世界的に大ヒットして、娘たちも視聴していた、映画『アナと雪の女王』。
英語版の主題歌『Let it Go』を『ありのままで』と日本語に訳した方は秀逸。
言語化を深めて行くと、「Let it Go」と『ありのままで』は本来、真逆の概念に基づく意味を持っている。
「Let it Go」とは、不安や悩みを抱えている人に、気にしないで進もうよ、忘れて前に進もうよと呼びかける言葉。
不安や悩みの気持ちを無視できる心身の耐久力を後発的な努力と試行錯誤による訓練によって習得することで。麻酔をかけて、神経を麻痺させて、何も感じさせなるような。不安と悩みの原因となる嫌なことが自分の心身に影響を与えないようにする。
後発的な努力で、不安と悩みの気持ちを乗り越えて行こうよ!という米国特有のポジティブシンキングが礎になり、チアアップする言葉になっている。
一方で、『ありのままで』というのは、一見すると「Let it Go」に似ているようで、実は根本の概念が違う。
『ありのままで』は、「生まれたままの自分」という意味がある。
生まれたままの状態から、他人や社会の目を意識して、努力をして自分を成長させたり、人格者になったりというムリをすることなく。「生まれたままの自分」、本来の自分のままで人生を歩んでいこう。
周りが受け入れてくれるかくれないかは関係ない。歩む過程で、他人に理解されないことがあって、不安や悩みを抱えたって、いいじゃない!楽しいことも、傷つくことも、それはすべて人生なのだから。
・・・という意味が含まれている。
つまり、
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「Let it Go」:後発的な努力によって心身を鍛える成長を促すことば
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『ありのままで』:自分を変えようとしないで、生まれたままの自分で歩み続けることば
「Let it Go」と『ありのままで』は、一見似ているようだが、真逆の意味を持っている。
サビの部分に、真逆の意味を持ってくるとは・・・「矛盾」使いの天才の所業。
『ありのままで』
「ありのままの自分を受け入れてもらいたい」という願望。
学生の頃、本来みんなが持っていたこと。「私はありのままの自分であり続けたい!」
子供が反抗期が迎えるのも、「ありのままであり続けたい自分」「後発的に変えようとする両親」この両者間のぶつかり合いによって発生するものだ。
けれども、小学校、中学校、高校、大学・・・ ドンドン社会人に近づくに連れて、両親以外の、大人たちと接したり、変わっていく周りの同級生たちを横目で見たりする中で。「現実社会」というものがリアルに体感するにつれ。大多数の人間は「ありのままの自分」を通すことが辛くなってくる。
学校の同級生、部活動やサークル組織、就職先の会社の規則。「ありのままの自分」ではなく、周りが臨む自分というものに後発的な努力によって合わせる道を選択する。
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小中学校の同窓会に行けば、変わった元同級生たちを目にしたり。
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就職活動最中には、今まで親友として仲良かった同級生が急に冷たくなったり。
『ありのままで』生きていた頃との違いを、身近な同級生たちからも感じることになる。
そして・・・自分も『ありのままで』生きることを断念してしまう。
これが世の中の大多数の人たちの実態である。
そして・・・
「社会のために作られた自分」で活動し続けることで、本来の自分とのギャップから、自ずと不安と悩みの気持ちを抱えることになり。その状況を乗り切るために出てくる言葉が『Let it Go』。がんばって感情を麻痺させて突き進もうよ!ということになる。
『ありのままで』を通すと同窓会に呼ばれなくなる
ちなみに、小学校、中学校、高校、大学を通して、周りが社会に求められる新しい自分へと変わっていく中。ガチで『ありのままで』を通し続けるとどうなるのか?
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同窓会に呼ばれなくなる
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高校中退、大学中退する
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友達がいなくなる
この3パターンが傾向として見られる場合が多い。
学校の中でも、何かと目障りな存在となってしまうようだ。
けれども、その社会からのレールに外れたことをバネに、『ありのままで』をトコトン通し続けることによって、富豪になったり、天才クリエイターになったり、卓越したスペシャリストになったり、・・・後に、社会において圧倒的な勢いで大活躍をするか。半端者として、裏社会に堕ちていくか。。。のどちらかになる場合が多い。
『ありのままで』という言葉を貫き通すことができる人は、ごくごくほんの一握りの人たちであるが、物凄いエネルギーを秘めた言動であることが分かる。
『ありのままで』と『Let it Go』との狭間
社会から求められる自分を貫き通そうとすると、自分の神経や感情を麻痺させるべく、日々『Let it Go』を歌うことになる。
『ありのままで』歌いながら、生まれたままの本来の自分を貫き通そうとしすぎると、大富豪になるか半端者になるか。どちらにしても、同窓会の類には、一切呼ばれなくなる。
『Let it Go』と『ありのままで』の対極。
一体どちらの歌を歌いながら生きることが良いのだろうか?
その答え・・・。
僕が軍師として、あなたに推奨するのは、可能な限り、『ありのまま』の自分を最大限発揮しながらも。社会の中で、周りの方々と共存・共闘することができる。『Let it Go』と『ありのままで』の狭間にある、陰陽矛盾の対極が混在する状態。
『ありのままで』発揮する、エネルギーを最大限発揮しながらも、それが、社会の中で発生する人間関係の中で、周りからも喜ばれる妥協点。
『ありのままで』と『Let it Go』との狭間、
それが今回、6冊の専門書としてまとめ、Kindleから発売させて頂いた、「門学」の中に集約されているのである。
陰だけでもダメ。
陽だけでもダメ。
陰陽対極の共存状態という「矛盾」を理解したものだけが、愛と財に恵まれた人生を獲得。
「門学」を学ぶことで、『ありのままで』と『Let it Go』の狭間にある陰陽矛盾の生き方を謳歌してみてはいかがだろうか?
全六部作シリーズ第一作目『基礎編』に続き『立門編』『創門編』『財門編』『官門編』『修門編』も発売開始。
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