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数千分の1を突破する「就職活動」の「設計図」公開

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数千分の1を突破する「就職活動」の「設計図」公開

高校3年間つづけ、大学でも3年間続けた頃までは、それが僕にとっての、現実世界であり、色彩豊かな日常だった。
  
けれども、あの日・・・
 
「横浜スタジアム」の観客席から球場内を見渡した時。
  
突然、全てが「灰色」に見えるようになってしまった。
 
孔明:「なぜ、こんなことに、夢中になって打ち込んでしまったのか・・・。」

おじいちゃんに連れられて来た、「大洋ホエールズ」の試合の時は、満員だった「横浜スタジアム」。
 
今、どう数えてみても、選手含めて1,000人程度しかいない。
 
つまり、内輪の人間ばかりである。
 
「自分がやりたいこと」だと、信じて疑わなかった「アメフト」。
  
けれども、日本では、誰からも求められていないのだと、リアルに実感してしまった瞬間。とても、意味のないものに思えてしまった。
 
当時はまだ、バブルの名残もあり、東証一部に上場している有名企業各社にも、まだ、実業団として「アメフト」のチームがあった。
 
その内、2社からお声をかけて頂いていたが。実業団って、よくよく考えれば、「プロ」じゃない・・・と冷静になった。
 
先輩たちに聴けば、会社のお仕事を普通にやった後、定時で早急に切り上げて練習に行くと言う。
 
つまり、「お仕事」「アメフト」どちらも中途半端な状態になることは必須。
 
これほどまでに「日本」で人気の無いスポーツなのだから、「企業の広告塔?」としても微妙。
 
会社の業績が悪くなれば、真っ先に「アメフト部」から廃部&リストラに追い込まれそうだ。
   
中学から高校に進学する時も、ノー試験、ノー面接の「推薦」。
 
高校から大学に進学する時も、400文字原稿用紙一枚分の、「私とスポーツ」という作文と。走る、ぶつかる、重りを上げると言ったスポーツテストによる「スポーツ推薦」。
 
人生の中で、受験というものを、まともに経験したことがなく。大学卒業後の社会人の、「就職活動」というものも、これまでの延長上で、「スポーツ推薦」とかでするものだと思い。

それまで特に、まったく何も考えてなかった。
 
周りの先輩たちも、そんな感じだったからだ。
 
けれども、その瞬間から、
 
孔明:「このままじゃまずい。人から求められて無いものを、中途半端に仕事に絡めるのは絶対におかしい・・・。」
  
深夜遅くまで、真面目に働き続けていた父親を思い出し、「スポーツ推薦」で、会社に就職する道を選択することを辞めた。
 
そして、帰りがけに綱島駅の「天一書房」に寄って。「就職活動」にまつわる書籍を3冊程購入した。
 
漫画を読むことは、超得意であり、かなり速いペースで読むことができる。
 
アニメを鑑賞したり、ゲームをプレイするのも好き。
 
けれども何分、活字というものに慣れていない。
 
人生の中で、漫画本以外で活字の本を読んだのは。小学校時代に、「シャーロック・ホームズ」の推理小説を読んでいた時位だった。
 
後は、「ぼくらの七日間戦争」を始めとする「ぼくらの・・・」シリーズ。
 
つまり、文字だけが書かれた本を、まともに読むことは、ほとんどしたことが無い状態。
 
正直、「就職活動本」に何が書かれているのか、ハッキリとは良く分からなかったので。
 
まともに読もうとすると、『ドラえもん』の「のび太」の如く、すぐに寝てしまうので。
 
端から端まで読むことはせずに、「ようするに就職活動ってどんなことが必要なの?」
 
・・・という部分に絞り、検索するように探した。
 
3冊の本を元に、僕が探すことができた「就職活動」のポイントは大きく分けると4つだけだった。
  
「就職活動」のポイント

  • その1:エントリーシート

  • その2:1分間スピーチ

  • その3:SPIなるマークシート形式のテスト

  • その4:身だしなみ・服装・持ち物

一番簡単に解決できそうなところは、「その4」の身だしなみ・服装・持ち物、これは、「紳士服のアオキ」とかに行けばセットで手に入るようなので、父親に買ってもらうことにした。
  
