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孔明負傷事件@安全と油断した瞬間に失敗する教訓

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孔明負傷事件@安全と油断した瞬間に失敗する教訓

「地下」プラチナのアクニンさん、ミスタM、さらには現地で途中からジョインした、シンガポールの日系現地法人に勤務する謎のシンガポール人と4人でゴルフ18ホールを回っていた時のこと。

8番ホール・・・

ティーショットを打った後、川越えグリーンを狙うショット。

先にグリーンに向けて打ち終えたアクニンさんと僕たちは、ミスタMがグリーンに向けて打とうとする前に、9番ホール側の方にカートを移動して避難していた。

背後には岩の壁がある、安全な場所を確保した僕は、スマホを取り出しカートの中で涼みながら、株式投資の「居合抜き」をピコピコ。

すると・・・

孔明:「ギャーっ!痛い(T_T)」

突然僕の左肩の肩甲骨部分に激痛が走った。

当たったのはゴルフボールだ。

スナイパーに後ろから狙撃されたジープ運転兵よろしく、カートの中でうずくまるようにシートに倒れ込んでしまった。

一体どこからボールが飛んできたのだろうか?

急な激痛と驚きによる精神的なショックが収まった後、ムクリとシートから起き上がり、後ろの方を振り返って見てみると。ミスタMがこちらにやって来た。

僕を襲ったのは、どうやらミスタMが打ったボールのようだ。

僕の停めたカートの裏側には岩の壁があるし、安全地帯であるはずだった。

事件現場の検証とシミュレーションをミスタMと共にしてみると、驚くべき事実が判明した。

なんと、ミスタMが川越えグリーンに向けて打ったボールが、川の縁にあるコンクリート部分に当たって、まるでスマホアプリゲーム『モンスト』のように、

入射角→コンクリート(カキン)→反射角→カートの隙間を縫って孔明の肩甲骨に激突

カート裏側の岩壁
 ↓
カート裏にセットしてあるゴルフクラブ
 ↓
カートのフレーム
 ↓
孔明の肩甲骨

ボールがいくつかの障害物をすり抜け僕に激突したことになる。

これが偶然の直撃であれば、一体どれくらいの低確率を乗り越えての激突だろうか?

いや待てよ!もしかすると・・・。

ミスタMは、野球で甲子園を目指していたこともあるし、現役のプレイヤーでもあるので、偶然を装った、必然を狙ったスイングだったという可能性も否めない。

しかし、必然のヒットであれば、ミスタMはプロ並みのゴルフの腕前ということになってしまうので、必然路線は無いかとも分析できる。

日本の刑法による「殺人罪」でも

  • 「故意」による殺人は「殺人罪(刑法38条)」

  • 「過失」により人を死に至らしめた場合は「過失致死罪(刑法210条)」

「故意」か「過失」かによって、罪の重さは全く異なる。

・・・と言っても幸運にも後頭部への直撃は免れて僕はまだ死んでないので、刑法203条「殺人未遂罪」との比較だろうか?

現場検証によって、「故意」ではなく「過失」という結果に至ったので、事なきを得たのであるが・・・。

一方で、僕個人的には深く反省するに至った。

なぜならば、「これだけ安全確保をしていれば大丈夫だろう。。。」

・・・という、自分基準の安易な判断が、今回の「激突事件」を招いてしまったことになる。

ビジネスで例えるならば、万全の体制を整えて「飛んでイスタンブール」を防ぐ強固な対策を立てていたつもりが。超低確率の偶然のアクシデントが発生したことにより「飛んでイスタンブール」になってしまった。。

・・・というのと同じことである。

マスター長兄ヒロ:「孔明くんはもっと物事をクリティカルに考えないと!

出来た!分かった!と思った時が危険」

訓えが、脳裏によぎる。

マスター長兄ヒロ:「ファーザーは、偶然の失敗をも潰す。

普通の人が30人投入して対策を立てるところ必要ならば300人でも3,000人でも投入して偶然性を徹底的に潰す。」

間近で見てこられたファーザーの「脳のOS」や言動を分析。

事実、長兄ヒロさんご自身も「偶然性」を徹底的に潰して、ビジネス・投資に臨まれていらっしゃる。

一方、今回も露呈してしまった今の僕の「脳のOS」のままの状態では・・・。

10年以上継続で「満員の横浜スタジアムに1人」の確率修羅の領域にて、20年、30年、40年・・・長年生き残り続けることなど到底不可能だ。

「直撃事件」によって、この気付きに至ることができたので、「超低確率の偶然のヒット」を繰り出してくれたミスタMに感謝するに至った。

成功することもあるが、失敗することもある状態。

その結果、かつての僕が経験してしまったビジネス、投資の分野における億単位の「飛んでイスタンブール」事件を経てなお、再び同じ誤ちを繰り返してしまうのか?

「もう嫌だ!」

「ファーザー一族」の「無敗神話」の秘密『成功シンドロームOS』を体得することで、「偶然性」で固められた日常にサヨナラを告げて、どんなことに対しても「必然的」に勝ち取っていける。

「そんな修羅になりたい!」

痛む肩を抑え、涙を拭いながら改めて決意を固めるのであった。

追伸

お金をもらう、稼ぐ、増やす、創る、回す『5ポケッツ』システムを学び理解すると。

途端に新しい世界が開けた体験をすることができる。

けれども、システムは凄くてもそれを動かす『脳のOS』が不全のままではシステムの力を最大限に活かすことはできない。

バグやウィルス感染だらけだと、システムは思いもよらない部分から崩壊することもある。

登竜門は『5ポケッツ』であるが、『5ポケッツ』を学んだ先にある『成功シンドロームOS』も改めて学び、体得する必要があると予め申し上げて起きたい。
 
まずは『5ポケッツ』システムから・・・
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