借金は怖いですか?私はむしろ・・・○○なのですが。
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【帝】お金は後ろからついて来る「矛盾」の言語化に挑戦してみた

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【帝】お金は後ろからついて来る「矛盾」の言語化に挑戦してみた

お金は目の前には存在しない。目の前に見えるお金は、砂漠の蜃気楼と同じく幻だから、手を伸ばして取りに行ってはならない。

お金というものは、自分の後ろから静かについてきてくれて、たまに自分を追い越してくれるのだから。北の物販大富豪こと、北野会長が日頃おっしゃられる言葉だ。

答えはいつも、「矛盾」という形で、存在している。陰だけではなく、陽だけでもなく、陰と陽が矛盾の関係性の中、ただそこに存在している状態。

物事における、陰陽の矛盾の関係性を理解して、それを日常の中に取り入れることで、日常を「仕事」という枠組みでラベル化させた時に、結果的にお金を稼げているという現象が発生している。

この現象を、「言語化」する形で、分かりやすく説明することは、非常に困難なことであるが。ビジネス・投資の活動の中で、結果を出せる人間になるためには、必ずぶち当たる壁、超えなければならない壁、になる部分であるので、新ためて「言語化」に挑戦したい。

「労働」は目の前のお金を追い求める行為

前に見える「お金」を求めてはならない。口に出すのは簡単な言葉ではあるが、それなら具体的にどのように日常の中の自分自身の言動に落とし込めば良いのか?

なかなか理解が困難という方々が多いのが現状だ。

それもそのはず。「お金」が収入という形で入ってくるという行為の中にいくつもの「矛盾」が存在するからだ。

「お金を稼ごう」と考えた時に、世の中の大多数の人たちは、前に「お金」だけを追い求める行為に走る。

たとえば、正社員、パート、アルバイトなど、自分の時間と労力を提供する形で働くことでお金を得られる「仕事」によって、「お金を稼ごう」と考える。

すでに世の中に存在している「仕事」の中に、自分が歯車や部品の一つとして、身を投じた後。100メートル走ると言われたら、120メートルは走れよという優勝を目指す体育会の走り込みのようなマインドセットの下、求められる、時間以上の時間を提供し、求められる労働以上の労働を提供することができれば、時給、日給、月給・・・取り交わした約束通りの「お金」を得ることができる。

けれども、ハッキリと言うと、これも目の前にあるお金を手を出す行為であることであると、多くは気づいていない。

第三者によって敷かれたレールの中で、決められた速度以上の速さで歩き、決められた距離以上の距離を歩くことで、着実にお金を得られる行為であるが、レールの上に一定間隔で置かれたお金を地道に拾いながら歩く行為であり。前のレールの上に置かれているお金だけが、将来自分が得られるすべてのお金であり。この状態で、いくら歩けど歩けど、後ろを振り向いても、お金は落ちていないし、お金は後ろからついても来ない。

決められた速度以上の速さで歩き続け、決められた距離以上の距離をあるき続けている間は、お金を拾い続けることができるのだが。心身の故障や老化によって、レールの上をあるき続けることができなくなった瞬間に、お金を拾うことができなくなる。

しっかりと前方にお金が置かれ続けているレールかどうか?

自分がレールの上を歩き続けることができるかどうか?だけがすべての勝負であり、それ以上の期待というものを、抱くことはできない。

レールの上をあるき続けると決めた瞬間に、最大でもらえるお金の量というものは、着実に決められてしまう道なのだ。矛盾の真理を知らなければ、こういう目に見えるレールの上をあるき続ける道というものしか見えて来ない。

つまり、人生の中で永遠に、「お金持ち」という部類の人間になることはできない。

誰もいない荒野を歩く決意を固めた人

矛盾の真理に気づくことができたごくごく一部の人間は、一定間隔で、お金が置かれているレールの上を歩くことなどしない。

お金が一つも置かれていない、レールも道も整備されていない荒野のような場所を、ただひたすら歩き続ける決意を固める。

極論を言ってしまうと、普通に机上で考えてしまえば、そんな道を歩き続けても、お金は落ちていないし、お金を拾うことができない・・・と誰もが思う道である。

こういう道を歩く挑戦をする人間の心境はどのようになっているのか?

