躁うつ病、うつ病ほどじゃないにしても多くの方がこの病気に苦しんでいる。躁うつ病は現在、精神医学の世界では双極性障害というのが正式名称になっている。
躁うつ病とは、躁状態とうつ状態を繰り返す病気である。躁うつ病のうつ状態とはうつ病とほぼ同様と考えてよい。
一方、躁状態とは、現在の双極性障害の定義だと、自分が何でもできると誇大的になったり、眠れなくても元気のように感じたり、多弁だったり、怒りっぽく落ち着きがなかったり、買い物をしまくったりするなどを、いくつか満たすことが必要となる。
躁うつ病は診断が大切と言われている、なぜならうつ病と西洋医学的には治療が異なるからだ。
西洋医学的にはうつ病だと抗うつ薬を服用するが、躁うつ病だと気分安定薬を服用するのだ。気分安定薬とは、うつ状態にも躁状態にも効き、気分を安定させる薬である。
じゃあ、「躁うつ病と診断されれば気分安定薬を飲めばいいのね、簡単じゃん」と思うかもしれない。しかし、そんなに簡単ではないので問題なのだ。
問題その1:躁うつ病と診断するのが難しい。
躁うつ病の躁状態というのは、そんなに簡単に診断できるケースばかりではない。例えば、バイタリティにあふれ、バリバリ仕事をこなし、怒りっぽい人。こんな人はできるビジネス経営者ならたくさんいるだろう。
また別の例では、自分の辛さを喋りまくり、買い物癖があり、人に八つ当たりをする人。これは躁状態というより、人格面の問題を考えなくてはならないだろう。
問題その2:躁うつ病のうつ状態の時に抗うつ薬を飲むべきではない。
躁うつ病のうつ状態は、うつ病と診断を区別するのが難しい場合がある。そして、躁うつ病のうつ状態の人が抗うつ薬を飲むと、躁状態になってしまうことがある。
しかも、これによりうつ状態と躁状態を繰り返しやすくなり、治りにくくなる場合だってあるのだ。
問題その3:躁うつ病の特効薬である炭酸リチウムには怖い副作用がある。
躁うつ病の特効薬として代表的なものは、炭酸リチウムである。炭酸リチウムは、うつ状態にも躁状態にも使うことができる便利な薬である。
しかし、その副作用が恐ろしいのだ。適切な量以上に飲んでしまうと意識障害になってしまい、最悪死に至るのだ。しかも、その適切な量というのが人によって異なるので、困ったものである。
問題その4:躁うつ病の薬は永遠に飲まなきゃいけない。
躁うつ病の治療の中心である気分安定薬であるが、基本的に止めることはできない。一度診断されたら、永遠に飲まなきゃならないのだ。
こんなに問題がある躁うつ病、一度なったら絶望的だなぁ、私が患者さんになったとしたらそう感じるかもしれない。
でも心配はいらない、躁うつ病だって同じなのだ、東洋医学においては。陰陽五行説を基にした東洋医学によって適切に治療すれば、躁うつ病だって同じなのだ。
東洋医学において躁うつ病のうつ状態は、うつ病の場合と同じであり、
- 熱型うつ病
- 寒型うつ病
の2種類に分けられる。
そしてそれぞれに
- 食事
- 生活習慣
- 気功体操
- 呼吸法
- ツボ押し
- 漢方
があり、セルフヘルプ可能である。つまり躁うつ病のうつ状態の型にあったセルフヘルプ法を、しっかりと実践すれば十分克服は可能である。
そして躁うつ病の躁状態は、東洋医学においては「肝の熱暴走」と考えるのが妥当であろう。エネルギーのバランスがおかしくなってしまって、一見元気なように見えてもチグハグで、その状態は続かず、いずれうつ状態になってしまうのである。
つまり肝を整えればよいのであるが、うつ病セルフヘルプを勉強した方なら、熱型うつ病の克服法に似ているのではと察しがつくであろう。
つまり、東洋医学にかかれば躁うつ病だって悩むことはないのだ。躁うつ病だってセルフヘルプ、そう断言できるのだ。
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