借金は怖いですか?私はむしろ・・・○○なのですが。
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「死ぬまでうちで働いて下さい!」言われてどう思いますか?

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「死ぬまでうちで働いて下さい!」言われてどう思いますか?

「死ぬまでうちで働いて下さい!」

もしも勤務している会社の創業社長からこう言われたら、あなたはどう感じるでしょうか?現実には、上場企業の中で、こんなことを言って下さるところは皆無だと思いますが。

おそらく、新卒で会社に入社したばかりの頃の僕なら。間違いなく、妻には

「創業社長からこんなこと言われちゃったよ!」

と嬉しそうに熱弁していたはずです。

「生涯身を捧げて働きます!」

迷うことなく、忠誠を誓うことになったはずです。現にあの頃の僕は、生涯一途に勤め上げられる会社を探し、定年退職しても戦場で立ったまま死ぬ勢いで働き続けてみせる。

そう意気込んで、就職試験を経て会社の門を潜ったのです。副業として起業しようだとか、独立しようだとか、そんなものは、頭の片隅にさえよぎったことはない状態スタートだったのです。

「学生気分」で思う「会社って天国」

「学生気分」は抜けていない状態からのスタートでした。僕たち1999年入社組と同年に就任した方は、銀行から引き抜かれて来られた方。

「もっと業界の現状を把握しなければならない」

として、僕たち一年生は全員、「市場開発担当」として、事業戦略室という新たに設立された部門に配属されました。新人全員が、都内の主要店舗、日本全国の都道府県、2つの軸から掛け持ち的に担当として振り分けられ。

例えば僕の場合、平日は東海道新幹線で静岡県に移動。駅を海岸沿いに移動しながら、自社商品の取り扱いのある店舗をローラーして行く。

各店舗の店長や店員から商品の取り扱い状況や売れ行き、当社への不平不満に至るまで、ヒアリングさせて頂くと共に。売り場や売り方の提案などを行います。

土日は、都内・横浜の百貨店や大型専門店などに趣き。店頭で実際に立ち、商品の売り子をしたり、企画したイベントを実行したり、その合間に、店舗巡回時と同じように、詳細に渡る調査や提案を行うのです。

毎週一度、月曜日に本社に集合です。学生の時のように、一年生一同が生徒側の席にズラリと並び座り。各事業部の代表者や先輩・上司たちが、教壇側に座る。僕たち新人ひとりひとりが報告したものに対して、意見を交換したり、指導・アドバイスを受けたり行うわけです。

その後は、直属の上司たちと、次の週のアクションについて話し合うような流れです。このように会社の中では、自分の固定の席があるわけではなく、生徒席側に並ぶ同期の中の一人という状態なので、かなり気楽でした。

「こんなに楽なことしてお給料もらえちゃうなんて会社って最高!」

一年前には、大学の体育会アメフト部員として、毎日何時間も、走り込んだり体全身のぶつかり合いが伴う激しい練習したり肉体を酷使した日々の状態に比べたら、完全なる天国です。

主任、係長、課長を見ても、そんなに大変そうには見えないし、「会社って天国!」そう思っていました。ところが、半年後にそういう甘い気持ちが吹き飛ぶ事件が起こったのです。

見せしめ公開処刑

はじめは、何が発生したのか全く分かりませんでした。いつものように、月曜日に本社に出社してみると。部署全体がお葬式のような雰囲気になっているのです。いつもは、威厳に満ちていた当時40代後半の課長が、魂が抜かれたようなもぬけの殻状態になっていたのです。

係長、主任も、顔に血の気が見られません。全体ミーティングの時、課長、係長、主任・・・共に期の途中ですが、会社を去ることが判明しました。誰か一人がいなくなることはあるのかもしれませんが。

課長、係長、主任が3人とも一斉に退社してしまうなんて。。社会の常識はそれほど知りませんが、僕の父や、親戚一同は、サラリーマン一筋で、ずっと勤め上げている人たちでしたし。あまりにも異常なことだと思いました。

そして、新しく赴任された課長、係長、主任の挨拶がありました。「タバコ部屋」の話では、これが「リストラ」というものであることが分かりました。

リストラされた課長、係長、主任共に、長く会社に勤め続け、養うべき家族もあります。住宅ローンも。それが突然の3人とも辞職。走る、飛ぶ、あたる・・・などの肉体的厳しさはありませんが、生活を握られている状態からある日突然糧を得るすべを失う。。。

