先日、東京羽田からシンガポールに移動すべくANAに乗った際、「あれ?」と思ったことがある。
ANAのプラチナメンバーのカードを持っていることもあり、エコノミークラスのフライトを予約してもチェックインは、ビジネスクラスの専用チェックインカウンター。
・・・ところが、今回はチェックインの際、ビジネスラウンジの説明が無かった。。
手元のチケットを目を凝らして良く良く見ると、「ラウンジ情報」が刻印されていない。
代わりに、今まで見たこともない、「BRZ」というようなマークが入っている。
孔明:「あれ?ひょっとして・・・。」
そう、今回の更新で、ANAの「プラチナ」資格が「ブロンズ」へとダウングレードされてしまったようなのだ。
マレーシアジョホールバルの自宅コンドミニアムに戻ってみると。ANAから封筒が届いていた。
恐る恐る開封して中を見てみると。封筒の中から出てきたのは、品のあるブルー色のプラチナカードではなく。茶色い色の「Bronze」と書かれたカード。
つまり2020年までの期間、「ブロンズ」会員への降格確定である。
・・・とすると、羽田空港でのANAのビジネスクラスチェックインカウンターのスタッフの方々は。僕が実は「ブロンズ会員」だと分かっていながら、何も言わずにチェックインをさせてくれたことになる。
実は「プラチナ」から「ブロンズ」に落ちぶれた僕を人前で傷つけないように・・・。
さすが「おもてなし」の日本の誇る航空会社だと感動するに至った。
「プラチナ会員」の場合、ANAだけでなく、ANAの提携航空会社にて、
-
ビジネスクラスカウンターでチェックイン
-
ビジネスクラスラウンジが使える
-
空席ある場合の、プレミアムエコノミーへのアップグレード
-
ビジネスクラスと同じ優先搭乗
・・・などの、特別待遇があったが。。。
「ブロンズ」というのは、一応カードだけは、申し訳程度にあっても、
-
チェックインカウンターは最大で「プレミアムエコノミー」のカウンターでチェックイン。
-
ビジネスクラスラウンジは使えない。
-
優先搭乗は無し
つまり、会員特典は何も無いのも同じである。
まあ、ANAによる待遇降格処置は、当然と言えば当然と言えよう。
最近はジョホールバル発でアジア直行便が出てることもあり、エアアジアの格安フライト。
ヨーロッパ行くときも、ハワイや米国本土に行った時も、オーストラリア行った時も、エクスペディアで航空会社気にせず可能な限りの格安フライト。
極めつけは、シンガポール~日本往復も、日常的にクレジットカード使うことで勝手に溜まるマイレージを使って、無料チケットを予約。
無料フライトをゲットすることが多くなった。
ANAへのロイヤリティが皆無な一年だった。。
・・・ということで、以後はANAでも、ANAの提携航空会社でも謙虚にエコな立ち振る舞いが求められる。
とは言うものの、よくよく考えれば、エコにはエコなりの楽しみがある。はず。
エコノミークラスチェックインカウンターで長蛇の列に並びんでいる時には、iPadで漫画などをゆっくりと堪能していれば良いじゃないか。
ラウンジを使わずに、空港内にあるカフェで時間を潰してる方が面白いと思う。
どのみち羽田空港では、いつもラウンジで食事をしないで、「六厘舎」のつけ麺を食べてたじゃないか。
ANAラウンジのカレーよりも美味しいカレーは食堂もラウンジの外で食べられる。というか、無理してカレーを食べる必要は無い。
優先搭乗が無くとも、搭乗締切時間直前に行けば、スッと機内に入れる。
プレミアムエコノミーへのアップグレードを期待しない分、アップグレードが無くて失望感を味わうことも無くなる。
さらには、プレミアムエコノミーのタイトルキープのために、無理やりANAのフライトを予約することも皆無になるので、どこの航空会社にも囚われることはなり。
手に入るのは何にも束縛されない心の自由。
