「「シアトル」に観光客など要らない!」
「観光ガイドブック」の類に「シアトル」があまり出てこない理由。
一応「シアトル」に行く前に、『るるぶ・アメリカ西海岸』を購入したが、「シアトル」のページはほんの6ページだけ、申し訳無さそうに一番後ろの方に付録的に添えてあるだけだった。
実は、「シアトル」近郊には、「世界時価総額ランキング」トップレベルの企業が、その本社を構えていることもあり。
その企業からの「税収」だけで、十分過ぎるほど潤っているとのことで。「観光客」からの税収は、「不要」との方針があるようだ。
けれども実際は、「シアトル」には、ガイドブックにはあまり出てこない観光資源が豊富。
都市部と大自然の融合、車で1時間圏内と比較的狭い範囲に名所が点在。
大自然を堪能できる場所も多い。
湖畔に暮らす大富豪たちが、ユックリとプライベートを嗜む。
それが謎のベールに包まれた秘密都市「シアトル」の正体とも言える。
今回僕は、車もまともに無い環境だし、(左ハンドルレンタカー運転怖い。。)
現地のガイドさんを予め雇って臨む「シアトル観光」。
「シアトル」の実態を暴くことにした。
「ナイアガラ」よりも高い「ツイン・ピークスの滝」
今回僕が「シアトル」で宿泊したのは、「マリオットウォーターフロントホテル」。
朝一ロビーに降りてみると、既に日本人ガイドさんが迎えに来てくれていた。
「シアトル」の日本人観光客は米国の他の人気エリアに比べて少ないようで。他には、お孫さんがいると思われるご夫婦が1組だけ。
ほぼ貸し切り状態の贅沢な「観光ツアー」である。
「シアトル」市街から外へ。
「旧Amazon本社」だった山の中のお城風の建物を右手に眺めながら入ったトンネルを抜けると「ワシントン湖」。
湖の水の上に浮かんでる構造の橋を渡っていくと、「ワシントン湖」沿い左手側には、元世界一の大富豪「ビル・ゲイツ」が約7年の年月、100億円近くかけて建築した「ザナドゥ2.0」と呼ばれる大豪邸がヒッソリと佇んでいる。
敷地面積の大きさは「東京ドーム3,000個分」。
「神奈川県川崎市」と同じ面積。。。が個人宅の敷地(唖然)
思考可能領域を遥かに突破してしまう「ビル・ゲイツ邸」を想いながら、「ワシントン湖」を通り過ぎると、周りは急に大自然の光景が広がって行く。
更に走り続け、ホテル出発から約40分、見えてきたのは、力強く叩きつけるように落ちる「滝」。
世界的に有名な「デイビッド・リンチ監督」のドラマ「ツイン・ピークス」のオープニングシーンで流れていた『スノコルミー滝(Snoqualmie Falle)』。
「ナイアガラの滝」の落差を30メートルも上回る、高さ82メートルの滝。
すかさずMacBookを取り出し、「滝の水しぶきオーラ」を浴びながらのパチパチ。
修羅として闘うモノノフにとって、「落ちる水、浴びる水」はとてもとても重要なのだから。
聖なる水の飛沫を、全身とMacに浴びた後、ガイドさんの車に乗って次に向かうのは米国最高峰のワイナリー。
「パーカーP・94点」伝説のワインを追い求めて
実は今回、密かに飲みたいワインがあった。
知る人ぞ知る伝説のワシントン・コロンビア・ヴァレー。
ワイナリー「シャトー・サン・ミッシェル」(Chateau Ste. Michelle)で製造されたワインの数々。
実は米国では今、カルフォルニア・ナパ・ヴァレーのワインよりも。ワシントン・コロンビア・ヴァレーのワインの方が評価が上がっているとか。
その「コロンビア・ヴァレー」の中でも「レッドマウンテン」で採れたぶどうで造られたイタリア語で「太陽の丘」『COL SOLARE(コル・ソラーレ)』は、米国カルフォルニア・ナパ・ヴァレーで有名な「オーパス・ワン」に勝るとも劣らないと言われている「至高の雫」。
「オーパス・ワン」を筆頭にした、「ナパ・ヴァレー」のワインに比べて、日本人への認知度は低いが。
なんと、「ロバート・パーカー氏」の評価では、「OUTSTANDING(最高評価)」94点を獲得したこともある。
ガイドさんの引率で、ワイナリー見学。
米国では基本的に、お酒関連のところに入るためには、「パスポート提示」が求められる。
入り口で一人ひとりパスポートを厳重にチェックされた後、案内員の後に続く形で米国最高峰のワイナリーの内部に潜り込むことに成功した。
英語でペラペラと、ウンチクを語られる案内員さん、の後についていると。ところどころで、ワインを試飲させて頂ける。
まずは、泡の少し効いたシャンパン。
白ワイン。
赤ワイン。
「シャトー・サン・ミッシェル」を余すこと無く堪能させて頂いた。
実はこの日の僕、ポケットの中に「秘密兵器」をコッソリ忍ばせていた。