全く別の類の厳しさの存在を肌で感じざるを得ません。後から考えて見れば、「学生気分」の抜けない一年生の前で、「見せしめ公開処刑」目の前で課長、係長、主任のクビを切りを見せることが一番の勉強。

部署の設立と配属の時から予め計画されていたものだったのかもしれません。出世のミライの無い、中堅を3人切るだけで、数十名の「真剣に闘う戦士」が誕生するなら「一石二鳥」どころの話ではありません。

心の中に発生した「闇」と「禁断の果実」

二年目からは、同期それぞれが各部署に配属される形でバラバラになります。僕は、海外企業とのアライアンス的ビジネスを行う「新設事業部」に配属されました。けれども、その年も「リストラ」は立て続けに発生しました。途中で、朝礼の時に、管理課の係長が、

「今晩も”毎月恒例”のお別れ会を・・・あ、失礼致しました。」

と笑えないブラックジョークが飛び出すほどです。入社一年目から、30代後半〜50代の先輩・上司たちが、ドンドン会社の中からいなくなることが、もはや当たり前の日常になってしまいました。甘えの気持ちは一ミリ足りともありません。

既に会社の業務で、結果を出すべく、真剣に闘える「戦士」へと成長していたと思いますが。しかし、同時に心の中で「闇」が生まれました。

「仮に僕が会社で働き続けたくとも、いつでも切られてしまうんだ。。いつ切られても大丈夫なように、準備を整えなければ。。」

会社の中では、真剣に業務に取り組みながらも、会社の同僚たちには内緒で「起業・独立」の準備を始める決意を固めたのです。「禁断の果実」を手で掴み取ってしまいました。

35歳〜40歳頃に、「リストラ対象」の選抜の波が来るようなので、そこまでにはいつ「リストラ」されても大丈夫なように。「起業・独立」にまつわる勉強を密かに開始。そして、実際に副業ビジネスとして「起業」するに至ったのです。

結局会社には、約12年間勤務したことになりますが。その内、約10年間は「二足のわらじ」で副業として「起業」したビジネスで、密かに稼いでいる状態になりました。

会社の就労時間中には、真剣に仕事に取り組んでいますが。会社から一歩外に出た瞬間には、気持ちを完全に切り替えて、「副業サラリーマン」としての顔になるわけです。

「僕の忠誠はどこに捧げるのか?」

この問いからは、目を背け続けていたわけです。

「死ぬまでうちで働いて下さい!」で喜べますか?

副業としてビジネスを起業してから、約20年が経過しました。もしも今の僕に、誰かが

「死ぬまでうちで働いて下さい!」

と言って下さっても。

「そんなこと誰がするの?ひどい!」

と、素直な反応として出てきてしまいます。自分以外の誰かに、自分の生活の糧を得る手段を、握られている状態には耐えられません。新入社員として、目を輝かせていた時の僕には、もう二度と巡り会えないし、巡り合う必要もないわけです。

つまり、もう二度と「サラリーマン」には戻れない「考え方」に変わってしまっているわけです。

サラリーマン一筋で勤め上げようと考えたいた頃の僕。
  ↓
サラリーマンとして働きたくとも働けない可能性があることを知った頃の僕。
  ↓
「二足のわらじ」副業として起業したビジネスで稼ぎ始めた頃の僕。
  ↓
「独立」して、「自営業者」としての道を歩み続けている今の僕。

4段階で変わり続けた今の僕は、当時とは全く違う。僕が僕でありながら、中身が完全に「もうひとりの自分」になってしまっているわけなのです。

今どんな状態におかれているのか?人それぞれ全く違うと思います。しかし、

「死ぬまでうちで働いて下さい!」

仮にこの言葉を言われたと想定して、喜べないのだとしたら。それは何かしらの原因で、もうサラリーマンとして一途にやっていけない状態に追い込まれてしまっているのかもしれません。

毎朝早く起きて、スーツに着替えて、満員電車に乗って10時間以上、他の誰かに管理・拘束された状態で、働き続ける毎月一度上がらないお給料をもらう第三者に生活の糧を握られ続けている状態で・・・こんな凄いことは、

「死ぬまでうちで働いて下さい!」

この言葉に喜べない状態では、まともに耐え続けられるはずがありません。自分と大切な家族・恋人の生活の糧は、自分で手に入れる。「起業・独立」からはじまる「自営業者」の世界に足を踏み入れはじめる「兆し」とも言えるのかもしれませんね。

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