地方公務員教員職に人生を捧げてきた母親を持つ僕は、おりこうさんになりなさい!きちんとしなさい!成績が上がるようにがんばりなさい!この3つをボコボコにされながら言われて育って来ました。
その教えのお陰で、高校推薦、大学スポ薦。。。親の望む道とはかなりかけ離れた形でしたが、何とか親の望む、日本の東証一部上場企業に入社というところまでたどり着くことができました。
けれども、現役サラリーマン中に、禁断の副業で稼げるようになってしまい。その後、独立起業して自らの力で本格的に歩むようになった、今の僕はこの正体を知ってしまっています。
まずは、この3つ教えの正体を、僕なりの視点で分析。あなたにシェアしたいと思います。前回の「おりこうさんになりなさい!」に続いて「きちんとしなさい!」の分析です。
「きちんとしなさい!」の正体
「きちんとしなさい!」とは、朝は毎日定時に起きて、毎日同じ場所に通学したり、通勤したりして、毎日同じ時間に3食キッチリ食べて、毎日高い水準でのパフォーマンスを演じなさいという訓えです。
上下左右のバランスに沿った服装と身だしなみ。周りと足並みを揃えて前進できるかどうかは、社会ピラミッド組織の中では非常に重要視されることなのです。
社会ピラミッド組織のバランスゲームにおいて、継続的に、定期的に、きちんとし続けることを、周りに見せ続けられるかどうかは、信用・信頼を獲得して、高ポジションに登って行ったり、高ポジションでいる状態をキープするための、一番再現性のあるノウハウでもあります。
同じ仕事のパフォーマンスができる2人が社員として働いていて、1人が「きちんとしている社員」、もう一人が「きちんとしていない社員」だった場合、ほぼ100%の確率で、「きちんとしている社員」の方が、出世することができるし、出世した後のポジションもキープしやすいのです。
逆に「きちんとしていない」場合、往々にして社会ピラミッド構造の組織における、そのペナルティは大きいです。
たとえば、遅刻した場合。。。一度の遅刻で大幅に減給されます。数回連続で遅刻した日には、減給だけでなく、何かしらの処分が下されます。左遷リストラは当然のこと。解雇の理由にもなり得ます。
その他にも、いつも決まって会議に遅刻したり、会社の規則やルールに反するだらしない服装や、不潔感あふれる佇まい。。。これだけでも、同じく左遷リストラの対象になります。
「きちんとしなさい!」
つまり、「きちんとしなさい!」ができれば、能力の高さそのものをそれほど追求しなくても、高い確率で周りから信頼される重要な要素となり。
「きちんとしなさい!」ができなければ、社会ピラミッド組織のバランスゲームの中では、プレイをする資格さえ失いかねない、致命的なことなる。
現実世界の社会ピラミット構造の組織の中で生き抜くための重要な処世術なのです。
だから、僕たちの両親や、学校の先生たちは、僕たちに一生懸命「おりこうさん」であることを教え続けてくれるのです。これは全て、社会に出て「サラリーマン」として生き残るための知恵、再現性の高い処世術だからです。
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私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…