恥を忍んで正直に告白しよう。約12年間勤務していた会社を退職後、約3、4年間位の間僕は、「病気」にかかっていた。
その病気は、創業者系の経営者がかかりやすい特有の病気である。
特に、一発当ててしまった系の、経営者が皆共通してかかってしまう病気。その名も、「新規事業立上げ病」である。
今思い返せば、僕も典型的な「一発当ててしまった経営者」であり。ある意味、皮肉な意味でのセオリー通りに、「新規事業立上げ病」にかかってしまっていた。
2011年〜2014年末までの間、一体僕はいくつの会社法人を立上げ、いくつのビジネスに手を出してしまったのだろうか?
会社法人・・・香港、シンガポール、マレーシア、変わったところだと、マカオ、コソボ、ベリーズ、BVIにまで、会社法人を設立してしまった。
ビジネスに至っては、わけの分からない、複数のサイトを買収・・・も、今考えれば意味不明の行動だが。複数のインターネット上のプロジェクトだけにとどまること無く、インドに出張に出かけてまで、新しいビジネスを立上げてしまった。
とにかく、「これが熱い!」と聞けば、そのビジネスに手を出し。「あれが儲かる!」と聞けば、そのビジネスに手を出す。
しかし結局、複数のビジネスをハンドルできる、経営者力も、沢山のパートナーや、スタッフさんたちと、一緒にやっていけるだけの人望も。僕には持ち合わせていなかった。
完全に、僕自身の力量を、オーバーしてしまっていた。。けれども、当時は全く気づかなかった。
その結果、多くのビジネスが、採算が合わなくなったり、パートナーたちとの関係がうまくいかなかったり、詐欺にあってしまったり、・・・で失敗。
結局、複数法人・ビジネス同時展開で残ったものは、「失敗という経験」だけになった。
その後、使わなくなった会社法人と銀行口座を、一つ一つたたんで行くことになった。
以降も、「新しいビジネス」「儲かるビジネス」・・・を耳にした時には、
孔明:「え?や、やりたい!」
・・・と、ピクピク反応してしまったのだが、流石にこれだけ失敗を繰り返すと、新たに会社法人を立ち上げたり、新たなパートナーシップを結んだりして、新しいビジネスを実現化しようとする、行動にまでは移せないのだが、
画用紙に絵を描くところまでは、ついついやってしまったりした。
「新規事業立上げ病」の後遺症みたいのが「未練」と共に残りつつも、病み上がりで、ボロボロになった心身状態で、悶々とすることしかできない。そんな状態が続いていた。
けれども、そんな僕の病を、一発で「完治」させてくれた「言霊(ことば)」があった。
それと共に、まるで成仏したお化けの如く、「未練」の類も一切無くなった。
僕の病「新規事業立上げ病」を「完治」させてくれた、「言霊(ことば)」とは。
「新しいビジネスやるなら◯でやれ!」
僕に「言霊(ことば)」を下さったのは、ビジネス・株式投資・不動産投資の世界で、45年間ただの一度も飛ばしたこと無く、10万円の資金から、一代で大富豪になられた御方、北野会長。
その言霊(ことば)とは・・・
北野会長:「新しいビジネスあるなら株でやれ!」
北野会長:「自分はずっと、おんなじビジネスだけ続けろ!軸をぶらすことなく。新しいビジネスに、「みらい」を感じたのなら、その関連株を買って持っておいた方が良い!」
・・・という言霊(ことば)だった。
グラスにつがれた、白ワインを飲みながら、北野会長が発せられた言霊(ことば)に、僕は頭をガツンとやられた気がした。
そして、過去に自分が犯した誤ちが、走馬灯のように繰り返し頭の中で駆け巡った。
孔明:「確かに・・・」
頭の中でつぶやいたはずだったのだが、思わず口に出てしまった。あまりにも納得してしまったからだ。
例えば、かつて僕がインドに渡った理由。それは、あるWEBサービスを構築したかったからだ。
インドに渡ってまで、構築したかったWEBサービス、今日では既に別の上場企業がやっているが、凄くうまく行っているようだ。
僕には、アイディアだけはあっても、実現化能力が皆無だった。。
インドに渡航するお金、ビジネスを立ち上げるまでに費やしたお金・時間・労力。
仮にこれらを全て、WEBサービスを提供している上場企業の株を買っていたら。僕がビジネスを一からビジネスを立ち上げるよりも確実にお金を稼げていたかもしれない。
僕が捨てた数百万円のお金。株で増やした数百万円のお金。捨てたお金と拾ったお金、その差はあまりにも大きすぎる。
昔、香港大富豪からは、
「孔明の提案するプロジェクトは95%の確率で当たるby玩具業界」
・・・と、ありがたいお褒めのお言葉を現役サラリーマン時代、頂戴したことが度々あった。
僕が香港から、中国本土への転勤が決まった時も、香港大富豪は、中国の会社に出資して買い取り、一緒に進出して下さった。
僕は、一貫して、営業&マーケティング畑だったこともあり、それなりの、マーケットを見通せる、「先見の明」的な「目」はあるようなのだが。
