ビジネスと投資。お金をもうける活動をしていると、国税局からのお尋ねがあるとは、前々から薄々耳にして知ってはいたけれど。まさか、昨日、今日のことになるとは、思ってみなかった・・・。
「ついにゆく道とはかねてききしかど、きのうけふとは思はざりしを。」
どんな言い分があろうとも、お上が政策をつくり、僕たち庶民は対策しかできない。
今も昔も、世の中は、このようになるものだと、薄々知ってはいたけれど、それでも実際に自分が体感してみると表面化するのは辛い心。
次から次へと沸き起こる不安と悩みの気持ちは、辛抱できないことである。人の心とは、いかに弱いものなのかと僕は知ることになってしまった。
「世の中し常かくのみとかつ知れど痛き心は忍びかねつも。」
僕のユニクロ製のポロシャツの襟と、ブルゾンの袖が濡れたのは、花草の朝露に触れたからではなく、僕自身の両目から次から次へと流れて行く涙のせいであった。
「送りおきて帰りし野辺の朝露を袖に移すは涙なりけり」
天にも人のあわれを知る心があるのだろうか?お金は僕の個人所有物だと思っていたものが、強制的に、銀行口座の中から、国税局名義の銀行口座に移動されていく。
まずは今月、そしてこれから先は、毎月のように。お金の束との別れを告げる際に流れては落ちる涙に添えたのだろうか?なぜか雨を降らせていて、涙との区別をなくして行く。
「あわれしる空も心のありければ涙に雨をそふるなりけり」
警察よりも、絶対的な強制力のある国税調査の結果。僕がこれまでチビチビと集めたお金くんたちに、サヨナラを告げなければならない。
人の死が悲しいのはいつの時代にも変わらない。それは、死というものは誰にでも必ず訪れる避けられない摂理だからなのだろうか?
同じく、ビジネスと投資で稼いだお金を、国税局に徴収されていくのも、避けられない摂理なのである。国税局への移動が決まったお金たちを送り出すようすと。亡くなった人を追悼する気持ちに似ていると思うのは、僕の生まれながらの囚われが財門だからなのだろうか・・・。
幸か不幸か?海外居住者に向けた新たな法律が施行された後、「日本で一番有名なブロガーだから」・・・という根拠なき理由で、国税調査対象日本第一号となってしまった僕。
「そんな海外居住者向け新法律施行されたの聴いたことないよ!(T_T)」
・・・と嘆いても、天に唾しても、虚しく雨風の音に消されていく如く追徴や遅延対象。
この度の件、タカセレイコ先生に助けられたとは言え、国税局内でもマルサを超え最も過酷な部署と呼ばれる最強部隊内でチームを結成され根掘り葉掘り調査され続けた6ヶ月間。残った心の傷は鋭利に深く。
僕が再び、勇気・行動・実行力を胸に抱き、力強く歩みを始められるのだろうか?
雪解けはあるのだろうか?
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あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…