もしも時間の針を戻せるのなら僕は、今の知識そのまままで2001年に戻りたい。
なぜなら、何も知らかった当時の僕は、新築のプレビルドのマンションを、東京都江東区に35年ローンで購入してしまった・・・。
購入価格約3,500万円、内装のオプション諸々に更に500万円以上かけてしまっただろうか?合計4,000万円以上の価格で購入してしまった、夢と希望あふれるマイホーム・・・マンション。
けれども、その後2003年に香港に転勤になり、アジア各国の不動産の存在を知ってしまった時・・・僕が新築で買ったマンションは資産と呼べない事実を知った。
買った瞬間に、中古として半分近くの価値になってしまうもの・・・価値がドンドン下がっていく資産など、資産と呼べない事実を・・・。
だから僕は、2001年に戻り、東京都江東区でのマンション購入を、無かったことにしたい。。。
不動産を買えば誰でも簡単に「資産形成」できた昭和の日本
今だからハッキリと言える。日本の不動産を購入しても資産形成をしたことにならない。
例えば銀行融資を活用した不動産投資についても、これは投資というよりもどちらかというと「大家さん業」という事業である。
臨んだ誰でも成功できるわけではなく、事業家としての資質を持った、ゴクゴク一部の人間だけが結果を叩き出せるものなのだ。
その証拠に、不動産投資をする大家さんに対しては銀行も、融資をつけたりする時には、「事業性」ということを最も重視するし、仮に「投資」という言葉を気安く使ってしまうと、それだけで銀行はお金を貸してくれなかったりする。
これは、「資産形成」されないものに、「投資」という言葉を使う相手に対して、「高い確率で失敗するよ!」という銀行側のプロフィーリングによるものだ。
けれども、かつては日本でも誰でも不動産投資をすれば「資産形成」を実現できた時代があった。
たとえば、昭和40年代、50年代のころというのは、1,500万円ぐらいで土地を買っていれば、1990年のバブルのころには数億円になった。この場合は、1,500万円の投資をすることで、億の単位の資産形成に成功できたと言える。
しかもこれは、事業家としての資質を持っていない、普通のサラリーマンが何も考えずに買っただけでも、勝手に「資産形成」されたのだ。
やはり本当に意味で「投資」対象となる「不動産」は、まず第一に何よりも「資産形成」ができなければならない。
毎月の家賃収入・・・インカムゲインが発生するということも大事なのかもしれないけれど、それよりもむしろもっと大きなメリットは本来、「資産形成」というものができるかどうかなのだ。
「資産形成」という角度から考えた時に、価値がどんどん下がっていく一方の不動産は、本来「資産」とは呼べない。
だから、「投資」するからには、本当の意味で「資産」という価値が出てくる不動産を手中に収めたい。
そんな好都合な不動産が、今日の日本にあるかというとやはり厳しい。
不動産購入後、単純に一定期間所有し続けたからと言って、必ずしも値上がりによる「キャピタルゲイン」をとれるわけではないし。。。いや、むしろ「キャピタルゲイン」をとること自体が日本国内では難しい。
だから、僕はこれまで、不動産さえ買えば誰でも「資産形成」できた時代・・・昭和の日本を彷彿する国・・・中国、マレーシア、タイ、フィリピンに出向き不動産投資を始めた。タイムマシンに乗る気持ちで。
そして僕は出会うことができた・・・「資産形成」を狙って「投資」ができる「不動産」を。
銀行の融資担当者までもが「値上がり確実!」をつい口に出してしまう「資産形成型不動産のユートピア」を。
でも、それが当たり前になってしまった時、更にもう一つ上のレベルでのメリットを期待したくなってしまった。。。
単なる右肩上がりでも物足りないから「大化け」を狙う
「資産形成」を狙って投資をする時。単純に右肩上がりに価格が上がって行くという不動産もおもしろいのだけれども、せっかくリスクを取って投資するのなら、一つ「大化け」をするという期待感も持ってみたい。。。そう考え始めるようになった。
単純に「右肩上がりになって行く」・・・と言う位なら、僕がこれまで不動産を購入して来た、中国、マレーシア、タイ、フィリピン・・・など、アジアのそこそこいいところの不動産を買っておきさえすれば、大なり小なり、右肩上がりに上がるというものというのは、比較的容易だったりする。
けれどもやはりその中でも、右肩上がりに上がる要素ともう一つ別に、「宝くじ的な要素」があると夢と希望が持てる。
昭和~バブルの時代の大人たちが日本国内で持っていた類の夢と希望。
- 右肩上がりに上がっていく「資産形成」が期待できる不動産。
- 大化けする「宝くじ的な要素」が期待できる不動産。
せっかく勇気を振り絞って、日本の外の世界に飛び出し、不動産物件を購入するのだから。。。どうせならば、「資産形成」と「宝くじ的な要素」の両方が期待できる不動産物件を購入したい。
僕は次第にそう考えるようになっていったのだ。そんな折に僕は、「ドクターサイのマスタープラン」を入手した。そして、「ドクターサイのマスタープラン」の中身を確かめるために、フィリピンに、現場・実物・本人のオンサイトチェックに出向いたのだ。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…