「しなければならないこと」をベースに目標(夢・ゴール)を設定すると、モチベーションをはじめとする様々な力を喪失する。一方、「やりたいこと」をベースに目標(夢・ゴール)を設定すると灼熱のモチベーションと共に、門力を最大限に発揮して力を出せるようになる。
しかし、この原理原則を理解した後、必ずと言っていいほど一つの大きな問題というか、壁とかいうものにぶつかってしまう。
それは・・・今の自分が考える、今の自分が考え「られる」、目標(夢・ゴール)というものは、僕たちがそれぞれが、子供の頃から今日までの人生ので、他人から刷り込まれて来たことの想像の域を脱することができないということだ。
だから、いくら「やりたいこと」をベースに思考を巡らせたところで、「俯瞰レベル」が低いところでしか、目標(夢・ゴール)というものを、浮かべることしかできない場合が多い。
上場企業の部長が目標(夢・ゴール)だったかつての僕
新卒から定年退職の年を超える年齢まで、上場企業サラリーマン一筋の父、地方公務員教員職一筋の母。親戚一同見渡しても、サラリーマン・教職・公務員という家庭ネットワークの中で生まれ育ち。
公立小学校、公立中学校、私立大学付属高校、私立大学を卒業し。東証一部に上場している会社に就職してサラリーマンになった僕。
当時の僕の情報時空を構成していたのは、これら過去の環境の中で手に入る「情報」だけだった。
そんな当時の僕にとって、「やりたいこと」・・・というものを、ふり返って考えてみると、会社組織における「権力」の獲得だった。
けれども、それまでの人生の中、部活などの組織で過ごしてきた経験則から。僕は上場企業の社長や役員になれるような器ではなく、せいぜい部長止まりだと、自分で認識していた。
だから、社会人になった僕の目標(夢・ゴール)というものは、東証一部上場企業の部長という役職で、「権力」を獲得することだった。
体育会スポーツ推薦で入学した大学を卒業した後、アメフトのヘルメットを捨てる代わりにパソコンを手に持ち、ショルダー防具を脱ぎ捨てる代わりに、スーツをまとった。
心機一転、サラリーマンとして、部長職を目指すことに、新たなモチベーションを抱いた状態で、社会人生活をスタートさせた。灼熱のモチベーションをまとった状態で、社会人として新たな一歩を踏み出すことになった。
当時の僕を振り返ってみると、「お金」というものは、目標(夢・ゴール)に入っていなかった。あくまでも、会社組織の中での「権力」の獲得。人生の中における目標(夢・ゴール)として、自分を中心とする情報時空が構成されていたわけだ。
恐らく、当時の僕の前に、今の僕が現れたとして、今の僕が秘め持つ、目標(夢・ゴール)を語ったところで、
当時の孔明:「はあ、あなた何言ってるんですか?そんな目標(夢・ゴール)など、僕は興味無いですよ。僕は会社の部長になりたいんです!」
・・・としか、考えられなかったことは必須。けれども僕の場合、目標(夢・ゴール)は、お世話になった上司たちの突然のリストラが重なることで崩壊。
その後、副業ビジネスの道に進んだのだが。もしもあのまま、何事も無ければ、サラリーマンとして部長を目指した後、達成したとしても、途中リストラされて、夢崩れたとしても、僕は人生の中での目標(夢・ゴール)を喪失し、その後は廃人のようになっていたはずだ。
そう考えると、とてもとても恐ろしいことだとゾッとしてしまう。
「俯瞰レベルの低い情報」がもたらす危険
自分自身の「やりたいこと」をベースに、目標(夢・ゴール)を想像してみたところで過去の記憶・・・第三者から刷り込まれた情報自分が自主的に学んだ情報など、過去に蓄積した情報時空の枠組みの中からしか、思考を巡らせたり、発想したりすることしかできないのだ。
僕たちは通常、他人から刷り込まれた情報自分が自主的に学んだ情報これらの情報を元にして、自分の情報時空の中で「信念」という形で軸のようなものが構成されて、僕たちの人格そのものになっている。
僕たちそれぞれが本当に「やりたいこと」というものを考えれば考えるほど、思考を張り巡らせるほど、過去に外部から刷り込まれたものの内側から選択することになる。
過去の蓄積に基づく、情報時空の枠組みを、突破することというのは、できないわけだ。
一見すると、それであっても、自分が「やりたいこと」であるのなら、目標(夢・ゴール)として成立すると思われる。
しかし、ここで問題なのは、困ったことに、自分の人生の中で、過去に外部から刷り込まれた情報というものの大多数は、あまりにも「俯瞰レベルが低い情報」であることが多いことだ。
「俯瞰レベルが低い情報」を下に、目標(夢・ゴール)を設定し、目標(夢・ゴール)に向けて歩もうとすると、大きな落とし穴にハマる場合が多い。
