僕たちはいつも「ビジネス」を戦(いくさ)に重ね合わせる。目標「いつまでに目的地に到達したいのか?」を「戦略」と、手段「具体的にどうやって目標に向けて遂行するのか?」を「戦術」と表現する。
「戦(いくさ)」のように、「戦略」と「戦術」という概念を使いながら目的を達成すべく奮闘している。
多くの経営者たちは、「戦略」と「戦術」を、学びながら取り組んで行くのだが、もう一つ重要なことを見逃してしまうことで、志半ばで、息途絶えてしまうケースが多い。
それは「兵站(へいたん)」・ビジネスにおける「戦略」と「戦術」について説かれている書はよく目にすることがあるのだが。「兵站」について具体的に何を考え、どう取り組めばよいのか?目にすることも無いし、真剣に考えている経営者も少ない。
その証拠に、2020年のような「コロナ渦」で、世の中がたったの6ヶ月間、停滞してしまっただけで、壊滅的な状態に、陥ってしまう経営者たちで溢れかえってしまっている。
「燃料」が尽きて侵攻できなくなる
「そう言えば、あの人はどこに行った?今何やってるのだろう・・・。」
経営者の世界では、開始後5年で100人の内90人が消えて、さらに次の5年で、残った10人の内9人が消える。10年後には、100人独立起業した中1人だけしか生き残り続けることが出来ないと言われている。
「生存率」という部分で見ると、サラリーマンと比べて圧倒的に低い。困難を乗り越え「生存」していたとしても、サラリーマン時代のお給料より所得が増える経営者は圧倒的に少ない。
この最も大きな原因は、単純明快にビジネスに活用できる「資金」が底を尽きてしまうことにある。
サラリーマン時代に一国一城の主を目指して、毎月の貯金を地道に積み上げて行く、10年、20年、、まとまった「資金」が出来てから、独立起業する。けれども、手元の「資金」は、設備投資に消え、運転資金に消え、年月の経過と共に目減りして行く。
「資金」がなくなればなくなるほどに、次に打てる施策の選択肢もなくなってしまい。「資金」が底を尽きた時点でゲームオーバー。再び「就労」の世界に戻っていってしまう。
途中で、ビジネスを軌道に乗せることができたとしても、その時に出た収益を、税理士に勧められるがまま「税金対策」として、経費として使い込んでしまい売上・利益も上がるけど、経費も上がるという自転車操業の状態が続く。
そんな時に、「2020コロナ渦」のようなことが発生して、途端に売上・利益が減ってしまうと、懸命に走っている時に大きな石につまづいてしまったように、大きく転倒してしまう。
同じくゲームオーバー。このどちらかのパターンで、結局は経営者として生き残り続けることはできない。再び、毎月の着実に毎月のお給料がもらえる「就労」の世界へと戻っていってしまう。なぜそうなってしまうのか?
それは、「戦略」と「戦術」だけで、ビジネスを推し進めようとしているから。「戦争」でも、「戦略」と「戦術」だけでは、すぐに息切れしてしまう。この状態は、燃料補給を考えずに、戦艦、ゼロ戦、戦車を走らせ続けるのと同じ。
しまいには、「神風特攻隊」のような、片道分の燃料しか無いけど既に前進してしまったから、相手に突っ込んで自爆しちゃおう!的な策しか浮かばなくなってしまう。
戦争でも、戦艦、ゼロ戦、戦車を進軍させる場合、その分の、人と乗り物の燃料が必要。燃料補給から逆算された分しか前進できない。
それ以上前進してしまった場合、どんなに才能のある人間が、どんなに優れた戦艦、ゼロ戦、戦車を操縦しようとも、必ず燃料切れで止まってしまう。
これは、ビジネスも同じで、才能豊かな経営者が優れた戦略と戦術を元にビジネスを推し進めても、「資金」という燃料が切れてしまっては、先にすすめることが出来ない。
ビジネスは、「資金」という「燃料」の分しか、推し進めることができないのだ。ビジネスで生き残り続けるためには、
「戦略・戦術・兵站」
3つのバランスを取りながら慎重に前進することが求められる。
「無敗神話」ファーザーの戦い方
なぜ「大富豪ファーザー」がビジネス・投資の世界で、45年以上生き残り続けられたのか?
