風のように素早く動かなければならない時がある。林のように、静かに気配を押し殺さなければならない時がある。火のように、一気に攻勢をかけて、目的の糧(かて)を奪取しなければならない時がある。山のように、動かず身を固く守らなければならない時がある。
動く時か?静止する時か?奪取する時か?守る時か?
この判断を間違えてしまうと、いかなるビジネスも、「飛んでイスタンブール」になってしまう。
たとえば・・・
「やることが溜まり過ぎてパンク気味です。」
「最近忙しくて、考えている暇もありません。」
・・・とついつい無意識のように、口に出してしまう時は、
「自分自身が危険信号を発している時」
「今、これ以上、手足を動かして動いてしまっては危ないよー!」と、
他の誰よりも自分自身が分かっている状態なのだ。この状態で、動き回ってしまうと、ビジネス自体が「飛んでイスタンブール」になるか?自分の心身が「飛んでイスタンブール」になるか?どちらが先になるのかは分からないが、どちらにしても、良い結末にはならない。
・・・つまり、忙しさを感じる時は、風のように動いたり、火のように攻める時では無い。
林のように静観。もしくは森のように動かず守りながら、「動かず働かず何をするかゆっくり考える」時なのだ。
常に100%を出し続けろ!は全くの「嘘」
僕も12年間、正社員のサラリーマンとして勤務していたのでよく分かるが。サラリーマンとしてのお仕事の中では、常に「全力を出し続ける」ことが求められる。
持っている力の100%を常に発揮できるように、必死に努力して頑張りなさい!
このマインドを持つことが、「美徳」であり、「暗黙の了解」的な「掟」にさえなっている。
常に全力で仕事に挑めない社員は「ダメ社員」のレッテルを貼られてしまう会社組織も多い。
けれども、実際これは全くの嘘であるようだ。
「必死」になれば「必ず死ぬ」
「必ず死ぬ」と書いて「必死」
仮に、100%の力を出そうとして、前のめりになって、シゴトをし続けてしまうと、心身共に浪費しまくったり、前のめりのままつんのめって転倒して大怪我したり、優良なパフォーマンスを叩きだすどころか、ビジネスパーソンとしてすぐにダメになる。
「常に余力を残しながらシゴトするのが正解」
20%位の力だけを使って、日々のシゴトを続け、残り80%位はいざって時のために取っておく位の力加減で臨むのが最良。
大きな成果を叩き出そうと、大きな収穫を掴み取ろうと、一気に動こうとするのではなく、「日掛け月掛け心掛け」常に同じような、ジャブだけを淡々と繰り出し続ける。
立っている相手、立ち向かってくる相手に、アッパーとストレートを放って倒そうと考えることなく、あくまでも常に、自分の安全を確保しながら、小刻みなジャブを、必ず当たる場所だけに、打ち続けるだけ。
アッパーとストレートなどの必殺ブローは、立っている相手にではなく、転倒して倒れ込んだ相手に着実に当たる状態で、放つだけの気持で臨む。
真実は常に対局にある・・・。これが、ビジネスや、自分の心身が、「飛んでイスタンブール」にならずに、ビジネスを継続する方法。
5年、10年、20年、30年・・・と生き残り続けることができる方法である。
そして、継続は力なり!「信用・信頼」を地道に積み上げ続けることができるので、生き残った者だけが「正義」となる。
危険な橋は渡らず安全を確保しながら・・・
「動かず働かず何をするかゆっくり考える」
・・・手足身体ではなくて、脳そのものを使う時間を確保することが最も重要である。
世の中の大多数の方々は、あまり考えることなくまず行動にうつそうとする。
それに対して、僕たちは、常にゆっくりと考えに考えて、慎重に行動にうつす。。。
また、危険な橋を渡ろうとするのも、ご法度である。
たとえば、外に出かけようとして、少しでも、曇り空が見えたら、レインコートを羽織り、長靴を履いて、傘を指して勇ましく進もうとするのではなく。素直に、家に引き返して、家の中で篭って丸くなっておく。
・・・この間、手足を動かすことなく、脳だけを使って、さてどうするかと考えておく。
曇り空が消えて、晴天になったら、ゆっくりと外に出て目的地に向かう。
この位の、余裕を持った、スタンスで臨まないと、99%のプレイヤーが10年後には「飛んでイスタンブール」になる、ビジネスという過酷な修羅の世界では、生き残り続けることなどできない。
実際に手足を使って、動き回る時間よりも、常に安全を確保しながら、「動かず働かず何をするかゆっくり考える」時間を捻出する方が重要なのだ。
「命運のシナリオ」という観点からも・・・
いつ動くべきか?いつ新しいビジネスをはじめるべきか?
