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【帝】「ヒルトンタイムシェア」の購入体験があまりにもシュール過ぎる

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ハワイのリゾートホテル「タイムシェア」の代表格「ヒルトングランドバケーションクラブ(Hilton Grand Vacation)」を購入した方の実際の体験談が余りにもシュール過ぎるので公開させて頂く。

僕たちが「禁断の帝王学」を活用して、海外にも活動拠点を本格的に広げていく時に、ついつい興味を持ってしまう「リゾートタイムシェア」に関する学びにもなるので、改めて確認する必要がある。

「タイムシェア」。リゾート目的でハワイに旅行に行った者たちが、セールストークに乗せられ買ってしまう者たちが続出している。

その中でも、有名なのはやはり、世界的に名前が売れているホテルグループの「タイムシェア」商品「ヒルトングランドバケーション(Hilton Grand Vacation)」。

よく、羽田や成田空港の中でも、販売員たちが資料片手に、裕福そうな家族連れや、エグゼクティブそうなビジネスマンを捕まえては、一生懸命営業活動をしているのを見かける。

一つの部屋を1週間毎52週に分けて1年あたり1週間分の利用権を、購入するというのが基本の「タイムシェア」。52人で1つの部屋を購入するという訳だ。

購入者は、毎年1週間、ハワイに旅行で来た時に、自分が購入した部屋を、ホテル代わりに利用する事が出来るというものである。

「ヒルトングランドバケーションクラブ(Hilton Grand Vacation)」購入後

約5万USDで購入した、ハワイの「ヒルトンタイムシェア」商品。「「ヒルトングランドバケーションクラブ(Hilton Grand Vacation)」の管理費」の支払い時期がやって来た。

当初は、

販売員:「ウェブサイトからの支払いも可能です。大体125USD位ですよ(^^)。」

契約時、日本人の現地販売員から説明を受けた通り、125ドルを支払おうとする。

すると・・・「えっ!なぜ???」

実際の支払い金額には、約15万円の請求金額が・・・。

「重要事項説明書(日本語)」には「管理費の支払いが必要」とだけあり、詳細の記述はなし。

けれども、その英語版原本をよくよく辞書をひきながら読み進めて行くと、修理費だの固定資産税だの・・・

かつて、説明員の口からは一度も聴いたことの無い記述が・・・。そしてなんと、日本語版ではなく、英語の説明書、契約書の方に効力があると言う。。。

しくじった。。契約書にサインをする時に、英語版の方の内容は、一切確認しなかった。日本語版の解説の方しか見てなかった。。

そして・・・数年後・・・。「うなぎのぼり」とはこのことを言うのか?

管理費は、毎年毎年ドンドン上がっていく。。

もう間もなく、単年20万円を超えてしまう。。。。

一部屋を、52週間=52名に「タイムシェア」として販売していたとして。。年間20万円の管理費を、52倍にしてみると・・・。

一部屋分の年間の管理費が、1,040円を超越する。。

これは、あまりにも常軌を逸した、ひどい話ではないだろうか?10年後、20年後、この管理費は一体どこまで上がっていくのだろうか?

勇気を振り絞って、係員に文句を言ってみた。

「ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ(Hilton Hawaiian Village)って、ホテルの方だと、「タイムシェア」よりも狭い部屋ですけど、「Agoda」経由の予約で、一泊23,856円で泊まれちゃうんですけど、比べてこの管理費、あまりにも高すぎませんか?仮に宿泊費に換算したら、本当に高いと思いませんか?」

ヒルトンタイムシェア2

これまで、どうしても気になってしまったことを、あらためて、聞いていくと。。。

係員:「「ヒルトン」は素晴らしいサービスだから高いんです!!」

と、逆にキレられてしまった。。。

ちなみに、10万円、20万円・・・。

管理費が高騰して行くと、当然ながら同じ部屋を「タイムシェア」として購入した方々の中から、支払いができなくなる人たちが、毎年確率論的に続出する。

そして、この時、新たな問題が勃発するのだ。

当然ながら、購入時には、事前に販売員からは説明を受けていなかった問題である。

それは・・・管理費などの支払いができなくなり、「差し押え」が多くなると・・・。

管理費を真面目に払い続けている、残されたオーナーたちに、その負担がのしかかるとのこと。。これはもはや、事件である。

なんと、これによって、ただでさえ「うなぎのぼり」傾向にあった管理費が、まるで小学校の算数の時間にならった、二乗比例のグラフのように、更に角度を天に向けて上がっていく。。