そう思えば、再び僕が、ANAやJALの上級会員を追い求めることが皆無になる。
Facebookやブログなどをさまよい閲覧していると、
「ANAのマイレージ修行」で沖縄経由で往復してマイルを溜めたり、長距離フライトに出たり、
「プラチナになりました!」
「ダイヤモンドになりました!」
などと、景気の良い話で溢れかえっているが・・・。
僕の場合は、時代の流れに逆光する形で、「ブロンズ」へのダウングレードという「落ち武者」ぶり全開の投稿。。
かつて・・・
僕にも「ドヤッキー化」していた時代があった。
あの頃の僕は、
「ビジネスクラス以上のフライトしか乗れません!」
「僕は五つ星ホテルしか泊まれないんだけど!」
「500メートル以上歩きたくありません。ヘイ、タクシー!」
「この服と、この服、迷ったら両方買う!」
「今日はどんなご馳走食べようか!」
・・・ありとあらゆるシーンで、贅沢三昧をしていた。
その結果僕は、、、
「110キロおデブちゃんへと変貌を遂げた。。」
今思い返せば、よく嫁さんに捨てられなかったなと。。嫁さんに感謝の意しか浮かばない。
あの頃と比べると、今の僕はなんとわびしい日々を送っていることだろうか・・・。
「ブロンズ」カードを封筒から取り出し、写真に収めた今日の朝食は、300円のワンタン麺。
ランチを食べることなく、打ちっぱなしに趣き、100球300円。
ディナーは、昨日とは少し変化球をつけて、
- サバ塩焼き
- 豆腐サラダ
- イカ納豆
をお茶をすすり飲みながらありがたく頂戴する。。
最後に納豆を一粒味わいながら口に入れた瞬間、
「夏草や 兵どもが 夢の跡」
松尾芭蕉の俳句が、フト脳裏に浮かんできた。
ということで、一応僕もブロガーとして2004年~2019年まで、約15年間生き残り続けているが、
その間、周りのお金系ブロガーたちは皆、とてもとても儲かってしょうがないようで、
高級スポーツカーに乗ったり、
五つ星ホテル宿泊したり、
エグゼクティブフライト乗ったり、
高級料理を食べたり、
シャンパンパーティしたり。
豪勢絢爛な立ち振舞でキラキラ投稿されている中。
同じくお金に関して語りながら、。これほどまでに底辺な生活をしているブロガーもそうそういないのではないだろうか?
そもそも最近の生活ぶり・・・。
- LCC格安フライトもしくは無料マイルでフライト
- 格安なマレーシア生活
- お得なホテル
- ANAブロンズカード
- 300円のワンタン麺
- 300円の打ちっぱなし
- 2,000円の18ホールゴルフ
- サバの塩焼き
・・・で、一体どうやって、「ドヤッキー投稿」ができようか?
過去と今日の僕を比べると、これからペンネームは「真田孔明@落ち武者」と名乗らんとダメだなとも思った。。
でも、「ドヤッキー化」してた時の僕を写真で見ると明らかに「酸性化」しまくっていた。
しかし不思議と、今日、こうして一人、質素でエコな毎日を送っていると、体調も良いし、心も落ち着く。
・・・ということで、
「最近、真田孔明は落ちぶれたらしいよ!ANAもブロンズカードに降格だし毎日サバの塩焼きしか食べれないんだって!「真田孔明@落ち武者」ってペンネーム変えたとか!」
・・・と、どうぞ嘲(あざけ)り笑いながら、僕の噂で花を咲かせて頂ければ幸いである。
真田孔明@落ち武者
「5ポケッツ」&修羅の美学「百の言霊」(LINE@)
https://kitasociety.com/lp/5pockets_line2/
追伸
Facebook非公開グループ「ドヤッキー根絶の会~デスノートに書き込む前に~」
現在、約25名が秘密裏に参加
https://www.facebook.com/groups/683460698752121/
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…