次に、「SPI」なるマークシート形式のテスト。
 
会社によっては、マークシートではなく、穴埋め形式のテストをやらされるところもあるようだが。
 
まともな筆記による受験勉強の経験がただの一度も無く、学校の授業もまともにやってこなかった僕が、穴埋め形式のテストに合格できるわけがない。
 
ということで、穴埋め形式のテストがある企業は、そもそも受けるのを辞めることにした。
 
「SPI」なるものは、答えが分からなかったとしても、4択の内1つとかを、黒く塗りつぶせば良いだけなので、これならなんとかなりそうだ。
 
「SPI」のテストを採用している、企業だけを受けようと考えた。
 
別途、「SPI問題集」を2冊だけ買って、電車の中とかで流し読むことにした。(※よく寝れる・・・)問題は、「エントリーシート」である。
 
どうやら、「エントリーシート」に書いた内容を元に、面接官(人事部や現役の部署の社員さん)が質問をして来るらしい。
  
「1分間スピーチ」なるものも、基本は「エントリーシート」に書いた内容を元にお話すれば良いようだ。
 
つまり、3冊の「就職活動本」を読んだ僕の結論としては、「エントリーシートを制するものは就職活動を制する!」
 
・・・というところだと思った。
 

実際に「エントリーシート」を書いてみる

  
「エントリーシート」で求められることは、

  • 過去の経験

  • 自己PR

  • 志望動機

・・・の3点なようだ。
  
生まれてから、今日までの経験、

  • アルバイト
  • サークル
  • 部活
  • 学業

・・・の4つの項目から、過去の経験、自己PR、志望動機を書かなくてはならない。
 
アルバイトも、「ヤマト運輸」の深夜の短期仕分けバイト位しかやったことが無いので、こういうのを書いたことが無い。
 
そこで、「就職活動本」に掲載されている見本を元に、そのまま真似をしてみる形で、過去の経験、自己PR、志望動機の3項目を書いてみた。
 
大学生時代の孔明:「うん。これで完璧(^o^)」
  
・・・けれども、その後とんでもない「情報」が入ってきた。
  
大学の中に「就職課」という場所があり、そこにインターネットに接続できるパソコンが設置されているので、「会社情報」とか手に入れるために、部活の休み時間中に出入りしていたが。
 
大学の職員さんと立ち話程度にお話していた際。職員さんに教えてもらった「情報」。
 
僕が、受けようとしている、玩具とかゲームとかのメーカー各社は学生さんたちから超人気で、たった20、30人程の採用枠に、3万人とか5万人とか、ワケの分からない人数が受験しに来るということ。
  
しかも、僕が通っていた大学は、スポーツはそこそこ強い部活はチラホラとあったが、学業という部分では、三流大学に位置していて、
 
当大学出身で、該当する企業の内定をもらえた学生さんは、過去にさかのぼっても、たったの数人位しかいないとのこと・・・。
 
就職課の職員さん:「もっと現実的なところにしたら?せっかくアメフトやってるのに推薦枠とか使ったら?」
 
・・・と、親切なアドバイスを受けた。
 
ムムム。これは完全に誤算だった。
 
就職活動とは、まさかそんなに沢山ライバルがいるものだとは思ってもいなかった。
  
・・・けれども、「アメフト推薦」で就職なんてことは絶対にしたくない。
 
普通に就職がしたい。
 
これはもう僕の中で決めたことだ!
 
そこで、どうしようか考えた結果、僕が「要(かなめ)」であると定めた「エントリーシート」をもう一度見直してみることにした。
 
「就職活動本」に掲載されている「見本」を元になんとか書けた僕の「エントリーシート」。
 
一度は「これでよし!」と思っていた。
 
しかし、よくよく冷静に考えて見れば、「就職活動本」に掲載されているということは。おそらく、全ての就職活動をする学生さんたちも、同じような「就職活動本」を購入し、
 
本の中に「見本」として書かれているものを、当たり前のように書いてくるのでは無いか?
  
