「ナニソレ?気功治療って?本当にそんなの効くのかよ?」
正直に告白すると、僕も始めの内は全く信じていなかった。
いや正確に言うと、信じる信じないレベルのお話ではなく、巷のどこにでもある、単なるマッサージ位にしか思っていなかったのだ。
それが、日本人がやっているから値段が少しはるだけで、現地の中華系マッサージ店と何も変わらないのだと。
ところが、実際に施術を受けて奇跡のような改善を体感しまった途端・・・。
それが普通ではない施術方法なのだと理解せざるを得なかった。
たった1回の施術で治ってしまった根深い首の痛み
とにかく首の付根がずっと痛かったのだ。6か月間、いや、1年間半以上もずっと我慢している状態だった。慢性化して常に激痛を抱えたままの状態だった。
僕は基本的にMacBook Airに向かって、パチパチと数時間に渡って執筆活動を続けることが多いので、それで首と肩が凝るのだと思っていた。
もしくは、かなり遡って、高校、大学と体育会として本格的に活動していたアメリカンフットボールの古傷かと思った。
そこで僕は、首と肩のコリのようなものをほぐしてもらうために、ジョホールバルやシンガポールにある中華系のマッサージ店に何度も行った。香港や中国本土に行った時にも、マッサージ店を見つけると必ずと言って良い程ほぐしてもらいに行った。日本に一時帰国した時も・・・。
孔明:「特に首の付け根を入念にお願いします!」
これが決まり文句になるほど、いつも首のつけ根から肩にかけてのマッサージをお願いしていたのだ。
けれども、首のつけ根の痛みは一向に改善しなかった。
そしてある日の事、「香港・マカオメンズ倶楽部」の活動から戻ってくると・・・激しい腹痛と背中の痛みで、体中が熱っぽくなってしまった。さらには、右肩が上がらなくなってしまったのだ。
孔明:「うーん。中国でウィルスでももらったか?」
そう思った瞬間に、思い出したのだ。
ジョホールバルのタマンモレック(Taman Molek)地区に、東洋医学の先生がやってきたのを。
いままで各国の様々なマッサージに行って来たけど、誰も一度も治せなかった僕の首のつけ根の痛み。さらに、悪化する形で、新たに激痛が走るようになった、腹と背中と右肩の痛み。
孔明:「ちょっと診てもらうか・・・。」
東洋医学の先生の元を尋ねることにした。
その日、国際中医師(TCMドクター)だという、先生自体はジョホールバルへの引越し準備で不在。
その時僕を診てくれたのは先生のお弟子さんの一人だった。
東洋医学の先生のお弟子さんになってから約3年間。どのレベルの腕前なのかは分からなかったが、あまりにも激痛が酷かったのでマッサージしてもらうことにした。
マッサージ開始。先生のお弟子さんはまず、僕の足をモミモミしだした。
そしてその後もずっと・・・。
孔明:「あのー。僕は足ではなくて、首と背中と肩が痛のですが・・・。」
東洋医学の先生の弟子:「あ、はい。分かってますよ!」
僕が痛いのは上半身。首と肩なのに、先生のお弟子さんは終始、足の指あたりに指先を充て押しているだけだ。
痛めのマッサージが好きな僕。痛く無いので気持ちよく感じない。
孔明:「本当にこんなので大丈夫なのだろうか?」
半信半疑どころか、かなり疑問に思ってしまった。
2003年から香港に移住。2006年から中国本土に移住。本場中華圏のマッサージはこれまで何百回通ったのか?計測不能なレベル。
それまで、沢山のマッサージの達人とも出会って来た。
ある意味「マッサージされる側のマスター」の領域に達していると言っても過言では無い僕。
マッサージ師の良し悪しは完璧なまでに分かっていたつもりだった。
にも関わらず、僕の足の指の当たりを、指先で押して小刻みに回しているだけ・・・。
孔明:「こんなので良くなるわけが無い。今日で最初で最後だな・・・。」
心のなかで思いながらも、そのまま眠りについてしまった。。。
それから約1時間以上が経過・・・。
