米国シアトルと言えば、修羅のための「黙々会」の舞台、「スターバックスコーヒー」の「聖地」。
「スターバックスコーヒー1号店」「スターバックスコーヒー本社」その両方がここ「シアトル」にある。
MacBookを手に、「黙々会@聖地」これが「スタバ教・信者」でもある僕の夢のひとつだった。
まずは、「スタバ1号店」へ。
なんと、今回宿泊していた、「マリオットウォーターフロント」から徒歩ですぐ近く。
「Pike Place Market」のすぐ目の前に「1号店」があった。
全世界、約2万7,000店舗ある「スタバ」の中の1号店は「聖地の中の聖地」。
「1号店」に近づくにつれMacBookを持つ手が、「黙々会」したくてウズウズして来た。
ところが、いざ「1号店」の前に到着してみると・・・
「ショックだ!」
僕の期待が外れてしまった。
「1号店」の店舗デザインもロゴも、いつも僕たちお馴染みの、「大人グリーン色」では無く、「焦げ茶」系だった・・・。からではない。
むしろ、「ダークブラウン」なデザインは、リミテッド(限定)感満載で、これぞ「1号店」と言ったところ。
お店に入るまでに、「スタバ教」巡礼者たちによる行列が出来ているからでも無い。
「聖地」なのだから、巡礼者たちによる行列ができていて当たり前だ。
「ショック」ポイントは、店内を覗いてみると、着席できる席がひとつも見当たらないから・・・。
かなり狭い店内に、同じく「聖地巡礼」に来られた「スタバ教・信者」たちが、「1号店」限定グッズを求めてごった返しているが。
どう見ても、「黙々会」ができるスペースなどは皆無。椅子どころか、テーブルも無いのだから。「黙々会@1号店」は、実現不可能だったようだ。
気を取り直して、「家族チャット」を立ち上げ、「1号店」店内の様子を娘たちに実況すると共に、「聖地巡礼」のお土産として、それぞれどのカップが欲しいか娘たちにも確認した。
結局、「1号店」限定グッズを「大人買い」。「スタバ教・信者」だしこれは当然とも言える。
ちなみに僕専用としては、黒光りするメタリックなボディに取っ手のついてる「1号店限定タンブラー」を購入。
スリムボディ、僕のショルダーバッグにもスルリ入る。
これから、世界各地の「スタバ」を「黙々会」巡業する際、周りの「スタバ教・信者」たちに、格の違いを示すため、わざと見えるような位置に、このタンブラーが置かれることになることは必至。
恐らくこれを見た「スタバ教」信者たちは・・・
スタバ教信者:「ひょっとして、そのタンブラーは1「聖地巡礼」行かれたのですね?羨ましい。。私もいつかは・・・せめて、少しだけ拝ませて頂けますか?」
孔明:「ええ、もちろんどうぞ!」
神々しい「黒光りタンブラー@1号店」を崇めることになるだろう。
購入の際のついでに、「アメリカンコーヒー」を注文、タンブラーの中に入れてもらった。
すると不思議なことに、ただでさえ美味しいコーヒーの味が、ますます美味しく感じられる。
孔明:「ひょっとして僕は「聖杯」を手に入れてしまったのでは?」
今年一番良かったお買い物である。
「黒光りタンブラー@1号店」改め、「スタバ教の聖杯」を手に入れてしまった僕。
再びホテルに戻ろうとテクテク歩いていくと・・・。
なんと、「スタバ1号店」のすぐ斜め右前に海を一望できる野外席がズラリと。
恐らくここが、「スタバ1号店」の専用席なのではないだろうか?・・・と都合よく妄想。
現地の浮浪者風のオジサンたちも日向ぼっこしていて沢山いらっしゃるが、そんなことは関係無い。
席に座り、すかさず「スタバ教の聖杯」をショルダーバッグから取り出し、MacBookを立ち上げて。
シアトルの海を見ながら「聖杯」でアメリカンコーヒーを飲みながらの贅沢な「黙々会」。
「スタバ教信者」である僕の積年の夢の一つはこうして叶った。
「スターバックスコーヒー本社」巡礼
「スタバ教」次なる「聖地巡礼」は「スターバックスコーヒー本社」。
世界90カ国、全約27,000店舗を束ねる「スタバ教の総本山」である。
この建物は1912年に建設。
「スタバ本社」として利用されるようになったのは1997年からとのこと。赤いレンガ造りが総本山としての重厚さを感じさせられる。