・・・と思った。
 
そこで僕は、企業が僕たち学生にどんなことを確かめたくて、

  • 過去の経験
  • 自己PR
  • 志望動機

を聴いてくるのか?という部分をもっともっと深く想定することと。それと同時に、周りの誰もが絶対に書かない内容。
  
つまり、「エントリーシート」に、見本として乗っていることとは、全く別の内容を書こうということで。「就職活動本」を元に書いた、「エントリーシート」の内容を全て破棄。
  
イチから作り直してみた。
 
そんなタイミングで、某保険会社のエントリーを受け付けているのを見つけた。
 
他の企業よりも、早い時期にエントリー受付と、面接が開催されるようだ。

企業各社への「面接」活動開始

    
「保険会社」で働くことは、全く興味なかったけど、両親が該当する会社の保険に加入していて、いつも自宅のポストとかに封筒が届いていたので、名前を何度も目にしていたことがあった「保険会社」だった。
 
「就職活動」とはどんなものなのか?試しに採用試験を受けてみることにした。 
 
ハガキを送ってみると、直ぐに「面接」の案内が来た。
 
実際に、「面接」に行ってみると・・・
  
会場の「支社ビル?」には、大量の学生さんたちが、来ている。
 
早速、人生はじめての「就職活動」の「面接」。
 
面接官と対峙すると、とてもとても緊張する。
 
「エントリーシート」に書かれている、内容を元に質問が来たので、「1分以内」を心がけながら回答して行った。
 
すると、「一次面接」突破・・・次の会場に案内される。
 
この「保険会社」では、流れ作業的に、その日の内に「一次面接」「二次面接」「三次面接」・・・と同じ建物内で、面接が行なうようだ。
 
・・・結果、「面接」が全て通ってしまった。。。
  
後日、会社から自宅に、電話もかかって来た。
 
「ムムム!」手応えを感じた。
 
けれども、僕が働きたい会社は、「保険系」ではない。
 
部活動以外は、玩具・アニメ・ゲームと共に生きた人生。
 
「目指せ超☆クリエーター!」
 
そして、いよいよ本命の企業たち。
  
玩具メーカー1社
ゲームメーカー2社
 
どれも、穴埋め「筆記試験」は無く、「SPIのマークシート」オンリーでラッキー。
 
ちなみに、その前に、某ゲームメーカー1社の筆記試験に行ってみたのだが、なんと、「SPIマークシート」ではなく、「筆記穴埋め試験」だった・・・。
 
しかも、面接の前に「筆記試験」。 
  
絶望的な具合に(予想通り・・・)、何も「穴埋め」できなかった・・・。
  
当然ながら「筆記試験」以降、音沙汰が全く無かった。。(※後に合併して同じホールディングスの傘下に。。。) 
 
けれども、僕が本命として狙っている企業たちは運良く「SPIマークシート」。
 
本命の「玩具メーカー」
 
気合を入れて、試験会場に行ったところ、「一番乗り」・・・1,000人以上が座れるような広い会場の中の、一番前列の左の席に座らされた。。
  
合ってるかどうかは分からないが、「SPIマークシート」を全部埋める。(まあ、4択とかなので当然埋められる。)
 
その後しばらくすると、自宅に電話がかかってきて、「SPIマークシート」突破!?
 
本社ビルで、一時面接が行われるようだ。
  
指定された日時に、本社ビルに行ってみると、人事部の採用担当の方と面接。
 
前の「保険会社」とは異なり、それぞれ別の日に「面接」が行われるようだ。

「就職活動」の「内定」ラッシュ

  
その後・・・
 
一次面接突破(1対1)
 
二次面接突破(グループ)
 
三次面接突破(グループ)
 
・・・第一志望として狙った企業の「内定」をもらってしまった。
 
その後も、立て続けに、各社から「内定」をもらう。
 
全く行く気のなかった、「保険会社」含めて、合計4社の「内定」を取ることができた。
 
4社中4社「内定」。
 
第一志望の会社に、「宜しくおねがいします!」と電話でお返事をして。他の会社に、お断りのお電話を入れて。ここで、僕の「就職活動」は打ち止めである。
 
大学の就職課の、職員さんに御礼も兼ねて報告しに行ったところ驚かれた。
  
以上、僕の大学生時代の「就職活動」の時の経緯。
  
前に少し触れた時に、メルマガ読者さんから、お子様がこれから「就職活動」とのことで、詳細を言語化して欲しいとのことで。当時を思い返しながら、経緯をシェアさせて頂いた。

誰も書かないだろう文章とは?

