マレーシアジョホールバル。次女Mikanと共に東洋医学の先生が営む治療院にて、治療を受けながら語り合っていた。
テーマは「近頃の若者のお金に対する姿勢」についてである。
「近頃の若者たちは」・・・とは、4,000年前の古代エジプトの壁画にも描かれていた言葉らしいが、僕も最近ではつい「近頃の若者たちは」を口に出してしまい、おやじになったと感じている。
まあ、次女Mikanがもう9歳になるので仕方がないとも思う。
さて、最近の若者たちは本当に、、、心の奥底からお金を稼ぎ、所有し、貯めこむ気が無い人たちが多いと知り、改めてジェネレーションギャップ(世代間格差)を感じた。
けれどもこの傾向は「近頃の若者たち」だけではなくて、僕自身も徐々にそういうふうになってきていることを、最近の言動を振り返り感じてしまった。
一昔前なら、とにかく稼ぎまくって、銀行口座に数字が積み上がることに、ニヤニヤしながら快感を覚えまくり、そうできることを誇りに思っていたりもした。
けれども、最近では、そんなことはどうでも良くなった。
稼いだお金はムシロ自分では保有したくない、、、という気分になって来ているし、生きて行ければそれでいいじゃん、、とも考えるようになっているし。。
僕自身の言動が、一昔前の自分とは異なり、「近頃の若者たち」と同じような感じになって来ていることを、実感してしまった。
ひょっとしてこれは、「近頃の若者たち」だけではないのではないか?恐らく全体的に、陰陽五行説で言う「金行」を尊ぶ時代が過ぎ、「金行」を排出する時代が到来して来ているのではないか?
たとえば「金行」とは「陰陽五行説」で肺と大腸も意味する。。金行を土行に溜め込もうとすると・・・人体に置き換えてイメージした時。排泄物を排泄せずに体内に貯めこむ事に等しいこととも例えられる。
排出物を体内に・・・想像すると恐ろしいが、溜め込めば貯めこむ程、中で腐ってしまいまう。人体に良かれと思って取り込んだものが、変化を遂げて、人体を攻撃しはじめる。
溜め込み続け、保管し続けることで、母体そのものが悪くなり、駄目になっていく。
沢山溜め込みまくっても、それを活動の中で使い切ることができなければ、無駄なものを排出することができなければ、本末転倒な結果になってしまう。
特に日本人は全体的に、働き蟻のように働き続け、お金を使わずに溜め込み続け、そして、死ぬ瞬間に一番お金持ちになる不幸な生き物。。。
孔明:「ハッ!そういえば!」
ここまで考えた時にこれは、僕たちが今水面下で行っている秘密のアクティビティ「肝臓腎臓強化部」の活動と同じであることが分かった。
旨い食べ物を沢山食べる。人体に必要以上に栄養を取り込み貯めこんでおくのではなく、日々必要なものを必要なだけ取り込んで回していく。。
体内に溜めこむことなくしっかりと排出する。これが結局は心身を健康に導き、一番幸せを実感できる。。これを日々の「肝臓腎臓強化部」の活動の中でオンタイムに体感している。
ひょっとすると、僕たちが日常生活の中で接している「お金」もこれと全く同じことなのかもしれない。
お金にとらわれ溜め込み続け、腐らそうとしているバカな大人たちを見た、「近頃の若者」たちは、「自分たちはああはなりたくない!お金に囚われ続け溜め込もうとし続けたくない!」と考えるようになった。
お金を溜め込むこもうとすることなく、お金を必要なときに必要なだけ稼げばいい。稼いだお金は必要なだけ使っちゃえばいい。。。そう考えるようになっているのだと思った。
とすると、これからの僕たちの人生では、お金の大小を語るよりも、やはり、、「ライフスタイル」の充実感を語れることが一番重要になって来ると思う。
「お金を稼ぐ・・・」ではなくて、「ライフスタイルを謳歌する」ことを主体に活動をして生きることが、時代の流れに合っている。
「ライフスタイル」とは、その人の人生観、価値観、習慣など、個人のアイデンティティを反映した生き方のこと。
人間それぞれの、生活、行動、思考といった生活側面の、社会的、文化的、心理的な差異を全体的な形で表現した言葉。
第二次世界大戦の終了と大日本帝国の崩壊後、胎動したのは、日本人としての新たな社会的分化。そして、経済活動の結果によって、再構築された階級や階層間の格差。
格差が拡大して生まれたのは、多種多様な価値観。価値観が多様化してくることで、階級、世代、文化の共有を基盤とした、独自の生活様式・・・「ライフスタイル」が生まれ続けている。
さらには、I.T.革命によって「サーバー世界」が新たに出現。パソコン、スマートフォン、タブレットなどの、デバイスを通して、人と人とが場所と時間を乗り越えて、脳と脳で、精神世界と精神世界で、ダイレクトに接続した状態で、語り合えるようになってしまった。
これによって、独自の生活様式・・・「ライフスタイル」が、爆発的な種類誕生してしまった。
「お金」という一つの生き方ではない、沢山の「ライフスタイル」が「お金」以上に大切なものとして、人々の心を専有し始めたのだ。
現実世界のモノを獲得することで得られていた欲が、満たされ過ぎてしまった。モノ・情報・サービスなどの商品自体を購入することだけでは、欲を満たすことができなくなってしまった。
いや、欲というか充実感の方に、シフトして来てしまったのだ。そして、充実感を獲得するために重要なのは、精神的な面の充実。
人間の基本的活動である、生産(仕事)、消費(余暇)、再生産(家族生活)の、認識と行動の枠組みの中で充実感を獲得していくわけだ。
「金行」を溜め込むこと無く排出する時代・・・なるほど。この流れは更に加速して行くはず。
僕はこれから、四柱推命鑑定士として、お金にとらわれない人生、お金と上手な距離感で付き合いながら、ライフスタイルを謳歌する人生。そういうものを提案し続けて行きたいと思う。
でも、その前に、今年6月にガチガチに「お金」の集大成的本が正式に出版することになったが。笑
お互い「金行」の排泄と適切な循環を心がけ、「近頃の若者たち」に負けずにライフスタイルを謳歌出来るようになろうじゃないか!
追伸
僕たちの水面下の秘密のアクティビティ
Facebook非公開グループ【肝臓腎臓強化部(参加は完全無料)】
(Facebookグループ「肝臓腎臓強化部」への申請から承認まで、事務局メンバーによる手作業なためある程度の時間が要する。)
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…