今日のお話の目次
・「ねえパパ、どうやったらお金持ちになれるの?」
・間違った考え方のまま頑張らせ続ける恐怖
・「お金が無いから我慢しなさい!」の継承
・お金が無いから貯金に走るタイプの方
・お金が無いから一発大逆転に走るタイプの方
・お金に囚われ続けた不自由な人生を送る人
・サラリーマンでもお金の恐怖払拭可能
・労働者(E)なのにお金の恐怖が無かった両親
・労働者(E)だからダメということは無い
・労働者(E)から逃亡の労働経営者(S)のヤバさ
・あなたは年下の上司に頭を下げられるか?
・人材はごまんといるが「人財」は激レア
・価値を交換するための便利ツールに過ぎない
「ねえパパ、どうやったらお金持ちになれるの?」
もしもあなたの子供から
「ねえパパ、どうやったらお金持ちになれるの?」
と質問されたとしたら、その時あなたは子供に何と答えるだろうか?
- 貯金を地道にしなさい!
-
沢山勉強していい会社に就職しなさい!
-
独立起業しなさい!
-
投資をしなさい!
それとも?
一体どう答えるのか?
今一度、深く考えてもらいたい。
改めて子供の教育に真剣に向き合ってみると、他の誰よりも、両親である自分自身が大きく成長することになる。
「どうやったらお金持ちになれるの?」
子供の単純明快な質問に答えられるようになるだけでも、自分のお仕事のあり方が根本的に変わって来る。
その回答一つが自分のミライと自分からはじまる子孫の明暗を分ける重要な一手につながる。
間違った考え方のまま頑張らせ続ける恐怖
両親は子供に頑張りなさいと良く言うけれど、間違った考え方を植え付けたまま、頑張らせ続ける程、怖いものは無い。
子供の考え方の根本に一番影響を与えるのは両親。
両親の考え方が変わらずに子供の考え方は変わらない。
お金に対する考え方も両親から子供にそのまま継承してしまう場合が多い。
子供たちは両親である自分たちの、良いところも悪いところも映し出してくれる鏡のような存在でもあり。顔や体型のどこかが似てるだけでなく、恐ろしい程考え方を継承してしまう。
当然である。
最初は白いキャンパスだが育児から子育てを経て育っていく過程で、両親の背中から立ちふるまいと言動をずっと何年も見続けるのだから。
「お金が無いから我慢しなさい!」の継承
「お金が無いから我慢しなさい!」
両親が子供に毎日言い続けたとすると、その子供が大人になった時も、
「お金が無いから我慢しよう」
と考えることになる。
すると子供が大人になった時、同じようにその子供に、
「お金が無いから我慢しなさい!」
と言うようになる。
両親の口癖が、子供の口癖に、孫の口癖に継承する。
高いお家買うのも住むのもお金が無いから我慢しよう。
高い車買うのもお金が無いから我慢しよう。
彼女?結婚?お金が無いから我慢しよう。
独立起業?お金が無いから我慢しよう。
両親の言うことを聴く生真面目な子ほど何かにつけお金がない我慢して、お金が無いから全て後回しにし続けるだけの人生を送ることになる。
「お金がないから我慢しよう」
普段から我慢し続けるのだが、宝くじ当たったり、たまたまはじめたブログで稼げるようになったり。
お金がない=我慢
お金がある=GO!
お金があるから一気に散財開始。
しかし偶然のラッキーが続くわけないし、どんなビジネスも泥舟で沈む。
お金なくなると再び我慢し続ける人生に戻る。
「お金が無いから我慢しよう!」
という考え方から派生するお金への取り組みは。
「地道にお金を貯金して目標金額まで貯めてから使いましょう」
か
「宝くじ買ったり、一発逆転的な投資情報買ったり」
どちらにしても、あくまでもお金をお金としか見ることができてない場合が多い。
お金の本質を見ることはできていない。
お金が無いから貯金に走るタイプの方
「お金が無いから我慢しよう!」
貯金に走るタイプの方は、毎月5万の貯金を捻出することに全ての言動が走る。
同僚の飲みを全て断り、趣味も我慢して、1日10時間就労からの給料から真面目に毎月5万ずつ貯め続ける。
5万x12ヶ月x33.3年
老後の資金2,000万が貯められる堅実な人生を送る。
面白みと楽しさは乏しい。
お金が無いから一発大逆転に走るタイプの方
「お金が無いから我慢しよう!」
年末ジャンボにツールで儲かるビジネス出資するだけの投資案件。
一発大逆転に走るタイプの方は、所詮はギャンブルなので必ず何をやっても負け続ける。
全ての考え方が一発大逆転になるので。淡々と地道なことを継続するのが苦手。
普段はやる気ないが勝機が見えた時だけやる気になって頑張る。
ムラのある部分が、人間関係の中での破壊行為へと直結。
結局、職も自らは望んでないのに転々とすることになり。お金の貯まらない貧乏人生を送ることになる。
「お金が無いから我慢しよう!」
まじめに貯金タイプか?
