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【帝】北野流「引き寄せ」の法則「桃太郎のおばあさん」

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【帝】北野流「引き寄せ」の法則「桃太郎のおばあさん」

むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。

おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へせんたくに行きました。おばあさんが 川でせんたくをしていると、ドンブラコ、ドンブラコと、大きな桃が流れてきました。

「おや、これは良いおみやげになるわ」

おばあさんは大きな桃をひろいあげて、家に持ち帰りました。

この先にどうなったのか?語らずとも知っている。日本で生まれ育った者なら誰でも知っているおとぎ話の一つ「ももたろう」。

「地下ソサエティ」の謁見宴(ディナー)の時、突然北野会長が、「ももたろう」のお話を語り出された。

そして、僕たちに問うた。

北野会長:「おばあさんはどうやって桃を取ったんだ?」

・・・と。 「桃太郎」のおとぎ話を耳にした、僕たちがかつてサラリと流してしまった部分。

しかし、確かに「リアル」を想定してみると、凄いシーンである。おばあさん、すごすぎる。。

まず、「川」ということは、川上から川下に流れがある。「桃」も川の流れに乗って、川上から川下に流れている。

川の中に流れている桃、おばあさんがこれを取るには、老体にムチを打って、川に飛び込み、川の中に進み、手足を伸ばして、流れている=動いている桃をキャッチしなければならない。

少しでも、桃が流れているのに気づくのが遅ければ、流れている桃を取ろうと思うのが遅ければ、桃の流れにドンピシャのタイミングでキャッチできなければ、おばあさんは桃をキャッチできずに、川下に流れて行ってしまうことになる。

つまり、実際このシーンを再現するには、桃が見えた瞬間に、桃を取るために川に飛び込むことを決め、川に飛び込む。

いや、むしろ「決める」というステップさえ無く、おばあさんは桃が見えた瞬間に、いつの間にか川に飛び込んでいた・・・というスピード感の方が正しいのかもしれない。

この瞬間の判断と行動の結果、おばあさんは、元気な子どもと、子供が大きくなって来て、暴力の下で他人から略奪して来た莫大な財産を築き上げ。おじいさん、おばあさんは、桃太郎とともに、幸せな老後を送ることができたのだ。

北野会長は、このお話を、「幸運の掴み方」として、僕たちにお話をされる。

現実世界の中で、「幸運」を掴みとるためには、桃太郎のおばあさんのような、行動を取る必要がある。

チャンスがやって来た瞬間に、判断して飛び込み、手を差し出し掴みとった者だけが幸運を掴みとると。「北野流引き寄せの法則」である。

北野会長から見ると、僕たちは何もかも遅いようだ。非常にスローに見えるようだ。

その様子を、「ふた汽車のオンナ」と例える。汽車がやって来ても、その汽車がどこに行くのかおろおろしながら確認している内に、汽車が行ってしまう。

次の汽車がやって来て、ようやく行き先が、自分の行きたい先であることが分かり、乗ることができる。さらに、そのタイミングでさえ、乗れない者もいる。

北野会長は、「桃太郎」のお話や、「ふた汽車のオンナ」のお話、たとえ話を通して、教えて下さっている。

「そのタイミング感」では、目の前に次から次へと流れてきている幸運を逃してしまうと。

しかし、だからと言って、むやみやたらに、やって来たもの全てに手を出してもダメで、やって来たものが、自分にとって「しあわせ」の4文字をもたらすのか?「ふこう」の3文字をもたらすのか?

瞬時に降ってくる、直感に委ねなくてはならなくなることが多い。

しかし、直感というものは、「データベース」が無いと働かないと。日々の「データベース」の積み上げがあるから、「いざ!」という時に働くのだと。

確かに僕自身の人生を振り返った時、「幸運」を掴んだ時は、深く考えてゆっくり行動したのではなく、直感的にいつの間にか身体や口が動いていた・・・というものが多い。

一方、直感的に動いたことで、失敗してしまったケースも沢山ある。恐らくこれは、直感を動かす元になる、「データベース」が足りなかったのだと思う。独立起業したばかりの時には、沢山失敗してしまった。。。

しかし、最近では、失敗する確率も少なくなってきた。北野会長とお会いできたことで、「データベース」の質が変わって来たおかげだと思う。

・・・ということで、「謁見宴(ディナー)」の前に、プラチナで集まって、自分だけでなく、自分たちがこれまであった人たち含めて、互いの経験・体験、「こうしたらこうなった・・・」を「北野流」に合わせて検証して行った。

こうした語り合いは北野会長の神がかったお言葉の、予習・復習にもなるし。何よりも、「データベース」を積みあげられる。良質な「データベース」の蓄積は、「いざ!」という時の直感が良い方向に、幸運を掴み取れるようになる。

今回のラスベガスのように、海外で開催される「地下ソサエティ」の謁見宴(ディナー)の前後は、何もしない暇な時間が多いので、合宿のように、こういう語り合いにじっくり時間を費やせるのは好都合である。

追伸

北野会長のお話の50%以上は、「収録」という形で残せないたぐいのお話。。。

謁見宴(ディナー)に参加されていないゴールドや、イケなかったプラチナは、大幅に削除された音声や書き起こしでしか確認できない。。。

僕たちもメモに残せない。。。なので、こうしたメンバー同士の予習・復習がかなり重要。


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