私木村は精神科医であるが、毎日うつ病などの患者さんを診ることだけが仕事ではない。若い研修医や医学生を指導するのも私の仕事である。
そこで毎回「うつ病はどうやって診断されるのですか?」という質問をされる。
またうつ病に詳しい患者さんからは、「うつ病が客観的に診断できる検査をしてください」と最近よく言われる。
教科書的な言い方をすれば、「うつ病は問診で診断できます」というのが答えである。これは西洋医学的にはもちろんだが、後で説明する東洋医学的にも間違っていない。
でもこれじゃあ、何だかよくわからないですよね、そんなこと聞きたいんじゃないと思いますよね。そのため西洋医学でもいろいろ工夫はしている。。
まず代表的なものが心理テスト、これは自分で記入する簡単なやつ。CES-DとかQIDS-SRとかが有名である。(詳細は知る必要なし(笑))
この心理テストで何点以上なら、「うつ病の可能性が高いです」とか「中等度のうつ病です」とか判断する。
でもやっぱり医学は科学なので客観的でなくちゃ、という研究者たちがいろいろ研究をしている。
例えば、「脳の画像検査である部分がうつ病だと縮む」などの研究結果が出ている。
また別の例では、「光トポグラフィー検査によりうつ病を補助診断」というのが最近の流行りである。
流行りと書いたのは、まだ研究段階なのに国が先端医療認定してしまったからである。
しかし、私が言いたいのはこんなことではない!
上記のテストや検査はやってもよいが、やはり本当のうつ病診断には不十分である!!(キッパリ)
東洋医学的にはうつ病は2種類ある。
- 熱型うつ病
- 寒型うつ病
これを念頭に置いて症状をチェックする必要がある。
例えば、「食欲はないが、甘いものはやたら食べたい」というのはどうだろう?
西洋医学的には、これだけではうつ病にならない。
しかし、東洋医学的には完全にうつ病である!しかも「寒型うつ病」の可能性が高い。このように言うと、「誰でもうつ病になっちゃうじゃん」と反論する人がいるだろう。でもその通りなのである。
この現代社会の日本、一億総うつ病なのである。
でも心配ない、本当のうつ病の診断をし、正しい東洋医学によるセルフヘルプをすれば、必ずみな改善するのだから。
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「真田孔明もかつては「うつ病」だった、そして今ひとつやる気がでないあなたも実は・・・」
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