 
ちなみに、僕が「就職活動」を突破出来たポイントとしては、やはり、「エントリーシート」の過去の経験、自己PR、志望動機の言語化にポイントを絞ったことで正解だったと分析している。
 
その後、僕も実際に就職の面接官をやったりもした。
 
香港支社、中国支社では、累計200名近くの入社希望者と面接したりしたが。やはり見るのはココである。
  
そして、「マニュアル本」にも無い、「誰も書かないことを書く」というのは正解だったようだ。
 
なぜなら、「面接官」の立場から見ると、「マニュアル本」通りに、そのまま書いてきたな・・・というのは一目瞭然だから。
 
そして、この時に本格的に研究を始めた「文章」&「文章を元にしたスピーチ」は、その後、会社に入ってからの、「営業活動」という部分でも、そのまま活かされることになる。
 
文字だらけの本をまともに読めなかった僕が、

入社一年目で社内「論文コンテスト」で、金賞を取ったり。
 
営業でも、トップセールスになれたり、
 
さらには、「副業ビジネス」でもはじめた初月から稼げるようになってしまったり。
 
そういうことできるようになった原点は、「就職活動」の際の、「エントリーシート」の研究を通して、「誰も書かないだろう文章とは?」を追求したことにあると、過去を振り返って自己分析している。
 
S氏も、テレビ局の就職の際に、僕が「エントリーシート」の書き方を教えたようで。あのお陰で「合格した」と先日、セミナー帰りに東急東横線に一緒に乗っている時に言われて思い出した。
 
他にも、転職を希望されている方々の、「エントリーシート」をアドバイスしたりもして来たが、やはり上手く行く。
  
つまり、実は僕だけが書けるわけじゃなくて、「再現性のある」ノウハウの類が、そこに存在するということだ。
 
・・・ということで、これからお子様や親戚の方が、「就職活動」に臨んだり。ご自身が「転職活動」に臨んだりする場合。
 
たった数十名の枠に数千人、数万人就職試験を受けに来る中で、「内定」を勝ち取る場合。
  
ポイントは、「エントリーシート」の過去の経験、自己PR、志望動機の3点の言語化の部分に集約されて来ると思うので。ここの部分に集中して、深掘りしてみてはいかがだろうか?

追伸

あれから、21年以上が経過。。。僕も42歳になった。
 
ここに来てようやく第三者でも、「再現」できるように、全ての重要項目を、言語化することができた。
 
今日お話した、「就職活動」や「転職活動」の重要項目、「エントリーシート」の過去の経験、自己PR、志望動機の部分は。
 
僕の「文学ライティング」のノウハウをまとめ、平城寿@SOHOのネットを活用した、「安定農耕化」ノウハウと融合させた「設計図」と「活用方法」を凝縮させた。
  
『ひとり社長のための錬金術倶楽部』

10時間コンテンツの中の、

第3時間目:「「MY聖書」100版・1,000版・物語版」の中で「文章の設計図」の詳細を語っている。
 
動画収録当日、「エントリーシート」ノウハウを具体的にお話させて頂いた時に、
  
平城寿@SOHO:「えええ?過去の経験、自己PR、志望動機ってそういうこと、書くのだったんですね?私は全く気づけませんでした!」
 
・・・と、おっしゃっていた。
 
巷の「就職活動本」の中には、絶対に乗っていないお話が、「設計図」となり、僕は「就職活動」で、上手く行ってしまったようだ。
 
そして、その後の「文学ライティング」へとつながっていったことになる。
 
・・・ということで、
 
もしも「ひとり社長」として、本格的に稼げるようになりたいという場合は、1時間目~10時間目まで、全ての内容を順番を追って学んで頂きたいが。
 
もしも、これから「就職活動」をされる、お子様や親戚の方がいらっしゃる場合。
  
もしくは、ご自身が「転職活動」をされる場合、
 
「就職活動」と「転職活動」の突破だけが「目的」だという場合は、正直、「1時間目」と「3時間目」のコンテンツだけ繰り返し視聴して学んで頂くだけで「完結」してしまう。(※「2時間目」もいらない)
 
後は、「7時間目」だけ、なんとなく視聴頂ければ良いかな?
 
「エントリーシート」が「設計図」に従って、しっかりと書けるようになれば、就職先が無い・・・ということは、まず無いと思うので。
 
まずこの部分を、しっかりと固めておくことも、「将来の安心」につながるのでは無いだろうか?

  • 「就職・転職活動」の場合は、「1時間目と3時間目」でOK

  • 「内定獲得後」会社の中で出世や功績の獲得を真剣に目指す場合は「6時間目」も!

『ひとり社長のための錬金術倶楽部』
 https://renkin.jp/seminar/


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