たとえば、「俯瞰レベルが低い情報」を下に、会社組織の中での権力の獲得を目指してしまうと、会社組織の中での昇進・降格・栄転・リストラ、歯車としての良し悪しに一喜一憂してしまう。
「俯瞰レベルが低い情報」を下にブロガー活動をはじめてしまうと、単にアフィリエイトリンクを貼り続けて、商品を売り込み続けようとするブロガー活動をはじめてしまう。
「俯瞰レベルが低い情報」を下に物販ビジネスに取り組んでしまうと、商品の販売によって利益を出し続けようと消耗戦のような物販ビジネスを続けてしまう。
「俯瞰レベルが低い情報」を下に、投資の活動をはじめようとすると、レバレッジをかけたFXに商品先物、詐欺投資案件など、確実に「飛んでイスタンブール」になる投資ばかりに目が行ってしまう。
「俯瞰レベルが低い情報」を下に、不動産をはじめようとすると、フルレバレッジをかけた業者だけがもうかる不動産投資で、人生をがんじがらめにしてしまう。
仕事・ビジネス・投資・・・という枠組みの中でも、北野会長が言うところの、手のひらの表と裏・・・の内、手を出しては行けない方法ばかりの情報に目が行ってしまい、収入や資産を増やすどころか、その逆の行動に走ってしまう。
両親の訓え、学校の勉強、会社の上司先輩の訓え、テレビ・新聞・書籍・雑誌・インターネットの情報、僕たちが日常的に生きる中で、手に入る「情報」というものは、どれも「俯瞰レベルが低い情報」ばかり。
その中で蓄積した情報を下に、「やりたいこと」を考え、人生の目標(夢・ゴール)に思考を巡らせたところで。あくまでも外部からの刷り込みが中心で蓄積し続けた情報で構成された情報時空の内側でしか考えられない。
「やりたいこと」だけで、目標(夢・ゴール)を構築しても、大富豪のようなすごい方々と、世の中の大多数の方々のような普通の方、その差は大きく開いたままなのだ。
「俯瞰レベルの高い情報」を共有する使命と役割
僕は非常に幸運だった。上司が立て続けに、リストラされたことで、会社の外の世界に興味を持つことができた。
香港に転勤になったことで、華僑大富豪たちの生きる世界を知ることができた。
外の世界で億を稼ぎ出す、一流のビジネスマン・投資家たちに、巡り合うことができた。
北野会長と巡り合うことで、「陰陽の真理」を「北のセオリー」と「南のセオリー」を通して学ぶことができた。
平城寿という同じ76年世代の仲間を得ることで、共に新天地での挑戦における実践の中で、失敗しながらも何が本当で、何が嘘かを学び続けることができている。
はるか太古、地球に巨大な星が衝突して、新たな地球と月が誕生し、今の地球がある如く、これまで生きてきた中で、外部からの刷り込まれた情報によって構成された、情報時空の枠組みを、はるか外の世界からやって来た新しい情報時空が衝突したことで、既存の枠組みを超えた、「俯瞰レベルの高い情報」によって、情報時空を新たに再構築することができた。
僕は、真田孔明として、この世で生きる中で、物理時空の情報と情報時空の情報を「言語化」「文字情報化」させる使命と役割を担うことができた。
だから僕は、その力を持って、僕のお話に何かを感じ、僕の「文字情報化」する「情報時空」の世界に興味を持ってくれた仲間たちに。僕の情報時空の世界を、物理時空でも共有してくれる仲間たちに。僕が知ることができた、僕が体感することできた、僕が見ることができている、社会で外部かれ刷り込まれる情報で構成された、既存の情報時空の外にある世界。「俯瞰レベルの高い情報」で構成された情報時空の世界を、仲間たちに伝えたいのだ。
その上で、「やりたいこと」を考えてもらう、思考を張り巡らせてもらうことで、人生の目標(夢・ゴール)を構築してもらいたいと考えている。
追伸
自分の「やりたいこと」を、過去に蓄積した外部からの刷り込みをリセットして白紙化する秘訣は、「門総合研究所」を通して研究が続く「門学」にある。
物理時空の情報と、情報時空の情報を、「矛盾」の原理原則を下に「文字情報化」する方法は、平城寿と共に「情報資産倶楽部」こと『平城式Facebook2.0』の中で仲間たち共に研究を続けている。
「北のセオリー」と「南のセオリー」物販ビジネス、株式投資、不動産投資、納税、政治活動支援、ボランティアにおける、「矛盾」の原理原則を下に、壮大な「陰陽」の「情報時空」を構築する方法は、仲間たちとともに、「地下ソサエティ」の中で北野会長から謁見宴(ディナー)を通して直接教わる形で思考の限界突破に挑戦を続けている。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…