東洋医学の先生の弟子:「孔明さん、どうですか。首のつけ根はどうですか?後、肩上がりますか?」
孔明:「え?肩が上がるも何も、足の指の周りしか押してないじゃん!!」
・・・とは口には出さなかったが、心の中では思った。
ところが・・・
孔明:「あれ?首のつけ根が痛くないですね!肩も上がるようになりました!」
「狐につままれた気分」とはまさにこのことだった。たった一回の治療で痛みが引いてしまったのだ。
今までの僕の香港・上海・北京・広州・台湾・タイ・フィリピン・日本・・・ありとあらゆる場所のマッサージ店に通った中で、一度も無かった始めての経験である。
痛いと言っている患部そのものをまともにマッサージしてもらって無いのに、痛みが引いてしまったのだから・・・。
足のツボ・・・いわゆる「北斗の拳」の世界で言う「秘孔」から、「気」を送り込んでいたのとかどうとか。。。
孔明:「へー。秘孔とか気功とかって漫画の世界の話だけじゃなくて、実在するのですね!!」
具体的な大幅改善を経験してしまったので、素直に東洋医学の先生のお弟子さんのお話を聴いてしまった。
本物の「気功治療」というものの力を、始めて経験してしまったのだ。
ひとモミで膀胱に問題があることを当ててしまった東洋医学の先生のお弟子さん
東洋医学の先生のお弟子さんは僕と共に、僕がジョホールバルで活動の拠点としているネオアジトに向かった。
その日ネオアジトには、インターネットの世界で有名な経営者Tと、その弟子たちの一行が、シンガポール経由で遊びに来ていたのだ。
実際に僕が体験した「気功治療」をみんなに体感してもらいと思ったのだ。
けれども僕が体感したお話・・・当然ながら(笑)、彼らは誰も信じようとはしてくれない。
孔明:「誰か体に不調がある人いますか?」
経営者Tの弟子:「あのー。僕、最近首が痛いのですけど。。。」
で、経営者Tの弟子の一人が、首が痛くて回らないということで、東洋医学の先生のお弟子さんに「気功治療」の施術をやってもらうことになった・・・。
そして10分後・・・
経営者Tの弟子:「治った!!!」
一同:「おおお!」
東洋医学の先生の弟子:「膀胱に問題がありますね!」
経営者Tの弟子:「えええ!何で分かるんですか?僕今、性病にかかって治療してるんです!」
一同:「おおおおおお!!!」
彼の場合は、夜の「おいた」が激しすぎたのか?
膀胱に問題があったようなのだが、東洋医学の先生の弟子さんをはじめ、僕たちにも、事前にその事実を一度も口にしていなかった。
「首が痛い・・・」というだけで、東洋医学の先生のお弟子さんに診てもらったのだ。
証人とも言うべき、8名の目撃者に取り囲まれた状態である。
東洋医学の先生のお弟子さんは、経営者Tの弟子の首の痛みを治してしまったばかりではなく、ドンピシャで本人も関連性があるとは知らなかった、男性にとって一番恥ずかしい部分・・・本当の問題のある性病の患部を当ててしまったのだ。。。
僕は再び本物の「気功治療」の奇跡を目撃することになった。
けれども、あの時の僕はまだ、東洋医学の先生のお弟子さんがやってくれているのは、特殊なマッサージなのだという認識だった。
足の指の近くを、手の指で力も入れずにグリグリやっているだけで、首の痛みが治ってしまう特殊なマッサージなのだと。。
僕の人生を激変させる力を秘めていた、禁忌レベルの学問「皇帝のための東洋医学」の力によるものだとは、知るよしも無かったのだ。
さらには、その後「皇帝のための東洋医学」の秘め持つ力に魅了され、まさか「肝臓腎臓強化部」などという秘密の部活動を、僕が創立することになろうとは・・・。
「肝臓腎臓強化部」は、国際中医師(TCMドクター)の指導の下、日々の精進の積み重ねによって、「帝王学」を使いこなす側になるための秘密サークルである。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…