いよいよ東洋医学におけるうつ病のセルフ診断について今日は書こうと思う。
陰陽五行説に基づく東洋医学においてうつ病は2種類に分けられる。
- 熱型うつ病
- 寒型うつ病
まずここがポイント、西洋医学だとこんなにクリアカットにいかない。
その前に説明しておくことは熱型と寒型、二つに分けるとこが陰陽五行ということ。陰陽五行説の陰陽とは あらゆる森羅万象は二元論でとらえられるという思想。
例えば、明と暗とか、太陽と月とか。そのように二つに分けると説明が合理的に行くというのが東洋医学の根にある思想。
それによって分けられた熱型うつ病と寒型うつ病。そしてようやく熱型うつ病の説明。まずザックリ言ってしまえば一見うつ病っぽくないのが熱型うつ病。
その特徴としては、やっぱり熱型という名前の通り熱がりであること。体温は高くないんだけど何だか熱いんですよね、という感じ。
体の熱さなんかうつ病と全然関係ないと思うじゃないですか。でも東洋医学では重要、すぐにクーラーをつけるとかわりと薄着の傾向にあるとか。
あとは逆説的だけど、それでも熱いものを欲する傾向にあるということ。例えば、南国に旅行に行きたがったりサウナが好きだったり。
熱がりなのになんで?と思うけど、良い悪いは別として熱型の人は嗜好として熱いものが好き。
次に精神的な面で言うと、怒りやすかったり、ちょっとしたことでね。あとは神経過敏でよくあるキレる感じ、ちょっとしたことでパッて。
軽いうちは一瞬キレて、その後は何だったのみたいな。これはもう本当に怒りの臓器と呼ばれる肝が原因。
瞬間的に肝が燃えて熱暴走している感じ、だから上手くコントロールできない。
次に見分け方、もちろん特徴とオーバーラップするけど。まずは食事、これは意外だけど本当に大事。
すごい辛いものを好むとか、最近、特に辛いものが好きですよという感じですよね。何でも七味唐辛子をかけたりやたら辛いカレーが好きとかもこの典型例。
辛い物だけでなく酸っぱいものも好き、お酢をジョボジョボかけたりとか。
そして精神面での見分け方はやはり突然、叫んだり、怒ったり、キレたり。あとは泣いたり、涙を流したりっていうのもある。
この辺りは西洋医学では病気じゃないけど東洋医学ではドンピシャうつ病。
最後に症状、これは今までの部分と当然かぶってくる。体がだるかったり眠れなかったりイライラしたり。目の疲れや肩こり・頭痛だって症状。
あとは風邪をひきやすい、皮膚が荒れやすいとかも、だからアトピーもそう。マニアックなところでは爪が割れやすいというのも症状になる。
これは東洋医学的に肝は爪と関係あるからで他には筋肉とか腱もそう。なので筋肉痛になりやすいなども熱型うつ病のせいなのだ。
だいたいこんな感じだろうか、熱型うつ病の説明は。でもこれをみると多くの人が当てはまってしまう、だからこそ一億総うつ病なのだ。
でも東洋医学にはうつ病セルフヘルプできるプログラムがある。もし当てはまったなら早速始めよう、うつ病セルフヘルプトレーニング。
当てはまらなければ明日の寒型うつ病の説明を要チェックしてほしい。
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