ビジネスなどの、商業的面での成功は得られなくても、ただ自分がそうしたいから、満足できるから、歩き続けているだけ・・・。圧倒的な満足は味わっているけど、周りに認められるとは限らない、けれども「それで良い」とあるき続けているだけ・・・。

普通の人たちが考える、商業的な成功が、人生の成功と定める必要が無い。

たとえ今自分が進んでいる道が、商業的な成功につながらなくても、今自分が熱中していること自体が一番重要なことだと考え。周りの誰も考えないアイディアを妄想し妄想で抱いた通りにあるき続けているだけ。

自分が考える道を進むことが、金融資本主義の枠組みの中で、お金に変えられるかどうかを、完全に切り離して考えている。

いくらになるか・・・を考えず、ただ面白いから、やりたいからやる。

金銭的な成功という目標(夢・ゴール)を度外視してでも、ただただ面白いから、夢中になって勉強や研究を続けているだけ。今人々の役にたつかどうか分からないけど、10年後、50年後、100年後・・・人々の役に立てばいいな・・・と妄想をしながらただただ我武者羅になって続けているだけ。

・・・そういうふうに、ただ好きなこと、やりたいこと、夢中になれることを、続けているだけなのだ。

けれども、そういう気持ちで自分の道をあるき続ける中で、ある時、自分の身の回りで、不思議な現象が起きていることに気づく。

ただただ夢中になって、自分が好きなことをやり続けているだけなのに・・・ふと周りを見渡すと、いつの間にか沢山の人間が自分の周りに集まってくれているのだ。

前を見れば、自分が歩きやすいように、整地の手助けをしてくれる人たちがいる。

横を見れば、歩く自分を応援してくれたり、おにぎりや麦茶など、差し入れをしてくれたりしてくれる人たちがいる。

後ろを見れば、一万円札を持ったファンや弟子と呼ばれる人間や、札束を持ったスポンサーと呼ばれる人たちが自分の歩く後ろに連なる形で、ついて来てくれている。

ただただ、荒野を歩いていたはずなのに、いつの間にか四方八方を人に囲まれる形で、自分が群の中心になって前進を続けていることに気づく。

まったくお金ということを考えずにただただ好きな道を好きなようにあるき続けていただけなはずなのに、気がつけばお金に何も困らない状態になってしまっているのである。

これこそが、お金にまつわる「矛盾」。「お金が後ろからついて来る」のイメージである。

これはあまりにも極端な例であるし、実際は、完全なる荒野を歩く必要は無く、人通りがある道を歩いてもいいし。10年、50年、100年先を見る必要も無く2年、3年、先を見るだけでもいい。

けれども、「お金が後ろからついて来る」という感覚を感じてもらうために、極端なイメージをご自身の中に持っておいてもらいたいと思い、このような例を言語化させて頂いた。

女児向け玩具実演販売における「矛盾」

もう少し、よりリアルな日常、小さなできごとに落として例を挙げてみるとよう。

僕の過去の実体験から一つ。あれは僕が、玩具メーカー入社後、1年目のことだった。伊勢丹新宿店の玩具売場で、「女児向けのアクセサリーメーカー」の実演販売をしていた時のことだ。

当時の僕は、体育会アメフトあがりで、身体中ゴツい体型。スーツにアンパンマンエプロン、手にはピンク色のアクセサリーメーカーという非常に違和感のある格好で玩具売場の店頭に立ち実演販売をしていた。

当時の僕は、娘もまだ生まれて無かったし、女児というものには、全くもって接したこともない状態。どのように、3〜5歳位の女児たちと、コミュニケーションを取っていいか、まったく分からなかった。

はじめの内は、女児が前を通った時に、

孔明:「いらっしゃいませ〜!」

・・・と、声をかけた後、女児と目が合った時に、

孔明;「どう、やってみる?」

満面の笑みで手に持った、アクセサリーメーカーを差し出して見るのだが、みんな僕の外観に違和感を感じるのか、警戒心や恐怖心に満ち溢れた顔つきで、スタスタと、逃げていってしまうのだ。

実演販売のコーナーはガラガラの閑古鳥状態である。それが、10回、20回・・・と連続で続いた後、
 
孔明:「僕は男だよ!こんなん僕が売ること自体、無理じゃねーの!」

・・・とヤケクソ的な気分になり、席に座って、ストレス解消に、アクセサリーメーカーのハンドルをただひたすら回し続けていた。

「いらっしゃいませ〜!」も無し、「やってみる?」も無し、ただひたすら自分の世界に入って、アクセサリーを作り続けていた。

すると・・・。目の前に女児の気配がした。僕の様子を覗き込んでいる。けれども、今まで散々無視されたり、逃げられてしまったり、女児という存在そのものにムカついてしまっていたこともあり、声もかけずに、無視をする形でアクセサリーメーカーのハンドルをくるくる回し続けていた。