実は生まれながらに定まる、「命運のシナリオ」というものにも、その兆しが現れるようだ。
10年ごとの兆し・・・1年ごとの兆し・・・1ヶ月ごとの兆し・・・1日ごとの兆し・・・
なぜだかは良くわからないけど、この兆しは、僕たちが生まれた瞬間から、決定されるようで。それによって、大きな影響を受けたりする。
元々、僕が、四柱推命の道に、ハマってしまったのも、自分の人生を、暦と共に振り返ってみた時、僕はことごとく、暦のとおりに動いていた・・・いや、動かされていたのだろうか?
僕は100%、僕個人の「自由意志」によって、行動していたはずなのに、全てが予め決まっていたかの如く、ことごとく生まれながらに決定された、暦に兆しとして現れていたのである。
孔明:「なんで、こういう風になっちゃってるの?僕ってゲームキャラとか漫画のキャラとか何か?」
・・・とも思っていたが、今ではあまり深く考えること無く、「そういうものだ」と割り切り、自然体に生きることにしている。
つまり、「頑張らないこと」を、「生きていく指針」として決めてしまったのだ。
風のように素早く動く時。林のように、静かに気配を押し殺す時。火のように、一気に攻勢をかけて、目的の糧(かて)を奪取する時。山のように、動かず身を固く守る時。
・・・暦の兆しとして、予め出ているのだから、焦ることなく、前のめりになることなく、「ムリ・ムダ・ムラ」をトコトン排除して、とにかく、20%位の労力だけを使って、80%の余力を残しながら、日々のジャブを、必ず当たる場所だけに放つ。
・・・これを、地道に継続することにしたのである。
恩師や仲間たちとの熱い語り合いも・・・
ジョホールバルの自宅コンドミニアム目の前のウィスキーバー。いつものIKI社足利氏、マーベリック宮本クン、そして、新たに今回より参加された、ジョホールバルの王室御用達レストラン『赤富士』のオーナー北爪氏。
ジョホールバルで活躍される仲間たちと、ビールとウィスキーを酌み交わしながら、深夜遅くまで、何時間もかけてダラダラと、ザックバランに、語り合った。
6時半からスタートして、午前1時半まで約7時間。。。こういう異業種の方々との熱い語り合いも、脳に刺激がビシバシ来て、色々なことを考えさせられる。
ゆえに、こうした飲み会も、「動かず働かず何をするかゆっくり考える」活動だと僕は考え有意義な時間と感じている。
この後、一度マレーシアジョホールバルから、シンガポールに移動。日々のクレジットカード支払いで地道に貯めたマイレージで無料予約した、「シンガポール航空」に乗って、韓国に行く。
韓国では、、、「地下ソサエティ」のプラチナたちが、約20名集結。。
そもそも、僕に「動かず働かず何をするかゆっくり考える」の概念を約5年かけて教え込んで下さった恩師、北の物販大富豪こと、北野会長にお会いして、謁見宴(ディナー)という形で、お話を承る。
これも、「動かず働かず何をするかゆっくり考える」活動だと僕は考えている。
さて、今日も動かず働かず、何をするかゆっくりと考えよう。まずは、温泉にでも浸かって・・・。
追伸
「動くな働くな何をするかゆっくりと考える」・・・をはじめ、44年間ただの一度も飛ばされることなく生き残り続けてこられた御方、北野会長の叡智をさらにディープに学ぶ場合は、『北野会長直伝物販大富豪の戦略術』(30日間メール講座)に別途登録頂きたい。
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私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…