先に訪れた、「スノコルミー滝」のロッジホテルにあるお土産物屋で購入した「MOON CHEESE」。
100%濃厚ドライチーズのスナック菓子である(ニヤリ)。
シャンパンを飲みながら、案内員さんが向こう側を向いているスキに、そっとポケットに手を忍ばせ、数粒ほど「MOON CHEESE」を手に取り、光速の如く口元にヒョイパク。
案内員さんが、再びこちらを向いた時には、何事も無かったかのように、シャンパングラスを掲げて「美味しいね!」と目で合図をしながら、シャンパンをグイッと頂く。
白ワインでもヒョイパク。
赤ワインでもヒョイパク。
「ワイン&MOON」の即席ハーモニーを楽しみつつのワイナリー見学。
結局、ワイナリーの案内が終わる頃には、全ての「MOON CHEESE」をたらい上げてしまった。
当然、常識の範囲内で、ワインはおかわり自由なので、シャンパン、白ワイン、赤ワイン、軽く計算しても、累計ボトル一本分は堪能させて頂いた。
ワイナリー見学終了後、広くて絢爛な「ワイン売り場」へ。
右を向いても、左を向いても、広大な部屋中にワインや、関連グッズの数々がずらり。
これは激アツすぎる。
そんな中、目に飛び込んできたロゴがあった。
なんと、お目当ての『COL SOLARE(コル・ソラーレ)』専用ブース。
ゴゴゴ
ワイナリー見学会の中では、『COL SOLARE(コル・ソラーレ)』の説明はあったが、残念ながら試飲がなかった。
けれども、このブースでは試飲ができてしまう。
孔明:「コル・ソラーレ試して良いですか?(英語)」
すると、ワイングラスに『COL SOLARE(コル・ソラーレ)』を注いでくれた。
漫画『ワインの雫』の神咲氏を彷彿させる感じでグラスを持ち、「分かってるよ僕」的に眉間にシワを寄せ入念に匂いを確かめた後、口元に運んでみると・・・。
「太陽のような表面的な激しさがありながらも、
古くから積もったしっとりさのある土の熟成。
しっとりとした花びらになぞる蜜のような香り。
野性味あふれる果実味がしたかと思えば、
あとからミルクのようなまろやかさが徐々に現れてくる」
カルフォルニアワインのような、つなぎ目の無い、完成されたニュアンとは対象的に。かなり野性味が残された赤ワインだったが、これはこれで美味しい。
・・・ということで、『COL SOLARE(コル・ソラーレ)』お買い上げ。
後は、試飲したのと同じシリーズではあるが、市販されていない、別注品の赤ワインと白ワインを一本ずつ。
合計3本のワインを購入して、持ち帰ることにした。
かつて・・・「カルフォルニア・ナパ・ヴァレー」のワインも現地で色々飲ませて頂いたが、今回、「ワシントン・コロンビア・ヴァレー」でワインを飲ませて頂いたことで。米国2大バレーを制したことになる。
しゃぶしゃぶ&コル・ソラーレのマリアージュ
その日の夜、「ファーザー」と奥様、先に「シアトル」入りされていた一部の地下のプラチナの仲間たちと集合。
「地下の住人」ミスタダイスがオーナーを勤める、シアトルの「しゃぶしゃぶ屋」へ。
ミスタダイスは、記念すべき第一回目のファーザー「謁見宴(ディナー)」にも参加されている「地下」の古株。
「シアトル」にラーメン屋を3店舗経営しながら、しゃぶしゃぶ屋を営んでいる。
日本人が米国で飲食店の経営で、成功するのは困難と言われている中、生き残り続けている凄腕の「修羅」である。
ミスタダイスの事前の許可を経て、「ワイナリー」で購入したばかりの『COL SOLARE(コル・ソラーレ)』含む「シャトー・サン・ミッシェル」の3本のワインを持ち込ませて頂く。
「しゃぶしゃぶ」か?「すき焼き」か?どちらかを、それぞれの「マイナベ」で独り占めしながら堪能することができる。
お肉は特殊な保存方法と斬り方で肉厚、生卵も2つもついてきて、「米国でこれが食べれるの?」と驚かされる程のハイなクオリティ。
贅沢にも、お肉つつきながら、『COL SOLARE(コル・ソラーレ)』をはじめとする、「コロンビア・ヴァレー」ワインのマリアージュをジックリと堪能させて頂いた。
「ファーザー」も、『COL SOLARE(コル・ソラーレ)』は「これは美味い!」と。
後日、「ファーザー」もワイナリーに赴き、大量購入されるとおっしゃっていた程だ。
ワイナリー「シャトー・サン・ミッシェル」外観
スノコルミー滝(Snoqualmie Falle)
ワインに囲まれた空間
購入したコロンビア・ヴァレーのワイン
ミスタダイスがオーナーを務めるしゃぶしゃぶ屋でワインを堪能
美味しいお肉とワインの「マリアージュ」
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