その日、人類は思い出した、現金でBTCを購入していた恐怖を・・・BTCの価格が暴落した時の屈辱を・・・
BTC(ビットコイン)をはじめとする「仮想通貨/暗号通貨」の急騰と、その直後の大暴落。
コインチェック社「NEM流出事件」。
2018年1月、後の人々は「仮想通貨信用崩壊の年」と呼ぶことになるだろう。
「仮想通貨/暗号通貨」はファンタジー!?
2018年正月休みといえば、年末にBTCが最高値を更新するなど、「仮想通貨/暗号通貨」に勢いがあった。
それまで、ネットで稼ぐ系インフォな方々も、ネットで稼ぐ系を勉強してきた方々も、投資を勉強しながら実行していた方々も、口を揃えて「ビットコイン」「仮想通貨/暗号通貨」とざわついていた。
そういう中で、逆説的に、「暴落するでしょう・・・」的な記事を書いていたので、
「真田孔明さんは「仮想通貨/暗号通貨」のミライの可能性を知らない!」とメッセージを頂戴することも度々あった。
けれども、その直後に、「仮想通貨/暗号通貨」がはじめて、大暴落をしてしまった。
「「仮想通貨/暗号通貨」の仕組みは、昭和の時代の「詐欺系私募ファンド」と何も変わりませんよ。
価値には何の実体の裏付けもなく、ファンタジーに過ぎません。
インフォ系の方々が先に勝ち抜けて、情報弱者・投資弱者たちが、買い支えているだけです。」
・・・と言語化していたが、本当にそうなのだと言うことが、明らかになりつつある。
「今世の中で流通している日本円も、既に「金兌換(だかん)」じゃないのだから、ファンタジーでしょう?」
という考えもある。
確かに、今世の中に出回っている日本円の大多数は、「金兌換」の義務の無い、「有価証券」ではない状態。
日本国民の信用によって支えられながら、流通している。日本国民からの信用を失って、日本円が使用できなければ、紙切れになってしまう。
お金も、「仮想通貨/暗号通貨」も、「信用」で成り立っている点に関しては同じである。
けれども、現実世界で使える日本円は、日本国家による後ろ盾がある。
日本政府、日本銀行、日本地方自治体、民間銀行、上場企業、会社法人、約1億2,000万の国民・・・
日本国の全てが法の裏付けの元、膨大な価値のあるこれらの資産が、日本円の信用を裏付けてくれている。政府や日本銀行が所有している、膨大な貴金属や資産、各地方自治体や企業の価値。
日本国そのものが、日本国民、世界の人々の信用を喪失しないように、何百万人もの方々が日本円に関わり、そのための努力をしてくれている。
ゴゴゴゴゴゴ
一方、「仮想通貨/暗号通貨」の裏付けとなっているのは、「10年で100社の内1社しか生き残られない・・・」という「10年ルール」もまだ突破できてない新規事業。
昭和の時代の立ち上がっては「飛んでイスタンブール」になるを繰り返す、「詐欺系私募ファンド」と何も変わらないレベルのまだ立ち上がっても、可動してもない「新規事業」や「仕組み」「革新的な技術」とやら。。
しかも、何百万人信用維持に関わってる日本円に対して、たった2、3人のキーマンやインフォ系のカリスマとやらが関わっているだけ。
「ICO」をしている発行元も、日本円のように、何かしらの膨大な資産を背景に、「仮想通貨/暗号通貨」を発行しているわけではない。
単なる、それこそ実現するかどうかも分からない、皮算用計画書とキーマン個人の社会的な信用だけを根拠として、「詐欺系私募ファンド」のようにお金を集めているだけ。
いざ「仮想通貨/暗号通貨」の信用が傾いてしまった時、キーマンやインフォ系の方々が個人資産を投げ出してでも、信用の維持に務めてくれるようなことは絶対に無い!(キッパリ)
これは、私募ファンドで、1億7,000万円、3,000万円・・・他と「飛んでイスタンブール」を経験してしまった僕はよく分かる。
「仮想通貨/暗号通貨」の信用は、キーマンとインフォ系の方々の「人としての信用」だけで成り立っているので、その信用が崩れた瞬間に、いつでも価値はゼロになってしまうのだ。
今日時点においても、BTCをはじめ、「仮想通貨/暗号通貨」の価格はまだ半分以下になった状態に過ぎない。
「まだまだこれから上がる!今が買い時!」
「技術が資産!」
とおっしゃる方々も多いが。まだ「仮想通貨/暗号通貨」のファンタジーを信じている人たちが「残っているだけ」とも言える。
これまで「仮想通貨/暗号通貨」に投資をされて来られた方々は、「通貨として日本円よりも使いやすいから!」という目的ではなく、
「将来的に値段が上がると聴いたから。」
「仮想通貨/暗号通貨」は儲かると聴いたから。」
・・・と思って、投資をして保有し続けている方々だけ。
GMOインターネットグループが、BTCで給料の一部を受け取れる。。。というような画期的なことを行なう発表が、「仮想通貨/暗号通貨」が過去最高値をつける直前にあったがどうなったのだろうか?
実際は、これほどまでに価値が乱高下するもので、「給料を・・・」というのも、かなりリスクがあること。
この乱高下リスクが、通貨としては現実的にまったくもって使いづらい。
今日時点で「仮想通貨/暗号通貨」は、「逃げ遅れた人」「残っている人」「億り人」ならぬ「遅れ人」たちが、全員日本円などの法定通貨に両替しようとしないかぎり、価値はゼロにはならない。。。というだけ。。とも分析することができる。
口座から引き出そうとしない永遠に利確・損切りをしない属性の方々「遅れ人」たちが残っていれば、実際に価値がゼロになることはないだろうが。
「仮想通貨/暗号通貨」の裏付けが、日本国・・・とならない限り、いつかは人々の記憶からも薄れていってしまうのでは。。
・・・と僕個人的に思ってしまうのだがいかがだろうか?