一発逆転ギャンブルタイプか?
両親の考え方は日常の言動を通して子供にそのまま引き継ぐことになる。
ただし昭和→平成→令和終身雇用もなくなった時代、稼げるチャンスも少なくなった時代。
子供は両親よりも劣化版的な人生を歩むことを余儀なくされる。
お金に囚われ続けた不自由な人生を送る人
子供に対してお金の本質を語れる両親は世の中ほとんどいない。
だから今日時点で金持ち状態の両親だったとしても。お金持ちになった理由が先祖から資産を引継いだり、一発ビジネスで大当したり、偶然のラッキーだった場合、次の代からは確実にダメになる傾向が高い。
自分自身がお金の本質を知り、次の代に対しても・・・子供が子供の頃から伝えられてる両親などほとんど存在しない現実だ。
例えば、「お金が無いから我慢しよう!」
一見お金を大切に扱ってるように聞こえるかもしれないが、実はこれこそがお金に囚われてる拝金主義の権化のなれの果て。
「お金があればオレもできるのに・・・。」
お金のあるなしによって強くもなるし弱くもなる。
お金に囚われ続けた不自由な人生を送り続けている矛盾がこの言葉を発するに至る考え方の部分に存在してる状態。
お金に囚われた拝金主義の権化を両親は、その考え方を自然と子供に引き継ぐ。
子供も両親からお金そのものを引き継げば偉くなるが。引継いだ後に使っちゃって全て無くなれば弱くなり何もできない。
再起不能。
さらに、万が一でも一発大当てしたらドヤって人の言うこと聞かなくなる。
お金に人生が左右された不自由な人生を送ることになる。
サラリーマンでもお金の恐怖払拭可能
サラリーマンだからお金に不自由か?
そういうわけではない。
サラリーマンでもお金の本質を理解していれば。お金に対する恐怖はない。
独立起業しなくても。自分が元気である限り、お金をもらい続けられると分かるから。
その両親の背中を見て育った子供は、お金の恐怖がなく。就労しても独立しても上手くいきやすい。
本来のお金の本質が理解できれば、労働者(E)でもリストラの恐怖に怯えることなく、就職した会社に居続けることができるし、転職しても上手くいくし、定年退職後も仕事があり続ける。
途中独立起業しても上手くいく。
なぜか?
お金の本質は何なのか?
それを知り実践に移すことそのものが社会で働く際に学ぶべき大事なことだ。
労働者(E)なのにお金の恐怖が無かった両親
孔明が見続けて来た両親親戚一同全員、労働者(E)オンリー。
しかしお金に対する恐怖を持った人はなぜか一人もいない感じである。
両親共に定年退職後も新卒からずっと同じ職場で働き続けていた。
父は心臓とガンの手術でボロボロになりリタイアしたが、新卒入社の頃から今に至るまで代表取締役社長まで昇った同期と仲がいい。
僕が幼い頃は家族ぐるみで一緒にスキーム行っていた。
母は70でも現役の地方公務員教員職継続中。
「お金が無いから我慢しなさい!」という考えは、労働者(E)一筋にも関わらず両親には全く無かった。
私立学校進学させてくれたし、金のかかるアメフトもさせてくれたし、ありがとう!
逆に孔明のママに至っては「経営者って可哀想」冗談抜きで心の奥底から心配していた。苦笑
それを見続けた僕、以前はハッキリと認識はしてなかったが、確かに不思議とお金への恐怖は薄かった。
すると、仮に労働者(E)に戻ったとしても何がお金の本質かが分かるので就労し続けることならできそう・・・。
このベースを身につけると勇気を持って独立起業もできることが後から分かる。
労働者(E)だからダメということは無い
労働者(E)だからダメ。
労働経営者(S)だから良い。
などということは無い。
お金に対する正しい考え方を持っていなければ、どちらをやってもダメになるし。
お金に対する正しい考え方を持っていれば、どちらも続けられるはず。
何をすれば稼げるか?時代の流れで変わるように見えて根本はあまり変わらない。
自分が、労働経営者(S)や経営者(B)としてトップをはれば良いかというとそういう話でも無い。
一番大切なのはどのクワドラントでもお金の本質が理解できてるかどうか?
