「わぁ、凄い!」
個室に通された僕たちは、思わず声が口からこぼれる。
広い窓のすぐ外に海を一望するパロラマ広がる圧巻の空間。
絵画をそのまま切り取って持って来たような光景を見つめながら、しばらく黙り込んでしまった・・・。
ファーザーの運転される車に乗って向かった先は、とある旅館。
特別室では、海に抱かれるようなひと時を、地元産の魚介類を中心に、地元の豊かな食材満載の見目麗しい料理と共に堪能できる。
僕は、26の時に香港に転勤になるまでは、生粋の日本で生まれ育った日本人だったのだが。
その後は、今日に至るまで海外を中心に活動して来たこともあるのか。
日本を知っているようで、日本をまだまだ知らなかったようだ。
お刺身の味。
高級カウンター寿司に通いはじめるようになってから、魚介類を好きになった。
そこで食す味こそが、魚介料理の最高の味であると信じて疑わなかったのだが。
自分の常識というものは、いかに浅はかなものなのか?
そういえばファーザーが以前、「東京で何万円も出して、魚介類を食べるやつらの気が知れない。。」とおっしゃっていた。
舌の知らない味を味わい得てしまったことで、今更ながら、納得せざるを得なかった。
これでもまだ、「一番不味い時期」だとおっしゃるのだから。
今までの人生、なんとも低いレベルのことで、両手を叩いていたかと思うと、いかに喜びを知らぬ人間なのかと恥ずかしくなる。
「牡蠣フライ」
食べた後に広がる独特の風味は、「牡蠣フライ」特有のものだと思っていたが。
あれは単に、腐りかけたものを揚げているゆえの匂いだったようだ。
本物の「牡蠣フライ」。
少なくとも横浜市民はいまだ知らない者は多いはずと、自信を持って言える。
住む場所にも、着る服にも、食べるものにも困らない時代のはずなのに、いかに貧しい人生を送って来ているのだろうか?
ちなみに、「生きてる意味が分からない」だとか、「目標、目的が無い」とか、おっしゃる方々も増えてきているが。
それは毎日こういう料理を当たり前のように食べているからそうなのか?
単に知らないからそうなのか?
もしも「知らず」の場合は、「まあ、まずは一度、食べてみなさい!」
目標や目的のひとつやふたつなどは、いとも簡単に発生してしまうのではないだろうか?
「今10万円持っていない人いますか?」
ファーザーから僕たちは「成功」を学んでいる。
「今10万円持っていない人いますか?」
尋ねれば挙手される方はゼロだと思う。
「1万円札10枚」
今の御時世、「10万円」というのは、普通に暮らしていれば、誰でも持っているレベルの金額である。
けれども、誰もが持てる、10万円の原資からのスタートで、45年後の今目に見える現実がある。
「成功」の定義というものは、色々あるのだが。
「成功」イコール「シアワセ」であり。
「シアワセ」イコール「成功」でもある。
「金融資本主義」の世の中においては、ファーザーの過去から今に至る過程と結果は「成功」であり、「シアワセ」である。
これは、誰もが認めることと思う。
しかも、「成功したよ!」という断片的なものではなく、「成功し続けている」。
「何で実現できるのか?」
「成功の秘訣って何?」
その、「教科書ガイド」を元に、自分の人生に落とし込み再現させるべく学んでいる。
当然ながら、真似できること、真似できないこと、両方であり。
人によって、「成功」や「シアワセ」の概念が異なってくるので、けっして学んだ者全員が、ファーザーと全く同じになることはないし、同じになる必要も無い。
しかし、少なくとも、真似できることを真似するだけでも、普通ではないレベルの「成功」=「シアワセ」を「再現」させることならできる。
「ファーザー」の日常が、どういう現状であり、それが、本の中でも、テレビの中でも無く、こうして現実として、リアルに知ることができる。
「地下ソサエティ」の活動を通して、毎月一度のペースでファーザーとお会いできる幸運である。
追伸1
「成功」って何?
「シアワセ」って何?
みんなも持ってる「10万円」が原資であり、45年後の今目に見える現実。
その要因って何?
差はどこから来るの?
必要要素は何なのか?
どこをどう真似ると近づくことができるのか?
一度体系化した上でファーザーのお話を聴き、現状の言動を見ると、理解できるようになる。
「教科書ガイド」にあたるのが「帝王学」である、『成功シンドロームOS』のお話。
年間合計12回、第一回目が9月7日(土)14時より4時間かけて公開。
「地下ソサエティ」メンバーは某所会議室に集結されたし。
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…