒さに凍えて、ガクガク震え続けるのか?

間違いなくその時には、優雅に奏でていたバイオリンは地面の上に転がり、雪が降り積もっていることでしょう。やはりこの状態では、「アリ」ではなく「キリギリス」の方なのです。

30代をどう過ごすのか?
40代をどう過ごすのか? ← 僕はここ
50代をどう過ごすのか?

誰しもに訪れる、60代を迎える時、自分はどういう状態になっていたいのか?なっているべきなのか?当然ながら、何も考えずに、ただただ毎月必ず銀行口座に振り込まれ続けるのお給料の心地よさに浸り続けていたら。後で大変なことになるのは、必須ですよね。

アリさん:「だから、食べ物がたくさんある夏の間に準備しておきなさいと言ったでしょう。家には家族分の食べ物しかないから、悪いけど、キリギリスさんにはあげる事が出来ませんよ」

キリギリスは雪の降る野原の真ん中で、寒さに震えながらしょんぼりしていました。。このミライが訪れるのは、運が悪いかどうかの問題ではなく、極めて当たり前の必然的なことですね。

追伸・・・
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