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受講生月収1,000万円達成!をうたう「起業塾」の闇

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受講生月収1,000万円達成!をうたう「起業塾」の闇

インターネット上の「起業塾」系受講生の実績紹介。
  
受講生が、月収500万円達成!とか、月収1,000万円達成!とか、月収2,400万円達成!とか、ズラズラと並べてあって、あたかもその「起業塾」に入れば、月収が500万円とか1,000万円とか行くよ・・・的に案内しているものを見かける。

この数字を見て、人々は「ザワザワ」となり、「私もこの起業塾に入れば月収1,000万円に・・・」と夢と希望を抱く。

・・・でも、2004年からこの業界にいる僕としては、こういうのって、普通に「嘘じゃないか?」と思う。
 
それか、教えている方々が、バカなのだろうか?

普通に「嘘じゃん!」と思う理由

 
もしもこれが、個人の月収1,000万円ではなく、月商1,000万円続出なら、まだ分かる。
 
けれども、少し考えれば分かるけど。月収というのは、あくまでも最終的に個人口座に給料として移動したお金のことであり。会社法人に売上として入って来たお金のことを「月収」とは言わない。
   
海外居住者であれば、月収1,000万円・・・というのは個人でも可能。
  
けれども、日本居住者で、月収1,000万円レベルであれば、個人事業主としてやっている人はいないだろうし。会社法人としてやっているとして、会社に入ってくる売上のことを言うのなら、月商1,000万円のことを、月収1,000万円とは言わない。
  
月商とはあくまでも、会社法人の売上であり。そこから、もろもろの経費を引いた後、個人の給料として取る分が、本当に毎月1,000万円もあるのだろうか?
  
ちなみに、月商1,000万円を実績として使うのであればこの月商1,000万円をつくらせることは、とてもとても簡単である。
 
たとえば僕は孔明弟に、
 
孔明:「3年間連続売上上がり続けて年商6,000万円以上行っちゃってるから、2018年は売上もっと抑えるように・・・。「北のセオリー」で重要なのは右肩上がりの売上ではなく永遠の月商300万円~500万円だから。」

と指示を出している。
  
イメージ的には、

1年目:5,000万円以上
2年目:5,500万円以上
3年目:6,000万円以上
4年目:5,000万円以上
5年目:5,500万円以上
6年目:6,000万円以上

・・・以降永遠に続く。。となるように考えている。
 
僕たちにとって、会社法人の売上高を上げさせることは非常に簡単である。
   
けれども逆に目指してもらうのはあくまでもピッタリ月商300万円~500万円であり。それ以上の売上規模はいらない。ムダに頭が高くなりすぎても意味が無いから、「あえて」低く抑えさせているのである。
   
「月商300万円達成!」「月商500万円達成!」とかで良いのなら、「北のセオリー」をスタートした方々が、すでにこの数年間だけで、既に100人近くの方々が達成している。
 
ということで、「起業塾」系の彼らが実績として示しているのは、月商1,000万円なのか?月収1,000万円なのか?
 
ハッキリ明記してもらいたい部分である。
   
そして、月商1,000万円としても、月収1,000万円としても、「キャンペーン」とかやった時、1ヶ月間とか、2ヶ月間とかの「瞬間最大風速」で出た数字だけを切り取って「月収」・・・と言ってるのではないかと不安に思う。
   
おそらく、そうなのだろうと思うから。。
  
そもそも・・・仮に「ネット塾系ビジネス系」で「パット花火が上がって散るキャンペーンで1ヶ月だけ収益1,000万円」ではなく。安定的な月収1,000万円超えになっている場合。
 
最低限、その人物の知名度自体が、ネットで既に有名になっている人たちの、はるか上に行ってないとおかしい。
  
それぞれが認識している「あの有名なネット起業家」よりも知名度的に圧倒的に上になってるはず。
 
なぜなら、海外居住者を除いて、「あの有名なネット起業家」も日本国内で月収1,000万円などという個人所得は毎月取っていないだろうから。
   
「平城寿@SOHOとか、真田孔明とか以上に有名ですよ!」・・・は超最低ラインである。 
   
つまり、上記を考慮して、縦横斜めとか合わない「月収1,000万円」は嘘っぱち。

  • 会社の売上のことを「月収」とか言ってる。 

  • 1ヶ月とか2ヶ月とか瞬間最大風速を安定的な「月収」と錯覚させてる。

  • 完全なる嘘。

上記3種類のどれかということになる。

毎月1,000万円も所得として受け取るって「バカ」?

 
孔明弟が、会社法人の給料としてとっているのも、毎月20万円。
 
某大富豪が、会社から受け取ってる給料は、毎月20万円に年金20万円。
 
実は、賢い経営者ほど、給料というものは受け取らないので。個人の所得は限りなく低い。
 
会社法人を営む、株主兼社長にとって、給料の額というのは低ければ低いほど好ましい
 
理想の給料は「0」。
理想の収入は「0」。
 
「給料0で人生全てを経費化させる」
 
これが全ての会社経営者が目指すべき「目標(夢・ゴール)」とも言える。
 
だから、仮に本当に「月収1,000万円」とかいうのをやってたとしたら、経営者としては、あまりにもバカ過ぎる。。ということになる。
 
いかなるビジネスも、5年間、10年間・・・生き残り続けることは困難。少しの油断が、後で亀裂となり、命取りになってしまう。
 
情報商材販売だろうが、アフィリエイトだろうが、物販だろうが、全て同じである。
 
そんな中、何も考えずに毎月1,000万円ものお金を所得として受け取り続けているとしたら。。。
   
こういう脇の甘い会社経営をしていたとしたら、数年後には必ず「飛んでイスタンブール」になるのは必須である。
 
もしくは、毎年のように、国税局のお世話になってしまうのではないだろうか?
 
・・・ということで、
 
「起業塾」系受講生の実績紹介で、受講生が、月収500万円達成!とか、月収1,000万円達成!とか、月収2,400万円達成!とか、ズラズラと並べてある方の起業塾は、嘘っぱちだらけだろうし、会社経営のことは「飛んでイスタンブール」になる方法以外学べないので。そういう「起業塾」に高いお金を払って、勉強しに行くのは辞めたほうがよいと思う。
 
ざわつく数字ではあるが、そういう数字は幻想にすぎないので、地道に着実に「他人の褌で相撲を取る」形で、生き残り続ける「経営学」を、集中して学んだ方が良いと思う。

「他人の褌で相撲を取る」経営学「北のセオリー」を動画・音声
https://sanadakoumei.com/lp/kita-theory-171225/


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