建物の上には、「スタバ教」の女神、緑の「セイレーン」がニッコリと微笑みかけてくれている。
孔明:「ありがたや!」
「セイレーン」を拝ませて頂いた。
本社一階は、総本山らしく、「スタバ教」の集大成でもある巨大な「スターバックス・リザーブ店」になっている。
街中から少し外れた場所にあるからなのか?意外と混んでいないし、広い店内には席が沢山空いてる。
ファーザー&奥様、先発隊のプラチナの修羅たちと一緒に訪れたこともあり。図々しくも、空いていた、個室会議室風のテーブル席を確保。
イタリア料理を彷彿させる目玉焼き系の料理を注文。
前日に少し残っていた、「白ワイン」を飲みながらの「朝食@聖地・スタバ本社」である。
修羅フェニックス:「あれ、孔明さん、そのタンブラーどうしたんですか?」
孔明:「ニヤリ!お目が高い!」
同じく「スタバ教・信者」であるフェニックスは、目玉焼き鉄板プレートの横に佇んでいる黒光りするタンブラー・・・「聖杯」の存在に気づいてしまったようだ。
※後日フェニックスも「スタバ1号店」に巡礼して「聖杯」を購入したとのこと。
気づくのが日本とか他の国だと、購入できなかったので、「シアトル滞在中」に気づけたフェニックスは幸運とも言えよう。
ちなみに、ファーザー&奥様は、アメリカンコーヒーをおかわりされていらっしゃった。
普通のお店とは違う、リザーブ店。さらには総本山。
やはり、コーヒーお豆が他の店舗とは違うようだ。
朝食&アメリカンコーヒーを堪能した僕たちは、店内にあるお土産物を物色することにした。
「総本山スタバリザーブ」には、他のリザーブ店と同じ物も並んでいるが、総本山オリジナルの商品もある。
ファーザー奥様も、「スタバ教信者」のようで、お土産に「限定グッズ」をかなり買い込まれていらっしゃった。
「スタバ教」誕生の軌跡
ちなみに、「スタバ教」は1971年にここ「シアトル」で創立された。
当時はなんと、コーヒー焙煎の会社だったという。
1982年に、後の会長兼CEOの「ハワード・シュルツ」が入社。
シュルツは、コーヒー豆のみならず、エスプレッソを主体としたドリンク類の販売を提案した。
1985年に「スタバ」を退社したシュルツは、翌年に別会社を設立。エスプレッソを主体としたテイクアウトメニューの店頭販売を開始。
これが、シアトルの学生やキャリアウーマンの間で大人気となり、瞬く間に流行したという。
そこで富を得たシュルツは、なんと・・・1987年に「スターバックス」の店舗と商標を購入。
「退社した社員が、元々いた会社そのものを買収」的な。。
社名を「スターバックス・コーポレーション」に改称して、「スターバックス」のブランド名で、コーヒー店チェーンを拡大。
イタリア式コーヒーの「エスプレッソ」を主体とする「スタバ」は、ブームに乗る形で、瞬く間に北米全土に広がる。
「シアトルスタイル」というコーヒーやコーヒー店のスタイルとして定着したのだ。
これが我らが「スタバ教」の生い立ちである。
日本においては、1995年10月に日本法人「スターバックスコーヒージャパン」が設立。
1996年8月2日、東京銀座。北米地区以外では初めてとなる日本1号店を出店。
今では世界中に広がる「スタバ教」であるが、実は北米以外では日本が初めての出店だったのだ。。
さすがは日本。。
洗練された店内、おしゃれなメニュー品目、、欧風のオープンテラス併設。
当時の日本では、コーヒー店と言えば、「おっさん&タバコ&ブラックコーヒー」の「純喫茶」が主流だったが、
「スタバ」はコーヒー店としては珍しく、店内を全面禁煙にしていたことあり、特に女性層を中心に好評を呼び、瞬く間に「スタバ教・信者」たちが増加。
日本のカフェブームの起源となった。
今では「スタバ」だけで、日本に1458店舗もある。
僕たちに快適な「黙々会」の環境を提供して下さる「スタバ」。とてもとてもありがたやな場所である!
「スタバ教信者」として、聖地巡礼&黙々会の夢も叶い、さらには、「聖地限定グッズ」の数々も手に入り。至福の時を過ごすことができた。
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私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…