時として臨機応変に自分よりも優秀な方の軍門に下った方が、生き残り続けられる可能性が高くなることもある。
労働経営者(S)→労働者(E)も全然ありだ。
すると、お金への恐怖はなくなる。
お金の本質の理解というものが根本にある中前提だが、ある時は労働者(E)として、またある時は労働経営者(S)として、臨機応変に身を転じながら、次世代を育成しながら着々と先々の経営者(B)を狙って行く。
しかも、
- 家を買う
- 別荘を買う
- 車を買う
- 子供のインターに私立
- 習い事に使う
その時々に必要なお金をしっかりと使いながら。
「地下ソサエティ」の仲間たちでも労働者(E)一択で、普通の経営者たちより稼いでいる人たちもゴロゴロいる。
彼らは皆、お金の本質を理解してるので労働者(E)でもお金への恐怖は全く無い。
年収2,000万を20年以上、最高年収3,500万。
引退後も世界的に有名なコンサル会社をコンサルしてるミスタY筆頭に、その時々にしっかりと使うべきお金を使いながら人生を謳歌されていることが分かる。
労働者(E)から逃亡の労働経営者(S)のヤバさ
もしも労働者(E)から独立して労働経営者(S)になった理由が、人間関係辛くて逃げた・・・的になると。
そのまま考え方を改めなければ、労働経営者(S)でも生き残り続けるのは辛い。
誰かの軍門に降り労働者(E)にさらっと戻ることもできなくなり。
年齢を重ねる毎に選択肢がどんどん少なくなり、常にお金に対する恐怖だけを持ち続けることになる。
労働者(E)にもいつ何時でも戻って活躍できるほどの、お金の本質の理解を持った上で、労働経営者(S)になり経営者(B)を目指してる人たちは強い。
少なくとも労働者(E)と労働経営者(S)の間ならいつでも縦横無尽に渡り歩くことができる。
着々と稼いだお金を子供の教育に再投資しながら。経営者(B)を目指すこともできる。
あなたは年下の上司に頭を下げられるか?
お金の本質を理解できてれば、労働者(E)の中で、年下の上司の軍門に下ることになっても何の問題もなくなる。
令和の時代は特に年下の上司に頭を下げられる人じゃないと生き残れない!
そのベースが無いと労働経営者(S)の世界でも絶対に生き残れない。
縦横無尽に対応できる「人財」にならないと!
人材はごまんといるが「人財」は激レア
「地下ソサエティ」の仲間、大手企業の部下50人~100人以上持つ部長さんや役員さんたち曰く、人材は掃いて捨てるほど沢山溢れかえっているが。
「人財」はほとんどいなくて、逆に全く足りないとのこと。
お金の本質を理解して人材から「人財」へとジョブチェンジできれば、労働者(E)でも、自分が働ける限り一生お金に困らなくなれる。
お金を貯金しなければ生きられないという人は、お金の本質を全く理解していない。
お金持ちを「拝金主義だ!」と横目に見ながらも、自分が一番お金に囚われてる「拝金主義者の権化」であることに気づけていない。
「人財」とはお金の本質を理解してお金に囚われないで社会で活躍できる人の事を言う。
それでは、お金の本質とは何か?
価値を交換するための便利ツールに過ぎない
お金というのは本来、価値を交換するための便利ツールに過ぎず。お金自体に価値があるわけではない。
我々人間、本来は物々交換でも生きられるのだが、モノを手荷物にするとかさばるからお金というツールを使ってるだけ。
相手の持ってるモノ、自分の欲しいモノ、互いに確認し合うところが原点。
そのために互いの信用を重んじている。
価値の交換で必要なのは「信用」だ。
お金という便利ツール使って取引されてるのは「信用」なのだ。
そのために男女上下左右問わず密にコミュニケーションを交わし、「お金・時間・約束」3つの観点から「信用」に値する人かどうか互いに確認しているのだ。
「信用」の大きい人間が就労でもビジネスでも上手くいくし、「銀行融資でお金を創る」の信用創造にも参加できる。
つまりホンモノの大富豪の正体とは?
45年以上無敗神話の正体とは?
銀行からもお客様からも、45年以上周りの誰からも信用され続けた人と置き換えられる。
「信用大富豪」それが大富豪ファーザー。
自分自身がお金の本質を自分が理解し、次世代に紡ぐことができるのか?
これがお金を考える際の「要」という部分。
さて、お子様からの質問、
「ねえパパ、どうやったらお金持ちになれるの?」
その時あなたは子供に何と答えるだろうか?
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…