なぜ僕は、マレーシアジョホールバルのラッフルズ・アメリカンスクールに、娘たちを通学させる決意を固めたのか?
日本人学校ではなく、インターナショナルスクールにした理由。さらには、同じくジョホールバルにあるイギリス系の名門校マルボロカレッジ(Marlboro College Malaysia)ではなく、ラッフルズ・アメリカンスクール(Raffles American School)の方にした理由・・・。
これを告白したいと思います。
娘たちの顔から笑顔が消えていたのを目撃した日・・・
そもそものキッカケは、僕が娘たちの学校のアクティビティに、父母参観という形で参加した時に、感じてしまったことです。
「娘たちの顔から個性と笑顔が消えている・・・」と。
もともとは、僕に似てはっちゃけていて、おちゃらけていて、滅茶苦茶明るくパワフルなタイプの子供たちのはずなのに、なぜかその顔や表情からは、生気と言うか覇気と言うかが無くなっていたのです。
滅茶苦茶つまらなそうな顔をしていたし、自分自身の本来持つ良さを全て押し殺して封印しているように感じてしまったのです。
そして感じてしまったのです、「うちの子供たちは、日本の学校教育の指針には合わない!」のだと。
子供たちはまだ幼いので、合うかどうかは分からない状態です。子供たちが「私に日本の学校は合わない!」と言っているわけではありません。僕自身が違和感を感じてしまったのです。
おそらく僕がかつて、日本の某上場企業の現役サラリーマンを12年間やっていた頃は、この違和感に気づかなかったでしょう。むしろ、学校での娘たちの様子を見て、「学校でよく教育してくれている!」と喜んでいたかもしれません。
でも、独立起業以降、本格的に自分の足で歩むようになってしまった今の僕から見て、非常に大きな違和感と恐怖のようなものを感じてしまったのです。
孔明の母親は「ザ・日本の教育指針」だった
実は僕の母親は、一昨年定年退職を迎えるまで、ずっと日本で小学校の地方公務員教員をしていました。
今年に入って一度は定年退職したにも関わらず、またもやパートタイム教員で復活してしまった程のバリバリです。
そんな母親の幼い頃からの言動を聴いていると、日本の学校教育の指針と言うもの根本が浮き彫りになってきます。それはたとえば・・・
おりこうさんになりなさい!きちんとしなさい!成績が上がるようにがんばりなさい!
僕と弟は幼い頃から、母親にずっとこう言われて育って来ました。結局僕たち兄弟2人は、両親共働きだったこともあり、いない時には言われたことの真逆をし続けていたので、全てその通りになりませんでしたが。(笑)
恐らく今、日本の学校の中でもこの3つは当たり前。常識中の常識。これを疑うことなどあり得ない位の、教育の常識になっていると思います。
そして、かつての僕だったら、自分が出来なかったことを棚に上げて、娘たちにも口酸っぱく言い続けていたかもしりません。
おりこうさんになりなさい!きちんとしなさい!成績が上がるようにがんばりなさい!
「しつけ!」として、何度も何度も繰り返し、言い続けていたかもしれません。できないと、手を上げまくっていたかもしれません。僕の両親がかつて、子どもの頃の僕にそうしてきたように・・・。
子どものことが憎くて、そうするわけではないと思います。子どもにみらいの安心・安定を勝ち取ってもらいたいから、今の内は厳しくするという考え方のもと、そうしていたと思うのです。
なぜならば、この3つが日本の学校教育の根本に当たるからです。この3つが出来ないと、社会では生き残れないという常識が、僕たちの頭と体の中には根付いてしまっているからです。
かつての僕だったら、3つの常識をもとに、娘たちに教育と称して調教をし続けていたかもしれません。
でも、僕は結果としてこの3つを子供たちに言っていません。
なぜなら、今の僕は知ってしまったからです。この教えこそが、僕が目指す道の真逆にある教えなのだと。
現役サラリーマンの時に「禁断の果実!」をかじってしまったあの時から。
日本の一部上場企業に勤務する現役サラリーマンでありながら、副業ビジネスによって、給料収入の何倍も稼いでしまったあの時から。
僕は知ってしまったのです。僕にとっての真実は、今まで常識とされていたこととは、全て真逆のところにあるのだと、知ってしまったのです。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…