うつ病を病院に行かずに、自分・家族・恋人の力で自ら克服する。これこそが陰陽五行説に基づく東洋医学によるうつ病セルフヘルプの真髄だ。
うつ病セルフヘルプのいよいよ上級編の一つに「ツボ押し」というものがある。
ツボ、専門用語では経穴(けいけつ)。経穴とは体の表面にあるエネルギーの通り道。体の表面にあってそこを刺激することで内臓の調整を行うのだ。よく耳にする足ツボマッサージや針灸だってその類だ。もちろんその質は玉石混合。
実際に私は腰痛がひどいときに名医と言われる針灸師にかかった。かかってみると痛いという腰に針をさし出す始末。
経穴は足などの末梢に集まっているとされる。その末梢にある経穴が全身の内臓に経絡で繋がり、刺激で内臓を調整するのだ。
にもかかわらず、腰が痛いからといって直に患部を刺激する。これでは経穴をわかっていないと素人でもわかってしまう。
また別の例では足裏マッサージ。足裏には経穴が多いのでこの点は良いだろう。しかし、これは商業面が中心なので体調面は二の次である。
つまり、刺激することで気持ちよかったり、場合によっては痛かったりすることが大切。刺激してもその瞬間に何も感じなければリピーターは来ない。よって足裏マッサージでは本質的に病気は良くならない。
なので、経穴による刺激は自分でツボ押しするのが一番である。自分のうつ病の型に対応する経穴を知り愚直にツボ押しするのだ。
陰陽五行説に基づく東洋医学におけるうつ病には
- 熱型うつ病
- 寒型うつ病
の二種類が存在した。
熱型うつ病であれば肝が熱を帯びていて不調をきたしている状態。その状態の調整を行うのに対応したツボを刺激する必要がある。
具体的には、足の指や足の甲などに対応するツボは存在する。そのツボを生活習慣で説明した凍ったスプーンなどで刺激するのだ。
また寒型うつ病であれば脾の機能が低下し、腎にもエネルギーがない状態。その状態の調整を行うのに対応したツボを刺激する必要がある。
具体的には、足の甲や膝下あたりに対応するツボは存在する。そのツボを生活習慣で説明したドライヤーなどで刺激するのだ。
うつ病セルフヘルプトレーニングeスクールでは具体的なツボとその場所を懇切丁寧に説明している。
また、凍ったスプーンやドライヤー、これでは外出時に実施はできない。うつ病セルフヘルプトレーニングeスクールではツボ押しに適している器具の紹介も行っている。
東洋医学における本格的治療ともいえるツボ押し。これをマスターし、より高い確率で確信をもってうつ病セルフヘルプしてもらいたい。
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