オーナー一人当たりの負担が増加することによって、さらに管理費を払えなくなるオーナーが次から次へと出てくる。

「負のサイクル」・・・「悪循環」へと、陥っていく。

管理費の上昇・・・逆にこれは、景気が良くなったとしても、物価が上がればその上昇率にあわせて、管理費も上昇することになる。。。

結局、「ヒルトンタイムシェア」は、約5万USDも出して購入したのに、その後、ハワイに行きたい時ほど予約が取れず利用もできないのに管理費だけを払うはめに。。。

いざ、予約が取れて宿泊できるとしても、予想以外の思わぬ出費が・・・

  • 予約手数料

  • 変更手数料

  • 繰越手数料

  • ポイント交換手数料

  • 予約確認書発行手数料等

  • 各種税金

など

見たことも聞いたことも無い、手数料が加算されて来る。。(正確には書面に小さく書いてあるのだが販売員がまともに説明してくれない。)

結局、自分たちのハワイ一泊あたりの負担は・・・(汗)。

ホテル予約総合サイト、「Agoda」のハワイオアフ島のホテルを検索してみては、一泊3万円~5万円の、
ファイブスター(5つ星)ラグジュアリーホテルが、とても安く見えてしまい。。。

ヒルトンタイムシェア

悔しいの、悲しいの、やるせないの、様々な感情や思いが交差して、目からは大量の涙が、次から次へと溢れ出る。

「ヒルトンワイキキビーチ(Hilton Waikiki Beach)」に至っては、「Agoda」価格一泊23,274円~と格安で、しかもスリースター(3つ星)ホテルである。

ますます、パソコンの画面が、曇って見えなくなってくる。

「もう耐えられ無い!まともに宿泊してないけど、「ヒルトンタイムシェア」を売却してやる!!!」

 
意を決して、「ヒルトンタイムシェア」を、売約することにした。

「ヒルトンタイムシェア」をリセールに出す決意

あの日、「ヒルトンタイムシェア」を購入を検討している時、確かに販売員が言っていた。

ヒルトン販売員:「不動産価格が上昇しているので、100万円以上高くなることもあるかもしれませんよ!(^^)」

・・・と。

けれども、実際に売却しようとした時に分かったこと。

それは・・・購入価格の半分で売却できれば「奇跡」。2割~3割で売却できれば「ラッキー」。という過酷な現実だ。

「これだったら最初から「リセール」を買えば良かった。。。(滝汗)」

まず、購入する時には、「ヒルトン」の直販だったので、勘違いをしていたのだが、売却する時にも、「ヒルトン」が買値で買ってくれるとなぜか錯誤してしまっていた。。。

「ヒルトン」に売却をお願いしても、単に「リセール業者」を紹介してくれるだけだった。。。

5万USDで購入した「ヒルトンタイムシェア」。

「リセール業者」に見積もってもらったら、良くても購入価格の4分の1位の価格になりそうだ。。

さらに・・・ハワイで「タイムシェア」を売却した場合の手数料は、一般的なハワイの不動産会社の相場的には、売却価格の20%~25%位になるようだ。

僕たちにとっては、とても大きな比率に感じるかもしれないが、一般住宅と同じような手続きと、手間が掛かってしまうため、取引金額が小さい「タイムシェア」の場合、売買代金に対する比率が高くなってしまうようだ。

ヒルトン:
「世代を超えて受継いでゆく、

 永大所有の財産。
 
 ご購入いただいたリゾートは、

 通常の不動産と同様に土地・建物を

 州政府に登記し権利書が発行され、

 ご自身の所有物件として

 永代所有できる財産となります。
 
 この所有権はお子様からお孫様へと

 代々お譲りいただけます。」
 
・・・と、「ヒルトンタイムシェア」の販売員から説明を受けていたが、どうやら、少なくとも「永大所有の財産」ということではなさそうだ。

明らかに、買った瞬間に「負債」となった。

購入した瞬間に、価値が大幅に下落するにも関わらず、ランニングコストだけは、ずっとついてまわるのだから。

そして・・・

ヒルトン:
「オーナーカードが届いたその日から、

 オーナーとしてのリゾートライフが始まります。

 「次のバケーションはどう過ごそうか?」、

 「水着を新調しようかな」、

 「次のハワイではサーフィンに挑戦!」と、

 楽しい話題は尽きません。」

残念ながら、「リセール」サイトに自分の「ヒルトンタイムシェア」を売却希望として出している今日時点まで、結局は楽しいオーナーとしてのリゾートライフを満喫することはなかった。。。

今日は、ハワイのリゾートホテル「タイムシェア」の代表格「ヒルトングランドバケーションクラブ(Hilton Grand Vacation)」を購入した方の実際の体験に基いて、正直に申し上げてしまったが、

