僕は「起業」と「独立」は全く別物だと知ることになりました。サラリーマン時代の僕も、完全に勘違いしていたことなのですが。
サラリーマンの副業として「起業」してビジネスで稼げるようになることと。サラリーマンから「独立」して何年もずっと生き残り続けながらも、お金・時間・場所の自由のある生活を続けることと。求められるパーツは、全く別物だったのです。
何のビジネスで稼ぐのか?「起業」のことを学んで、理解して、実行して成功すれば良いというわけではありません。「起業」はあくまでも、一つの入口的なパーツにしか過ぎず、それだけでは「独立」後に生き残り続けることはできないのです。
一つのビジネスが続くと思わない方が良いです!
「起業」で成功したからと言って、「独立」が成功できるわけではない。その理由は単純明快です。
サラリーマン時代に副業として「起業」し成功した、たった一つのビジネスで、稼げるようになれたからと言って、そのビジネスで何年も継続的に稼げるとは限らないのです。
例えば・・・
91年バブル崩壊、95年阪神淡路大震災、97年アジア通貨危機、01年ITバブル崩壊、06年ライブドア・ショック、08年リーマンショック、11年東日本大震災、20年コロナ
こういう世の中全体を巻き込んだ出来事も数年に一度は発生します。また、僕も副業での「起業」時代から数えると2021年で20年になりますが。(※ネットでは18年目)
その20年の間に、何度も繰り返し、稼げる一つの方法が、数年後には全くダメな方法になってしまった・・・というのは、沢山あります。例えば、「ネット系」という分野だけでも、
- iモード
- ヤフオク
- メルマガ
- mixi
- スマホサイトアフィリ
- Google広告サイトアフィリ
- アメブロ
- YouTube広告(子供向け)
・・・とキーワードを見るだけでも、「ああ、なるほど・・・」と、以前から「ネットで稼ぐ系」を勉強したことがある場合、納得してしまうものばかりだと思います。
ここに挙げた案件も、その当時なら間違いなく稼げる方法が存在していたものですし、実際に、サラリーマンの副業としての「起業」で稼げるようになったことで、
「盤石な体制だ!よし「独立」するぞ!」
と外の世界に勢いよく飛び出して行った方々も、実際に見てきています。けれども、仮にその方法でしか稼げていない状態だとしたら、今頃売上・利益がなくなるか当時の10分の1位に減って、再びサラリーマンの世界に戻るか、何か別の稼げる案件は無いか?
当時の「残り香」を追い求めながらさまよっているかもしれません。副業として「起業」して成功した一つのビジネスが生き残り続けられるとは限らない現実があるのです。
むしろ、一つのビジネスが、5年、10年と続くことすら難しい世の中なのですから。僕もサラリーマン時代は、そんなことなど全く考えていませんでしたが、「独立」後10年を経過した今になってようやく明言できる部分です。
そんな中で、「独立」後に求められる力とはどんなことがあるのでしょうか?
「独立」後に求められるパーツ
サラリーマンからの「独立」後は、「資金」が重要です。「コロナ渦」のような、不足な自体が発生したり、環境そのものが変わったりの外的要因で、
- 売上・利益が0になっても1年、2年と耐えられる力
- 次の「起業」への準備「資金」どうやって潤沢な「資金」を確保し続けるのか?
ここが大前提として求められるわけです。自分で「起業」したビジネスには、サラリーマン時代のように、会社そのものに株主たちから集めた潤沢な資本があるわけではありませんからね。
次に、「独立」から逆算すると、主軸として手掛けるビジネスは、「手離れの良いビジネス」であることが求められます。
- 100%外注・社員に任せられるビジネスか?
- △自分の能力で行うビジネス
本来であれば、最初のビジネスがダメになってから焦りながら、新しいビジネスがないか探すのでは遅いです。
サラリーマン時代に副業として「起業」したビジネスが稼げている内に、次のビジネスを模索しながら準備を開始して取り掛からないとなりませんね。
そのためには、ボートで例えると、自分でオールを手に、前に進もうと一生懸命、全力で漕ぎ続けると顔がドンドン下がっていきます。前が見えない状態で進み続けることになってしまいます。
前方含めて周りを見渡す形になっていることが求められます。すると、「自分の脳力」で稼げるビジネスに傾注してしまうと、自分が手足を動かさない限り、売上・利益も上がらないことになります。
だから、極力外注・社員に任せられるビジネスを持っておくことが「独立」を想定すると重要になってくるわけです。後もう一つ、「コロナ渦」以降の、「ネクストノーマル」の時代で重要なことがあります。
それは、今では誰しもが容易にイメージできると思いますが、「ネクストノーマル」における、「在宅ワーク」の想定。たとえ部屋に中、パソコン一台で完結できるかどうか?