すると・・・

女児1:「おじちゃん、何やってるの?」

女児の方から僕に、声をかけてきた。けれども、こんな女児向け玩具の実演販売なんてやってられねーよ!と、本当にムカついていたので、ずっとシカトを続けていた。

すると、

女児1:「ねえ、おじちゃん、私にもやらしてよー!」

・・・と言ってきた。けれども、アクセサリーメーカーをくるくる回し続ける僕。その様子を見た、女児2、女児3・・・が集まって来た。

すると、

女児1:「ねーねー!おじちゃん!」

僕の手を叩いて来た。流石にシカトはできないので、「しかたねーなー!」という気持ちに満ち溢れた顔つきで、

孔明:「やりたいの?しかたないな。ちょっとだけだよ!」

・・・と、渋々差し出した。すると・・・

女児2:「私もやらして!」

女児3:「私も!」

女児1が、「私が先立ったんだからね!」的な態度で、他の女児を睨みつけて、喧嘩になりそうだったので、

孔明:「一人一人順番ね!君が2番め、君が3番目・・・」

・・・と、順番をつけてあげた。その後、伊勢丹新宿店という元々お客さんも多い場所だったこともあり、列が途切れることが無かった。もう僕の口からは、「いらっしゃいませ〜!」も言わない、「やってみる?」も言わない。

ただ腕を組んで、女児たちがアクセサリーメーカーを壊さないか?監視しているだけだった。

・・・にも関わらず、ビーズアクセサリーの実演は大人気で、商品も「女児に売れる季節指数」というものをまったく無視する形で、飛ぶように売れた。

「お買い場」の担当者からも、驚かれた。・・・女児向け玩具という、僕にとっては最も似つかわしくない僕が、女児向け実演販売でのコツを掴んだ気がした。

その時の出来事がキッカケとなり、以降僕は、男児向け玩具だろうが、女児向け玩具だろうが、お構い無しに、店頭の実演販売で異常値的にバカスカ商品を販売することができるようになった。

・・・当時の僕は、社会人になったばかりで、商売のイロハなどは、ほとんど知らない状態であったが、以降、店頭実演販売ではなく、商談の席での営業活動においても、同じような感じで、まったく商品の売り込みをしないで、バイヤーと一緒にタバコを吸いながら、くだらないお話をするだけ・・・

孔明;「リスト渡して置くんで、後で数字入れておいてFAXしてください。で、ところで・・・」

・・・という、あり得ない営業スタイルが確立した瞬間であった。

この方法は、日本国内だけでなく、海外転勤後、海外での営業スタイルでもまったく同じで。海外での営業に至っては、香港大富豪のオフィスで、先方の幹部スタッフ全員に来てもらい、過去のカタログだけを机の上に積み上げて・・・

孔明:「好きなの選んでおいてください。分からないことがあれば聴いてください。全部調べますんで!後、金型無いやつでも、生産MOQ問題をクリアできれば、何でも作りますんで!」 

・・・と言い放ち、タバコを吸っているだけ。(当時の香港は室内喫煙OKだった。。) 
メーカーの営業としてあるまじき行為。けれども、こんな感じの、まったく持っていい加減な営業スタイルにも関わらず、歴代レコードを塗り替える、売上・利益を叩き出し続けていた。

・・・という、「魔法の交渉術」へとつながっていった。すべての原点は、女児向け玩具実演販売における、「矛盾」に気づいた瞬間にあったわけだ。

それが後々、北野会長とお会いした中で、ビジネス・投資全てに対して、お金にまつわる全ての活動に対して、「矛盾」というものが、それぞれの中に存在していること、「矛盾」のポイントに気づくだけで、ものすごく稼げるようになることをさらに高いレベルで学ぶことになった。

ビジネス・投資にまつわる活動を大きく捉えた中で、お金は目の前には存在しない。

目の前に見えるお金は、砂漠の蜃気楼と同じく幻だから、手を伸ばして取りに行ってはならない。

お金というものは、常に自分の後ろから静かについてきてくれて、たまに自分を追い越してくれるのだから。・・・このお話に、つながって行くのである。

追伸

「文字情報化」にまつわる「矛盾」を知り、活動をするのが「ブロガー」。「ブロガー」活動を通して、「矛盾」について研究し続ける会が『平城式Facebook2.0』。

物販ビジネス、株、不動産、ボランティア、納税、政治活動支援 にまつわる「矛盾」を学びながら、大富豪の配役を掴む活動をしているのが『地下ソサエティ』。

それぞれの活動を通して、「矛盾」にまつわる真理を学び、理解できればできる程、目の前にあるお金を追い求めなくても、お金は勝手に後ろらついてきて、たまに自分を追い越してくれるようになる。

この真理を理解することができれば、お金というものに、振り回されることは無い。永遠に・・・。


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