海外居住者は、年末年始日本国内でお正月を過ごしてはいけないという税務上の法律があるので。東京羽田空港からANAのエコノミークラスに乗って逃げるように中国広州に脱出。
その勢いで、中国広州で留まることなく、電車に乗って珠海経由で澳門(マカオ)に来た。
広州も、珠海も、澳門(マカオ)も、僕にとってはサラリーマン時代から慣れ親しんだ地なので、過去を回想するのに丁度よい地である。
あれ、そう言えば澳門(マカオ)は、最近しばらく来ていなかったな。。前回来たのは、平城寿@SOHOとの「命運の成幸フォト撮影会@マカオ」の時。
実に1年半ぶりに澳門(マカオ)に来てみると、コタイエリアを中心に新しいホテルが続々とオープンしていて、エリアの雰囲気が様変わりしていた。
中国広州の駐在サラリーマン時代、毎月1、2回家族と一緒に澳門(マカオ)に訪れていた。当時、家族と一緒によく泊まっていた、グランドハイアットに、来てみると。すぐ目の前にWYNN PALACE COTAIという巨大なホテルが新しくオープンしていた。
道路沿いから、無料でロープウェイに乗れるようなので、そのままロープウェイに乗ってホテルの入口へ。
ホテルに入ってすぐに、カジノへと向かった。
カジノ中を歩いていると、ルーレットのマシンがあったので、ふと「29」一点に4枚がけをミニフラワー的に置いてみると、あり得ない話であるが見事「29」に一撃で的中。
僕は超能力でも発動してしまったのか?・・・と思ったが、次に頭にふってきた数字にベットしてみたら外れた。初回的中は偶然だったようだ。
いや、ちょっと待てよ。よくよく考えれば、フト立ち寄ったルーレットで、一番最初の数字を的中させることはこれまでの人生何度も何度も繰り返し経験している。澳門(マカオ)だけでなく、シンガポールやフィリピンでも。
けれども、その度に「おお、僕に超能力発動か?ニヤリ」と思い何度も数字当てをお金もうけに活用できないか試してみたがダメである。
一度的中させてしまった後、自分がもうけるために浮かんで来た数字にベットしても無駄。自分の欲望の成就のためには能力を使うことはできないようで、脳内が欲望の色にまみれてしまうと、なぜか数字を的中させることができないのだ。
数字的中を言語化すると、ミライを的中させる時は、今からの予測の延長上の、外側から降ってくる感じ。いや、それさえも、後付論であり、例えるならば「無心」の状態。「欲望」に基づき「予測」して「前のめり」になってしまった途端、もう力は使えないのである。
ただし、この力は・・・鑑定に来て頂ける方々への過去の出来事の「年当て」などでは普通に使わせて頂いている。。
さて、なぜ今回最初に、「29」の数字が降って来たのだろう。。鑑定士的見地から分析してみる。 なるほど・・・陰陽五行説的には、「金が火によって溶かされた。けれども金の力は強く完全には溶かされなかった・・・」その象徴数での「29」か。
あ、そうだ・・・2017年の後半は、東京国税局からの追求に、心身的にへたらないように、屈強な男へと変貌を遂げるための「肉食の欲暴食」がテーマだったから。その「29の日」的な語呂合わせともとれよう。
どちらにしても、2017年は東京国税局から責め続けられたり、課税による大金出費が確定したり色々あったけれども。
「今こうして飛行機乗って、電車に乗って、澳門(マカオ)に来れてるんだからいいじゃない!」
と時空が数字を通してそっと教えてくれている気がした。。
すると、僕の銀行口座から、税金お支払のために、最初のお金が出金されるのを見送った12月。
新税法における、国税海外調査日本人第一号の僕から、期日通りに納税させた、東京国税局のチームのご担当者たちが、功績を挙げられることで、将来の将来の出世に繋がると良いなと心の奥底から思える僕がいた。
そして、彼らの真面目な働きのお陰で、僕は心身共にボロボロにもなったが、心身の忍耐力はついたので、感謝することにしよう。
自分を振り返ることができる澳門(マカオ)
香港のオークションで、高級時計を落札した後、「タイムイズマネー」とかもっともらしいことを言って。香港の上環からヘリコプターに乗って約15分間で澳門(マカオ)へ。
上下アルマーニの服をまとい、ドルガバの靴を履き、澳門(マカオ)の高級フランスレストランで米国産の高級ワインを片手にディナーを楽しむ。そんなバカなことをしていた時期もあった。
そしてその年、見事に一撃1億7,000万円飛ばした投資案件はじめ。合計◯億円を飛ばした・・・。澳門(マカオ)に来ると、昔の自分を思い出す。
僕がはじめて澳門(マカオ)に来たのは、2003年、僕が海外駐在として香港に赴任した年。
英語も中国語も話せない状態。はじめてアジアに来たこともあり、右左も分からない状態。当時勤務していた玩具メーカーの上司だった玉利将彦さん(現・香港金融の達人)が、一緒に連れて来てくれたのだ。
今日も澳門(マカオ)で待ち合わせ予定であるが・・・振り返れば玉利さんと出会ってから14年も経つのか。。
2004年、2005年、2006年、2007年、2008年、2009年、2010年、2011年、2012年、2013年、2014年、2015年・・・
以降、毎月のように、澳門(マカオ)に訪れ、街の成長を眺めて来たが。澳門(マカオ)に来ることで、僕自身の成長(もしくは後退)を振り返り確かめることができるのだ。
今の僕はどうなのだろうか?服装は、上は1,600円のユニクロのポロシャツ下は2,000円のユニクロのズボン、靴は利便性を追求した沼地でも水陸両用で丈夫なコロンビアの1万円の靴。高級時計の類もアクセサリーの類も、一切身にまとわなくなった。
普段の移動は極力電車・バスなどの公共交通手段を使い。飛行機はエコノミークラス、宿泊するホテルはグランドハイアットなどの五つ星ホテルではなく、リーズナブルなホテル。食事も、そこらへんの定食屋でサラリと食べるようになった。
以前と比べると、僕の生活水準的には、進化成長どころか、大幅に後退している。今の僕はお金が沢山あったとしても「お金の使いみちを知らない」のだ。
ある一定以上にお金が沢山あったとしても、もはやドラクエのゲームの中のゴールド的にしか感じられない。
ルーレットの数当てでミライを的中できれば(ニヤリ)・・・とバカのことを考える僕はまだ同居しているが、それは自分の中でも、クスクス系の冗談だと理解している。
増えたお金を持って、早々にカジノから立ち去ることもできた。今のようになったのも・・・。かつて、澳門(マカオ)にヘリコプターで乗り付けるほど頭がおかしくなっていた僕を、今のように叩き直してくれたのは、北の物販大富豪こと「剣聖」のお陰。
そして、日々肩を並べる形で、共に実践してくれるマベ宮本くん、サブローくんはじめ、「地下ソサエティ」の仲間たちのお陰。
だから、実際は東京国税局に大金を持っていかれたとしても、冷静になってみれば、何も日常は変わらないのである。
「命があったら 死にはせぬ あくせくせんでも のんびりと 七分五厘で生きられる 人はスラムというけれど ここは天国 ここは天国 釜ヶ崎」
剣聖がよく口ずさむ、「釜ヶ崎人情」を歌いながら、2017年最後の日を、迎えることになった。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…