あの頃も、香港大富豪の会社の優秀な社員の方々の協力があり、自分が所属していた会社で働く、優秀な上司・同僚・部下の方々の協力があり、僕の軍師としての役割を担った上で出せた結果であって。
僕がアイディアを出すのと、僕がアイディアを形にするのとでは、必要な能力はまったく違う。僕自身が、「実行部隊」として、やるとなると、お話は全く違ったようだ。
特に「経営者」として自分が発起人となって一からビジネスを立ち上げる場合、戦略・戦術だけでなく、兵站(人、物、金)も必要になる。
戦略・戦術までは立案できても、一番実行に肝心な、兵站部分が疎かになっていたのが、元々の敗因である。
戦略・戦術・兵站までを考えて新規ビジネスの立案をしていた場合、2011年〜2014年までの間、僕が新たに立ち上げようとしていたビジネスの大多数は、当初から実現不可能と、判断できていたはず。
だからいっそうの事、「このビジネスは儲かる!」と思ったビジネスが、あったとしたら、既に株式市場に上場している
・東証二部上場企業:524社
・東証三部上場企業:240社
・JASDAQスタンダート:710社
・JASDAQグロース:42社
・Tokyo Pro Market:18社
上場企業合計:3,558社(2017年7月31日時点)
・・・これらの企業の中から、関連企業を探して。本来自分がビジネス立ち上げに、費やしていたであろうお金、
100万円なら100万円分の株。500万円なら500万円分の株。1,000万円なら1,000万円分の株。これを素直に、関連企業一社なり、数社に分散するなり、上場会社の株を買っていた方がよかった。
会社の株を購入した後は、自分が最も得意とする、軸となる本業のビジネスだけに集中して次なる原資を蓄えて置く。
・・・この方が、自分が一から、新規ビジネスを立ち上げるよりも、確実に儲けだけを、謳歌できる方法だったのだと、北野会長の言霊(ことば)から、改めて理解するに至った。
東証一部上場企業になる条件
「このビジネスは儲かる!」というものを思いついた時。ビジネスで儲けるための、戦略・戦術があった時。最終的な勝敗は、兵站(人・モノ・金)が大きく左右する。
こういう点で見た時、僕たち個人が一からビジネスを立上げて、実現化させようとするよりも、上場企業の株を購入することで、上場企業に実現してもらった方が、勝率は高いということは、とてもとても合理性がある。
例えば、上場企業の代表格である、「東証一部上場企業」。日本国中に、数ある企業の中でも、「東証一部上場企業」というものは、物凄い力がある。
「東証一部上場企業」になるための条件を列挙してみると、改めて驚かされる。
☆「東証一部上場企業」指定の条件
2、流通株式等(指定時見込み)
-流通株式数 2万単位以上
-流通株式時価総額 20億円以上
-流通株式数(比率) 上場株券等の35%以上
3、売買高
申請日の属する月の前の月以前3ヶ月間及びその前の3ヶ月間の月平均売買高が200単位以上
4、時価総額(指定時見込み) 40億円以上
5、純資産の額(指定時見込み)
連結純資産の額が10億円以上
6、かつ単体純資産の額が負でないこと
7、利益の額又は時価総額
-最近2年間の経常利益の合計5億円以上
-時価総額が500億円以上
(最近1 年間における売上高が100億円未満である場合を除く)
8、虚偽記載又は不適正意見等
-最近5年間の有価証券報告書等に「虚偽記載」なし
-最近5年間「無限定適正」又は「除外事項を付した限定付適正」
ゴゴゴゴゴゴ
こうやって、「東証一部上場企業」指定の条件を列挙してみると、どれだけ彼ら、上場企業が凄い会社法人なのか?改めて思い知らされることがある。
- 自分がお金・時間・労力を投資して、新規ビジネスで儲かるようになる確率
- 自分がやりたい新規ビジネスと同様のビジネスを行っている上場企業の株を買って儲かる確率
以上、2種類を比較した時、前者「自分」が限りなく投資のリターンが0もしくは、大きなマイナスになるのに対して。後者「上場企業」は、投資したお金が、増えるかどうかは分からないが、少なくとも0になることは無い。
捨てたお金 < 減ったお金 < 増えたお金
どう考えても、自分の時間・労力を一切かけず、上場企業の株に、お金だけを投資して、自分の時間と労力は、主軸である、本業だけに集中する。こちらの方が、合理的なのだ。
・・・ということで、僕はこれからも、北野会長の言霊(ことば)を、何度も繰り返しながら、生きていこうと思う。
北野会長:「新しいビジネスやるなら株でやれ!」
「新しいビジネスやるなら株でやれ!」
「新しいビジネスやるなら株でやれ!」
さて、あなたが「儲かるビジネス」を思いついた時、どうするのか?
自分で一から立ち上げるか?関連上場企業の株を買うか?
追伸
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