- 1991年:バブル崩壊・平成不況開始
- 1995年:阪神淡路大震災・1ドル79円75銭の円高
- 1997年:アジア通貨危機
- 2001年:同時多発テロ・ITバブル崩壊
- 2006年:ライブドアショック
- 2008年:リーマンショック
- 2011年:東日本大震災
- 2020年:コロナウィルス
望まずとも発生してしまう、世の中全体を巻き込んだ出来事。多くの経営者たちは、「ゲームオーバー」になった。
例えば、昭和の高度成長期の後発生した「バブル崩壊」の時、世の中の経営者たちは約15年間に渡る「冬の時代」を送り続ける羽目になってしまい、その多くは、兵糧や燃料に当たる「資金」が尽きて「ゲームオーバー」になってしまったが。
ファーザーは、何の問題も無く耐え続けることができた。約15年続いた「冬の時代」が終わり、再び「春のおとずれ」を感じた時、当時「銀座」で飲み歩いていた経営者・投資家たちの中で、生き残っていたのは、ファーザーだけだったという。
大多数の経営者が、死に途絶えて行った中で、そのすべてを、無傷で乗り切られ、生き残り続けた理由とは?
その理由の一つに、「大富豪ファーザー」の経営スタイルが、独立起業したばかりの時から「戦略・戦術・兵站」三拍子揃ったものであったからに他ならない。
ファーザーの「資金」を中心とした「兵站」の量は、一生何もビジネスをしなくても、経営者として存続できる盤石な状態。その上で、ゆっくりと好機を見定めて、的確に儲かるタイミングだけビジネスと投資を行う。
盤石な「資金」量を背景に、世の中でどんなことが発生しようとも、全く焦ることなく、常に「マイペース」で「資金」の上澄みを使って、「お金」を積み上げ続ける。逆に言えば、どうやっても「ゲームオーバー」にならない体制で、戦いに臨み、勝ち続けている。
これを、ファーザーが21歳で「独立起業」したばかりの頃から、ジックリと取り組み続けていたというから驚きである。昨日今日はじめたばかりではない、45年以上継続した実績と経験のある確かな「戦略・戦術・兵站」。
さらには、それを上手に稼働させるための「考え方と設計図」その両方を、僕たちは「コミュニティ」を通して、学び続けている。「経営者」として、いかなる時代も生き残り続けるために!
独立起業の前から「戦略・戦術・兵站」の想定と準備を
もしも本気で「独立起業」を考えているなら、「戦略・戦術」だけでは足りない。「独立起業」する前から予め「戦略・戦術・兵站」をセットで考え、想定と準備を完璧な状態にしておかないと。
今回は「2020コロナ渦」で多くの経営者たちが、その存続の道を閉ざされることを余儀なくされたが。
2021年〜2050年、この先30年間も、何度も繰り返し、ありとあらゆる角度から、僕たちの平穏な日々を脅かす、社会全体を巻き込んだ出来事は繰り返し発生することは、過去の歴史を見ても明らかだ。
そんな中で、
「このビジネスが儲かっているから・・・」
などという安易な根拠と気持ちで「独立起業」してしまうと、過去に多くの経営者たちがそうだったように。「兵站」途絶えて、身動き取れなくなり、ゲームオーバー。
「就労」の世界に戻されてしまうことは、容易に想像できる。どんなことが発生しても、「兵站」が底をつくことなく、「戦略・戦術」を行使し続けられるように。予め、想定と準備を完璧な状態にしてから、慎重に「独立起業」に踏み切ることが求められる。
そこで僕たちは、「ファーザー」が築き上げてくださった、経営者として生き残り続けるための「戦略・戦術・兵站」の組み上げ方を、「北のセオリー」と「5ポケッツ」という2つの観点から、基礎から丁寧に学ぶ。サラリーマンにとって、「独立起業」は人生の中でも一大イベント。
「失敗して学ぶ」という方もいらっしゃるが、そんな悠長なことは絶対に言ってられない。なぜなら、「失敗の量」だけは誰にもコントロールできないのだから。
戻ってこれる程度の失敗なら良いが、大抵「経営者」の失敗は、「戻ってこれない失敗」になってしまう可能性の方が圧倒的に高い。
真綿で首を絞めるかの如く月日の経過と共に「資金」が目減りして行く恐怖を払拭することはできず、二度と経営者の世界には戻れなくなる方々も多い。
だから、「コミュニティ」の仲間には、「独立起業」して「経営者」になるからには、絶対に失敗してもらいたくない。45年以上無敗の御方、ファーザー直伝の「戦略・戦術・兵站」の組み勝て方の基礎を丁寧に学ぶ。
「やるからには、絶対に失敗しない!」
必ず「無敗」のまま、生き残り続けてみせる!そういう、、強い志を胸に、共に過ごして頂きたい。
追伸・・・
「失敗」の量だけは、誰もコントロール出来ないのだから。儲けることよりも、絶対に失敗しないことを最優先に考えて臨もう。失敗しないための、「考え方」と「設計図」の基礎は、「LINE@5ポケッツ成功者の思考と習慣」を通してジックリと学ぶことも可能だ。
「LINE@5ポケッツ成功者の思考と習慣」
https://kitasociety.com/lp/5pockets_line2/
あなたは借金が怖いですか?
私は死ぬまでに<1,000兆円>の借金をすることが夢なのですが…