1人の「億り人」は9,999人の「遅れ人」の犠牲で成り立っている
時事通信の2018年5月25日付の記事によると・・・
「1億円超収入、300人規模=仮想通貨売買活発で-国税庁」
2017年分の確定申告で雑所得の収入が1億円超あったとした納税者のうち、仮想通貨の売買で収入を得ていた人が少なくとも331人に上ることが25日、国税庁のまとめで分かった。
昨年は相場高騰で、いわゆる「億り人」の急増が話題となった。
国税庁は「331人の収入の大半は、仮想通貨売買によるものではないか」と分析している。
17年分の確定申告をした人は、前年比1.3%増の2198万人。
このうち、納税の必要がある641万人の所得金額は同3.4%増の41兆4300億円、申告納税額は同4.6%増の3兆2000億円だった。
雇用の改善や株価が順調に推移したことなどが影響したとみられる。仮想通貨売買による所得は雑所得として計上される。
公的年金以外の雑所得の収入額が1億円以上だった納税者は、前年の238人から549人へと急増。
このうち、仮想通貨取引で収入を得ていた人が6割超を占めた。(2018/05/25-18:02)
・・・この記事だけを読むと、
「億り人が300人もいるって凄い!」と思ってしまいがちになる。
けれども、「仮想通貨/暗号通貨」の日本国内の取引口座数は約350万人といわれている。
取引している方々が、350万人いる中での「億り人300人」ということは、「億り人」になれる確率は、ザックリとわかりやすく計算して、たったの1万人に1人ということになる。
いかなる投資においても、プールのパイは変わらない。勝った人と負けた人は、同じプールの水を取り合ってる中での勝敗。
これは、「仮想通貨/暗号通貨」も変わらないことなので。「仮想通貨/暗号通貨」では、9,999人もの犠牲の上で、たった1人の「億り人」が誕生するという計算がある。
「地下ソサエティ」の謁見に参加された方々の中にも、
「たった10万円が200万円になった・・・」
「たった100万円が2億円になった・・・」
と「億り人」武勇伝を隠し持っている方々が何人もいるが。「億り人」になれたのは、2017年末~2018年頭にかけて、潔く利確できた方々。
つまり、彼らの勝ちというのは、2017年末~2018年にかけて、「仮想通貨/暗号通貨」を購入した「遅れ人」たちが、「利確」の相手であり。膨大な数の「遅れ人」たちの、犠牲の元に成り立っているということが分かる。
「日本「仮想通貨交換行協会」が2018年4月に発表した「仮想通貨取引」の現状報告によれば。日本国内の入金額は、2017年時点11月までは、毎月1,000億円程度だったが、2018年12月では、月に1兆円を超えている。
2018年11月~12月にかけてのたったの1ヶ月間で、「仮想通貨/暗号通貨」を購入した方々が急増した。
彼ら「遅れ人」たちが、右も左も分からない状態で、相場に入ってきた瞬間に売却できた方々が、「億り人」になり。後から入ってきた膨大な人数の「遅れ人」たちは、今なお永遠の塩漬けコインを、抱えている図式が誕生していることになる。
現在、BTCで言えば、日本人が60%近くを保有している。韓国人も中国人も、保有率が2%も無い状態。
「アレレレ?」
当初、BTCを沢山取引をしていたはずの韓国人や中国人のシェアが、いつの間にか大きく下がっていて、日本人だけが、BTCの大多数を保有している状態。
俯瞰レベルを挙げて見てみると、彼らは日本人に対して、利確をして逃げ去ったことになる。。
こういう数字を見てみると、「仮想通貨/暗号通貨」プロジェクトそのものが、「世界的な日本人をカモにした、詐欺案件だったのでは・・・」とも感じてしまう。
幸い僕たち「地下ソサエティ」メンバーは、2017年末に、
ファーザー:「オレは2017年8月頃に利確して逃げた。詐欺だから入るな。」
・・・と再三おっしゃって頂いたので、「遅れ人」にならずにすんだ。
2017年中旬以前に、購入されていたメンバーだけが、「億り人」系になれた形になる。
香港のローカルレストランで、「危なかった。。。」と言いながら、安ビールで乾杯しながら、勝ち抜けた勝利を祝福させて頂いた。
追伸
「仮想通貨/暗号通貨」は、将来も相場として機能するか分からないが、「株式相場」は日本企業が存続する限り残り続ける。
将来的に、チビチビと稼ぎ続けられる方法は、やはり「株式相場」の中にあるのでは?・・・と考え、僕は株式相場での「剣客商売」を淡々と続けている。
日々の「剣客商売」の鍛錬の成果
2017年
・5月:+91万5,548円/月収(20日間)
・6月:+132万5,349円/月収(22日間)
・7月:+80万3,759円/月収(19日間)
・8月:+232万0,314円/月収(22日間)
・9月:+75万2,782円/月収(20日間)
・10月:+44万2,662円/月収(22日間)
・11月:+38万6,025円/月収(20日間)
・12月:+34万1,709円/月収(20日間)
2018年
・1月:+202万9,892円/月収(19日間)
・2月:+167万4,671円/月収(19日間)
・3月:+149万3,107円/月収(21日間)
・4月:+58万9,641円(20日間)
・5月:+72万2,619円(21日間)
・6月:+1万6,714円(1日間)
266日間累計+1,381万4,792円/年収
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…