「ヒルトンタイムシェア」は明らかに、世界的に有名な「ホテル名」に食いついてくる、世間知らずの日本人しか買わない商品である。

そして実際、リゾートの「タイムシェア」には、世界中どこを探しても、

この手の案件しか、探し求めることはできないのが、正直なところだ。

ここでは業界のリーダー的存在ということで、「ヒルトンタイムシェア」を、取り上げてしまったが、これは何も「ヒルトン」に限らない。リゾート系の「タイムシェア」全体がそうなのである。

「リゾート不動産」とか、「タイムシェア」とか、そういうキーワードで、情報を得ようとしても、今日のお話に出てきたような類の案件しか、出てこない。

販売業者だけが儲かるビジネススキーム。

「投資(?)」した方は、全く儲からないどころか、ドツボにはまっていくスキーム。僕たちは、絶対に手を出してはいけない類の、投資案件とも言える。。

なお、この手の案件に引っかかること無く、本当の海外投資の戦略術を学びたい場合は、無料メール講座【フィリピンタイムマシン投資法】を購読頂きたい。

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→ https://sanadakoumei.com/ph-content/

追伸

【タイムシェアとホテル滞在の違い】
※「ヒルトングランドバケーションクラブ(Hilton Grand Vacation)」側の見解

1、「タイムシェア」は1週間単位で所有するのでとてもリーズナブルである
毎年ハワイでバケーションを楽しむ場合、毎日利用するわけではないリゾートコンドミニアム(マンション)を物件所有するよりも、無駄なくリーズナブルなのが「タムシェア」によるバケーションを楽しむスタイル。週単位であれば、何口でも所有できるので必要な期間を自分の部屋にすることが可能である。

2、「タイムシェア」は世代を超えてうけついでゆく永大所有の財産である
「タイムシェア」として購入すると、通常の不動産と同様に土地・建物をハワイ州政府に登記した権利書が発行され、所有物件として永大所有できる財産になる。「タイムシェア」の所有権は、子孫末裔まで代々相続して行くことができる。毎年、年間の管理費(固定資産税、共益費、各種保険料、光熱費、修繕積立金、クラブ年会費、消費税など)を支払うことになるが、お金を払う代わりに部屋の維持管理に悩む必要が無いのが「タイムシェア」の利点。

3、一流ホテル「ヒルトン」のサービスと管理で充実のリゾート体験ができる
「タイムシェア」のオーナーになると、同「ヒルトン」内のプールやレストラン、キッズプログラムなど、ホテルの宿泊者同様に施設が、有料での利用の場合が多いが利用可能である。ハワイなどのリゾートには、日本語専用デスクを用意しているので、言葉の問題による心配がいらない。

4、ホテルコンドミニアムでは体験できない「タイムシェア」だからできるハワイの楽しみ方
リビングとキッチンがあるので地元のスーパーに買い出しに行って、食材を購入して、「タイムシェア」として所有している部屋の中で自分で料理を作って食べたり飲んだりすることで、最高のリラックスタイムを謳歌できる。まるで通常の居住用コンドミニアムのようでありながら、日本語コンシェルジュとメイドサービスといった高級ホテル「ヒルトン」のサービスが同時に得られる。一部(大部分)有料使用であはあるが、リゾート内のプールやレストラン、スパなどのアクティビティも利用できる(※実際は外部の方も有料で利用可能。)。

以上、「2、「タイムシェア」は世代を超えてうけついでゆく永大所有の財産である」という部分には疑問があるが、「投資」や「資産」としてではなく、純粋に「タイムシェア」を購入して、1、3、4、の部分を謳歌したい場合なら利用する価値があるというところになるだろうか?

ただし、購入体験者の生の声としては、「自分の仕事の休みが取れてハワイに行ける時に限って満員で自分の「タイムシェア」分が消化できないとのことだ。

たとえば、僕は2014年12月23日(火)~1月8日(木)まで、ハワイオアフ島のワイキキビーチ周辺にある、3つのラグジュアリーホテルを泊まり歩く形で、ハワイで過ごす形になるが、果たして仮に僕が「ヒルトンタイムシェア」を所有していたとしたら「2014年12月23日~1月8日」までの内一週間は、宿泊予約可能なのだろうか?

僕はAgoda経由なので、一泊2万円~3万円の予算でヒルトンを含む3つのラグジュアリーホテルを、普通に予約可能だったが。

頭に5万USDとか支払っている「タイムシェア」として所有している方々の、予約状況・安否が気になるところである。


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