これも、今から想定と準備をする場合、必ず考慮をしないとならない部分ですね!
何のビジネスで「起業」するのか?
「独立」後から、完全に逆算された、サラリーマンの副業として、何のビジネスで「起業」するのが良いのでしょうか?まず、「ビジネス」というと、
- 物販
- サービス
- 情報
大きく分類すると、この3種類しかありません。これを、「ネット」か「リアル」か、どちらかで販売する。それが「ビジネス」です。
この中から、「独立」後の全ての条件をクリはできるのは?その「答え」は、「ネットx物販」です。その「根拠」を挙げさせて頂くと、
- 資金確保が容易
- 才能は要らない、誰でもできる
- 手離れが良い(外注・スタッフ化)
- 積み重ねができる
- 継続性がある
- パソコン一台でできる
「独立」後を想定したパーツを全て揃えることができるのです。
ちなみに、「ネットx物販」は市場の方からも強烈な支援があるご時世です。「コロナ渦」がはじまる前の2019年時点でも、「ネット系」のありとあらゆるビジネスの中でも、一番市場が大きいし、毎年の伸び率も良いです。
経済産業省が発表した数字に基づくと、
「EC市場規模および各分野の構成比率」
EC市場合計 2018年:17兆9,845億円→2019年:19兆3,609億円(伸び率7.65%)
- 物販系分野 2018年:9兆2,992億円→2019年:10兆515億円(伸び率8.09%)
- サービス系分野 2018年:6兆6,471億円→2019年:7兆1,672億円(伸び率7.82%)
- デジタル(情報)系分野 2018年:2兆9,845億円→2019年:2兆1,422億円(伸び率5.11%)
- 市場も一番大きい
- 市場が一番伸びている
今やらない「根拠」が逆に見当たりません。
「サービス系」と「デジタル系」は?
ちなみにご参考までに、「物販系」というのは、Amazonやヤフーショッピング、楽天で売られているもので、誰もが想像しやすいので、説明を割愛しますが。「サービス系分野」と「デジタル系分野」にはどのようなものがあるのか?
「サービス系分野」
- 旅行サービス
- 飲食サービス
- チケット販売
- 金融サービス
- 理美容サービス
- その他(医療、保険、住居関連、教育等)
さて、「サービス系分野」の中に、あなたが1人でパソコン一台で「副業」としてできそうなものはありますか?(苦笑)
「デジタル系分野」
- 電子出版
- 有料音楽配信
- 有料動画配信
- オンラインゲーム
「デジタル系分野」の中に、あなたが1人でパソコン一台で「副業」としてできそうなものはありますか?(苦笑)
「ECビジネス」には、副業で「起業」基準で考えた時の難易度というものがあります。
- モノ(難易度-低-)メーカーが作った商品を右から左で人気のプラットフォームに並べていくだけ。一人で可能「副業」による「起業」でも可能。
-
サービス(難易度-中-)自分一人でやるとマンパワーの時間・労力により販売可能数に制限。第三者と組むと「副業」としてのハンドルが困難。
-
情報(難易度-高-)情報を文章・音声・動画などのコンテンツ変換することで販売可能数の限界突破。メーカーの仕事の商品開発、マーケティング、販売、フォロー全て求められる。
ド素人が・1人で・ゼロイチで・・・と考えるとどうなるのでしょうかね?当然、できる人もいますが、それでも「独立」後のあり方から逆算してしまうと、当てはまらないものばかりになってしまいますよね!
「独立」後、将来的には、「サービス」「デジタル」も手掛けるかもしれませんが。「順番」というものは大事ですよね。
主婦でも普通に「ネット物販」やってませんか?
しかし、「ネット×物販」というのは、特に珍しいことではありません。
「ネット×物販って主婦でも普通にやってませんか?これでなんで「独立」後の成功=シアワセにつながるのか?お金・時間・場所の自由につながるのか?意味が分かりません。」
そうおっしゃるのは極めて普通のことです。今では、主婦でもみんな当たり前のように「メルカリ」で不要物を出品している時代ですからね。セブンイレブン、ローソンに行けば、「メルカリ」専用のダンボールも売っている店舗も多いのですから。
- 資金確保が容易
- 才能は要らない誰でもできる
- 手離れが良い
- 積み重ねができる
- 継続性がある
- パソコン一台でできる
これは、どうしてなのか?当然ながら、これにも理由があるわけです。なければ、こうしてわざわざお伝えしません。「続き」は明日にでもお話致しましょう。
追伸・・・
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